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「高山植物図鑑」登山道の花

アヤメ科 多年草 青系白〜青紫 3枚(裂 s0739 北海道から九州に分布、低地湿原から高山湿原に生え、アヤメの仲間ではもっとも湿地を好み、背丈70−80cm程度になる多年草。
花期は初夏から夏、茎先端に径10cm程度、濃紫色(白色も有る)の花を付ける。3個の外花被片は外に反り返り、基部に白色の筋状斑紋が有るのが特徴、細い内花被片は直立する。
葉が長く、花の位置よりも葉が高く伸びるのも特色。
「いずれアヤメかカキツバタ」と言われ、見分けが付きにくいが、アヤメやヒオウギアヤメには外花被片に網目模様が有り、カキツバタは白い斑紋のみと言う事で簡単に識別できる。ちなみに、ハナショウブは黄色の斑紋になる。
「地域外、上越境で」
カキツバタ