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「高山植物図鑑」登山道の花

マメ科 多年草 赤系白〜赤紫 笠・球形集合 初夏〜夏 s0650 ヨーロッパからの帰化植物で、平地から500m以上でも車道脇や、時には登山道で見る事が有り、背丈20−40cmの多年草。
茎は地を這って伸び、背丈以上に長くなり、所々で分枝して立ち上がり、毛が多い。葉は長い葉柄が有り、三つ葉で中央に白い斑紋が有る。
花期は初夏から9月初め頃、花径2−3cmの球形集合花で色はピンク、花茎は長いが花のすぐ下に葉が付くので、柄はほとんど無いと言う事になる。
シロツメクサに良く似るが、シロツメクサは花柄の花のすぐ下に葉は付かないので、花柄が長いと言える。
シロツメクサはガラス器のクッションとして詰められた草だが、アカツメクサは牧草として入って来たものが広がったものだから、詰草ではないが、外観が似てその仲間なので、この名が付いている。
野生ではシロツメクサの様に、おびただしい群生は見た事がないが、今後どうなるかは判らない。
アカツメクサ
別名:ムラサキツメクサ