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「高山植物図鑑」登山道の花

セリ科 多年草 笠・球形集合 夏〜秋 s1594 東北地方から中部地方に分布、山に自生も有るが、畑で栽培する事が多く、日当たりの良い草地に生え、背丈50−80cm程度になる多年草。
花期は7−9月、茎先に径10−15cmの散形花序を出し、花径5ー6mmの白色小花を数多く咲かせるる。
葉は3出複葉で互生し、小葉は2つか3つに深裂し、茎下葉は大きく茎上部になるに従い葉は小さくなり、2つか3つに深裂した小葉だけになる。
表面には光沢が有るはずだが、現地でもこの映像でも光沢は感じなかった様に思う。
全株に芳香が有り傷つけると更に香りが強くなると言うが、現地で確かめる事は思いつかなかった。。
根を乾燥させたものを生薬で当帰(トウキ)と言い、婦人科疾患の薬とされる。
この映像は伊吹山頂上付近で群生していたものを撮ったが、その時はセリ科の何か?と思ったが、帰って調べればすぐ判ると思い、いろいろ詳しい撮影をしなかった。
帰ってから調べたがどうしても判らず、少し似ているミヤマトウキにしようと思ったが、それともだいぶ違う様に見えるので、イブキトウキにしようともしたものの、正しくはイブキトウキはトウキの別名としトウキと区別しない事が判った。
追加映像はブログも参照下さい
トウキ(イブキトウキ