もうひとつのカタナプロジェクト



5.シェイクダウンとその後の改良など(2004.6.23初稿)

私、まったくの「ど素人」なので、用語の使い方とかパーツの名前とか間違って使っている可能性があります。ウソは書いていないつもりですけど、書いてあることを鵜呑みにしないでください。また、加工方法などにショップのノウハウ(商売となる部分)がちりばめられている場合がありますので、具体的な方法を公開できない事例もあります。

 車検は取れましたので、とりあえずその辺りをライダーに乗ってもらいました。基本的にはOKらしいです。パワーもそれなりに出ているとのこと。ジェッティングが少々濃い目らしいですけど、飛騨と鈴鹿じゃ標高差がずいぶんありますから、鈴鹿を走ってから判断することに。

 さて、その鈴鹿でのシェイクダウンですが、同じチーム員が6月13日のスポーツ走行日に走るってんで、同行することに。実は、走行枠が予約で埋まってしまっていて、キャンセルが出ない限り走行できないんですけど、ひょっとして走れるかも、と淡い期待を抱きながら鈴鹿へ向けて出発。
 すでに保安部品を外し、フロントのゼッケンプレートを装着し、ゼッケンプレートの耐久テストも行うことに。

 4耐/8耐が近いせいか、パドックは大盛況。おまけに梅雨の最中だというのに雲ひとつない晴天。これじゃキャンセル出るわけないですね。
 とりあえず朝いちの下見走行は走らせてもらえるらしいので、準備をすすめます。で、コースインしようとしてオフィシャルからライダーに言われた言葉。「下見走行はいいけど、アンダーカウルなしだと走らせないよ。」
 もうアンダーカウルは強く推奨じゃなくて必須のようです。社長ぉ〜。
 レーシングスピードには程遠い下見走行を終えたライダーの感想は、

 まったくダメってことがなくて一安心。
 ライダーもずいぶんやる気が起きてきたようで、早速次の練習走行日を予約してました。
 それまでにアンダーカウル取り付けしないと。

 さらにピット作業(給油)の練習もミーティング時に行いました。

 次のスポーツ走行は6月22日鈴鹿サーキット南コースです。

 鈴鹿南コースは左回りかつツイスティなコースなので、カタナにはつらいものがあります。
 今回のスポーツ走行は平日でしたので、私は参加することができず、頃合を見計らって電話で状況を確認してみました。その結果、

とのことでした。
 詳しい話は出発前の最終ミーティングで確認することにして、それまでに細かいセッティングを社長に詰めてもらうのみとなりました。

 いよいよ本番です。







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