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「高山植物図鑑」登山道の花

ユリ科 多年草 黄緑系白〜緑 壷・釣鐘 春〜初夏 s1423
s1480
北海道から九州に分布、普通は里山から低山の草地や林下に生え、背丈は大きいものでは1m近くに達する多年草。
茎は少し横に傾き、葉は細長くササの葉形をし、大きさ7−12cm程度。
花期は4−6月、葉腋から花柄を出し、その先が2〜3本に分かれて、緑白色の花が垂れ下がって開く。(先端から根元方向見ると1列に並ぶ)
アマドコロとは、外見では区別が付かないほど似ているが、茎を触って見ると、丸く滑らかなのものがナルコユリ、稜が有って筋っぽいのがアマドコロだとか。又、ナルコユリは一箇所の花数が多く、3個を越える事も多い。
右の映像の花柄と花の接続部を見ると、やや突起になっているが、これもナルコユリの特徴らしい。
オオナルコユリも有り、ナルコユリより大型になり、1mを越えると言うが、同じ程度の大きさなら見分ける事は困難。
ナルコユリ