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「高山植物図鑑」登山道の花

キキョウ科 多年草 青系白〜青紫 壷・釣鐘 初夏〜夏 s0800
s0823
本州中部から北海道に分布、亜高山から高山の岩礫地に生え、背丈20−40cmになる多年草。
葉は3−5枚輪生し、披針形で先端が尖り、茎中ほどの葉が大きくなり、長さ3−7cm、幅1−2cm、上部の葉はしだいに小さくなる。
花は青紫色の釣鐘形で先端が5裂し、茎の途中から先に1−3段程度、数個輪生させ、花冠から花柱(雌シベ)が突き出す。
萼片に鋸歯が有る事が多いと云うが、この映像では萼片に刺の様な物が確認出来るが、これが鋸歯かも知れない。
似たもので母種?のツリガネニンジンが有り、背丈が80cmを越えるほど大きく、花の段数も多い。
ヒメシャジン、ミヤマシャジンも似るが、ヒメシャジンは花柱が突き出さず、葉は互生する。ミヤマシャジンは、ヒメシャジンの変種で萼片に鋸歯が無く、花柱は花冠より少し突き出ており、太平洋側に多いらしい。
10-12-30改
ハクサンシャジン

栂?