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「高山植物図鑑」登山道の花

ゴマノハグサ科 多年草 赤系白〜赤紫 2枚(裂・唇形 s1261 北海道から九州に分布、低山の日当たりの良い草原に生え、背丈30〜60cmになる多年草。
この映像では良く見えないが、下部の葉は対生し、上部の葉は互生するのが普通で、大きさ3−8cm細い卵形から披針形、大きめで規則正しい鋸歯になっている。
花期は7−8月、花は大きさ2cm程度の唇形だが、横になって巴状に咲き、茎の頂上に多く付くが、茎途中の葉脇にも付くのが特徴。
よく似たトモエシオガマが有るが、シオガマギクが母種で、本州中部とその近辺に分布し、花の付き方が頂上に集中するのが特徴。
この映像だが、茎途中に一個の花弁が写っているのが判るだろうか。
シオガマギクからトモエシオガマへの変化は連続的で、大差が無いものから、はっきりと違いの有るものまで、いろいろ有るらしい。(従ってこれはトモエシオガマの枝別れしたものかも知れない)
シオガマギク