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「高山植物図鑑」登山道の花

メギ科 多年草 濃赤〜濃赤紫 粗い集合 春先〜春 s0634
s0635
北海道から九州の、主に太平洋側に分布、里山から低山の林下に生え、背丈20−40cmになる多年草。
日本海側にも生えており、花期は4−5月、春先雪解け直後に、根茎から細長くやや硬い茎を出し、葉が開ききる前に総状花序を出し、花は花弁と云うのか?、4つに別れており先端にツノの様な筒(距)が付いている。
葉は2回3出複葉で、小葉は大きさ5−8cm、長卵形で先端は細く尖り、基部は心形、縁に鋸歯とまでは言えないが、刺状の毛が見られる。
花色が白っぽい黄色のものをキバナイカリソウと云い、赤っぽいものを単にイカリソウと言う。又、常緑のものを、トキワイカリソウと言う。
イカリソウの白花品も有るが、シロバナイカリソウと言う種は無く、正しくは、イカリソウの園芸品名らしい。
イカリソウ