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「高山植物図鑑」登山道の花
キンポウゲ科 | 多年草 | 赤紫系白〜赤紫 青紫系白〜青紫 黄色系 |
5枚(裂 | 初夏〜夏 | s0682 s0763 s0731 |
北海道から九州に分布、低山から亜高山帯の草地に生え、背丈1m程度になる多年草。 根生葉は長い柄が有り2回3出複葉、小葉は扇形2−3裂し、大きさ2−4cm。 花期は6−8月、花径4−5cm程度で赤紫っぽい色、独特の角(距)を持つ形で5弁(裂、ヤマオダマキではこの色が多い様だが、北陸では少ない様で、見かけていないと思う。 北陸でよく見かけるものは、黄色系が多い様だが、距が紫褐色だったり、全体が薄紫色の上品な色だったりと言うのを見かける。 異変が多く、いろんな色が見られるらしいが、その中で、何故か黄色のヤマオダマキを、キバナノヤマオダマキとして別種扱いされる。 又、距の部分がややずんぐりして、先端が内側に強く巻き込むものを、オオヤマオアダマキとして別扱いされるが、中間的なものも多い。 オダマキの名だが、この花を、角を外側にして合わせると、昔の枠糸巻の芯に糸を巻いた状態に似ているからだと思うが、元祖糸巻きの苧環(おだまき)を知っていて、かつ描ける人は少ないだろう。 |
ヤマオダマキ オオヤマオダマキ? 上越境に有ったもので、中心部以外は赤っぽい |
ヤマオダマキ 富山に有ったもので、角状になった部分(距)が紫褐色、他は黄色 |
尾 |
称 |
ヤマオダマキ 距がほとんど曲がらないもの |
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美 |