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「高山植物図鑑」登山道の花

アブラナ科 多年草 4枚(裂 初夏〜夏 s1232 本州中部に分布、亜高山から高山帯の岩礫地など草の少ない場所に生え、背丈10−20cm程度の多年草。
根生葉は狭い倒卵形で、大きさ3−5cm、基部は細くなって長め、茎葉は大きさ1−2cm、楕円形で基部は茎を抱く、葉も茎も星状毛で覆われている。葉の形状は変異が多く、大きく粗い鋸歯のもの、小さく浅い鋸歯のもの、この映像の様に鋸歯がほとんど無いものなどが有るらしい。
花期は雪解け直後、花は総状花序になり、アブラナ科の特徴、花弁4枚の十字花になり、小花の大きさ1cmを少し越える程度で白色。
誰がどう云う根拠で決めたか、母種はフジハタザオ、その変種で低山型がイワハタザオ、高山型はウメハタザオだとか。
銘々のウメの由来だが、花が白いからと云う、ばかばかしい紹介が有ったが、花の形が4弁ながら、やや梅の花の雰囲気があるから、と云うのが妥当なところだろう。
ウメハタザオ