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「高山植物図鑑」登山道の花

ヒカゲノカズラ科 多年草 黄緑系白〜緑 穂状集合 初夏〜夏 s0876 北海道から九州に分布、低山から亜高山の日当りの良い裸地に生え、背丈10−15cm程度になるシダ植物の多年草。
茎は地を這って広がり、花穂(花ではなく胞子の穂だが)を出し、花穂には柄が有る。(花穂が2本のものを見て、枝別れ後を花柄として)
葉は杉の小枝を連想する様相で、針状で長さ3−5mm程度の葉が密生している。葉の先端は白っぽい糸状になる。
私の持つ図鑑のエゾヒカゲノカズラに極似しているが、ネットではほとんど紹介されおらず、これに似たものはヒカゲノカズラとしてあるので、私もヒカゲノカズラとしておく。
タカネヒカゲノカズラとも似るが、背丈が10cm以下と低く、胞子のう穂に柄が無いか有っても極短い事で区別が出来るらしいが、諸説が有る様だ。
刈り取っても長い期間緑を失わないと言う事で、昔から祭事に使われ、現在でもアジア各地で使われていると言う。
銘々だが、日陰の植物の意味ではなく、日の影を作る(日が有る事を表す意味)からこの名らしい。
ヒカゲノカズラ
エゾヒカゲノカズラ?