検索ページへ  一覧表へ  富山橋トップへ 

「高山植物図鑑」登山道の花

ユリ科 多年草 黄緑系白〜黄緑
実・種

初秋〜秋
s1238
s0835
本州中部以北から北海道に分布、低山から亜高山帯の林内に生え、背丈50−80cmの多年草。
葉は互生し、基部は茎を抱き、大きさ5−10cm程度の長楕円形、やや笹の葉に似る。
花期は6−8月、葉腋に1個の花を付け、ユリ科だが、いわゆるユリの花の様に目立つ花ではなく、葉の下に垂れた花柄の先に、径10mm程度の6弁(裂、の花を付ける。果実は赤く熟し液果で長楕円形が特徴、この赤い実は森の中でよく目立つ。
タケシマランと言う種類も有って、生える場所がよく似ているが、全体的に少し小型で、(特に果実は真球形で小さい)どちらも茎が枝分かれする事が多い。
オオバタケシマラン果実 オオバタケシマラン