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「高山植物図鑑」登山道の花

ユリ科
サルトリイバラ科
多年草 黄緑系白〜緑 笠・球形集合 s1354 本州から九州に分布、里山から低山の林下に多く生え、巻き蔓で他の木に絡み着く蔓性多年草。
太い地下茎があり、春に勢い良く新芽を伸ばし、背丈1−2mにもなるだろうか、葉は広い卵形から披針形、葉の裏面に光沢が有り緑色、葉の付け根から巻きひげを出し、近く草木に絡み着く。
雌雄異株で花期は夏、葉脇から球形の複散形花序を出し、緑色の小花を付ける。花弁が大きく反り返り球の様になって見えるのが特徴的。
良く似たタチシオデが有り、花が咲く頃は自立している事が多く、後に巻きヒゲを出し他の草木に絡み付く、花が咲く時期がシオデの夏に対し、タチシオデは少し早く初夏になる、又、花数がやや少なく、花弁があまり反り返らないところが違う。
シオデ