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「高山植物図鑑」登山道の花

キク科 多年草 笠・球形集合 s1246 本州のみの中部以北に分布するとされ、低山から亜高山の日当たりの良い草地に生え、背丈1m程度までになる多年草。
葉は互生し、長さ5−10cmで櫛の歯の様に羽状に細く深裂し、裂片にも細かな鋸歯が有り、この葉の形が特徴的でこの銘々。
花期は7−9月、上部に葉脇から枝分かれし、その先で散房状の花序になり、小花を多数咲かせる。この小花の舌状花が3mm以下と、小さい事が見分けのポイントになる。
北海道にはキタノコギリソウ、低地にはノコギリソウが有り、それらの中間種も有って、区別が出来ないほど似ており、生えている場所により区別するしか無い様だ。
ヤマノコギリソウ