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「高山植物図鑑」登山道の花
ラン科 | 多年草 | 黄緑系白〜緑 | 穂状集合 | 初夏〜夏 | s1236 | 北海道から九州に分布、主に低山の日当たりの良い草地や林縁の、多少木陰の出来る様な場所に生え、背丈20−40cmになる多年草。 茎にはやや稜の様な角が有り、葉は最下部の一枚が図抜けて大きくなり、長さ5−10cmの長楕円形、上の葉は小さくなるのが特徴的。 花期は5−7月、粗い穂状(粗い集合)花序になり、黄緑色の花を10個程度咲かせる。距の長さ10−25mm、水平に伸びて先端は下に垂れる傾向が有る様だ。 ハシナガヤマサギソウと葉・花が似るが、ハシナガは距が20−40mmに伸び、距全体が下に垂れる傾向が有る。又、コバノトンボソウやマイサギソウも葉・花が似るが、距が上向きに大きく反るのが特徴的。 |
ヤマサギソウ | |
金 |