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「高山植物図鑑」登山道の花

ユリ科 多年草 黄緑系白〜緑 6枚(裂 春〜初夏 s1406 本州中部以北から北海道に分布、低山から亜高山帯の林内に生え、背丈15−30cmの多年草。
葉は互生し、柄はほとんど無いが、茎を抱く事は無く、大きさ3−5cm程度の長楕円形。(縁に微細な毛(又は毛状の鋸歯)が有るとの説明が多いが、確認して撮影した映像は無かった)
タケシマランに比べ小型で、茎が分枝しないのが特徴と云う説明も多いが、栄養により小型化するのかも知れないので、これも決め手に欠ける。
葉腋に1個の花を付け、ユリ科だが、いわゆるユリの花の様に目立つ花ではなく、葉の下に垂れた花柄の先に、径10mm程度の6弁(裂、の花を付ける。果実は赤く熟し液果で少し長目の球形。
オオバタケシマランと言う種類も有って、生える場所や大きさがよく似ているが、オオバの方は葉が茎を抱き、大型で(特に実が長楕円形で大きい)、両種とも茎が枝分かれする事が多い。
ヒメタケシマラン