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「高山植物図鑑」登山道の花

ハイノキ科 小高木 円錐・総状集合 初夏〜夏 s1110
s1500
関東以西から九州に分布、里山から低山の山腹から稜線などに生え、背丈3−4mになる落葉小高木。
葉は互生し広倒卵形で長さ5−10cm程度、葉先は尾状に尖っる。両面とも少し毛が有り、縁には粗く鋭い鋸歯になっている。
花期は5−6月、新枝の先に円錐花序を出し、径5−8mm程度の白色5弁の小花を咲かせる。果実は径5−6mmで黒紫色に熟すのが特徴。
サワフタギと極似していて、花時期には区別が難しいが、果実の時期、サワフタギの果実は鮮やかなブルーに熟す事で区別が可能になる。
又、サワフタギは若枝に毛が有るが、タンナサワフフタギには毛が無い。タンナサワフタギは葉の鋸歯が大きく目立つ事でも見分ける。
富山県周辺では見かけないが、クロミノサワフタギも有り良く似るが、クロミノサワフタギは葉が長楕円形で葉裏が白っぽい事で区別出来る。
タンナサワフタギ 若枝


果実