検索ページへ  一覧表へ  富山橋トップへ 

「高山植物図鑑」登山道の花

ニシキギ科 低木 茶褐色〜黒系

5枚(裂

実・種
初夏〜夏

秋〜晩秋


s1460
本州から九州に分布し、低山の沢沿いにばかりでなく、林縁などに生え、背丈1m越え程度になる落葉低木。
枝分かれが多く、枝は緑色で葉は対生し、大きさ4−8cmの卵形−長楕円形で、先端は尖り細かい鋸歯になり、厚みは薄く両面とも無毛。
花期は6−7月、葉脇から2cmほどの花柄を伸ばし、先端に1−3個の暗紫色5弁、径10mmほどの花を咲かせる。果期は10月、径10mmの球形刮ハで、熟すと5裂し中から鮮やかな朱色の種子が現れる。
ムラサキマユミとよく似るが、ムラサキマユミは常緑低木で、サワダツより背が低く小型。
別名は枝が緑色と云う事でアオジクマユミ、この方が判りやすい。
サワダツ 実