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「高山植物図鑑」登山道の花

ウコギ科 多年草 黄緑系白〜緑
笠・球形集合
実・種子
s1008
s1158.
北海道から九州に分布、低山帯上部に多く生え、背丈50−80cmになる多年草。
葉は長い柄を持ち、大きさ20−40cm掌状5裂、トチに似た葉を輪生し、中心部からひょろりと伸びた茎の先端に、球状花序を付ける。
小花は小さな5弁で緑系白、この5弁花はすぐに散ってしまうのか、雌しべだけが残ったものは見たが、開花中のものは見る事が出来なかった。
良く似たソウシシヨウニンジンとは、花の時期では区別が出来ないので、葉の特徴だけ捉えてトチバニンジンとしておく。
秋になり実が赤く熟し、全体が赤ければトチバニンジン、実の先端が黒くなればソウシシヨウニンジンと云う事になる。
この2種は、チョウセンニンジンの仲間なので、太く白色の根茎を持つのも同じと言う事だが、勿論、掘って見た事は無い。
トチバニンジン トチバニンジン 実


大?