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「高山植物図鑑」登山道の花

ユリ科 多年草 黄緑系白〜緑

6枚(裂

実・種
春〜初夏

初秋〜秋
s0342
s0463
本州中部以北から北海道に分布、低山から亜高山帯の林内に生え、背丈20−50cmの多年草。
葉は互生し、柄はほとんど無いが、茎を抱く事は無く、大きさ3−5cm程度の長楕円形、やや笹の葉に似る。
その葉腋に1個の花を付け、ユリ科だが、いわゆるユリの花の様に目立つ花ではなく、葉の下に垂れた花柄の先に、径10mm程度の6弁(裂、の花を付ける。果実は赤く熟し液果で球形、この赤い実は森の中でよく目立つ。
オオバタケシマランと言う種類も有って、生える場所や大きさがよく似ているが、オオバの方は少し大型で、(特に実が長楕円形で大きい)どちらも茎が枝分かれする事が多い。
ヒメタケシマランも良く似ており、タケシマランより小型で、枝分かれしないと言うが、実際には栄養状態により小型化するかも知れない。
タケシマラン タケシマラン果実