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「高山植物図鑑」登山道の花

ラン科 多年草 黄緑系白〜緑 穂状集合 s1385 北海道から九州に分布し、低山から亜高山の日当たりの良い湿った草地に生え、背丈20−40cm程度になる多年草。
茎は直立し、鱗片葉はは何枚か付くものの、大きな葉は1枚しか付かないのが特徴で、葉の大きさ3−6cmで、広線形から長楕円形で鈍突、基部は茎を抱く傾向が有る。
花期は6−8月、茎先に花序を出し、疎らに淡黄緑色の小花を咲かせる。小花は同じ方向を向くものが多いのも特徴と言われるが、その傾向が強い程度に考えておいた方が良い様だ。距が20mm近くと長く、後方上に跳ね上がっているのが目立つ。
しかし、ツレサギソウ属は背丈が同じ程度なら、皆良く似ており、この映像では葉が写っておらず、距の後方に跳ね上がってい以外は決め手が無く、区別は難しい様だ。
ヤマサギソウやマイサギソウの葉や花が似ており、距の跳ね上がり方や、花の向きで区別するが、同定は難しい。
コバノトンボソウ