架空書評勝負 御題一覧


ケイセン文庫・解説目録より
完全なコンピュータ支援により、住人の誰もが無謬を保証された町。ほんの小さなトラブルに巻き込まれた男は、町の完璧な論理によって、身動きの取れない泥沼に引き込まれてゆく。無謬の町全体を相手に取った闘いが今始まる。悪夢の論理を相手に絶望的な戦いを挑む表題作をはじめ、狂気と幻想と活劇のSF短篇九篇を収録。
著者略歴
1967年生。東北大学大学院理学研究科卒。作家。主著書、『老鬼伝』『ユグドラシルの夢』『追憶の宇宙(そら)』『神々が嘲笑(わら)う時』、他。
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表紙カバー見返しより
 このところずっとボクは睡眠不足だ。妹のターシャが、毎晩変な寝言をしゃべり続けるからだ。ところがある晩、ボクの夢が妹の昨夜の寝言そっくりになっていることに気がついた。しかも町中の子供たちが、同じ夢を見ているというんだから、いったいどうして?
 ――夢の中を舞台に繰り広げられる大スペクタクル。奇妙な怪物たちと子供たちの大冒険とは。夢と希望に溢れ、ちょっぴり悲しい傑作ファンタジー。(中学生から)
裏表紙カバー見返しより
 船井 香(ふない かおり)
1956年福島県いわき市生まれ。1987年『にじいろのこどもたち』であさぎ幼年児童文学賞佳作入選。『アニタの鈴』『猫屋敷』などがある。『バンシーの夜』は初の長篇。
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由文社海外ノベルズ選書・解説目録より
普通の銀行で普通の銀行員をしていたディック・フェトルは、突如時間警察に捕らえられ、真っ赤な毛皮と銀色に光る目を持つ火星猫と、体表に無数の目を持つ三本足のスーラミア人と共に流刑囚として地球そっくりの惑星に送り込まれた――現代の宇宙SFの旗手が時間テーマを織り交ぜてスペースオペラの新境地を切り開く!
著者情報
1950年ミズーリ州生まれ。78年に短編“Stars on Planets”(未訳)でデビューしたが、その後すぐに掲載紙がつぶれてしまった。次に〈スコット〉誌で「それでも銀河は回っている」で再デビューし、注目を集める。代表作といえばヤードリー記念賞など三賞を受賞している《オリエンタル宙域》シリーズだが、日本海外SF大賞短編部門を受賞している「暗黒星雲の光」も有名。宇宙を舞台にした壮大で明快な物語が特徴だったが、最近は「ウルムルル」「それは誰だ」など、幻想文学に分類されるような作品も書いている。
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アラカワSF文庫NEXT・解説目録より
原因不明の奇病により、臓器が崩壊して人々を死に至らしめる未来。地上の都市では軌道企業の供給する人工臓器を巡る争いが絶えることはなかった。ニューオオサカの新米刑事デッカードは違法改造サイボーグ集団<メス>による凶悪犯罪に敢然と立ち向かう。そんな彼の前に現れた女刑事アキラ。彼女こそサイボーグを越えた能力を持つ警視庁の切り札、ハイッバーマンだった!電脳アクション巨編。
著者情報
1969年ハワイ・オアフ島出身。カリフォリニアで電子工学を専攻し、外資系コンピュータ会社に勤務。現在、日本人の夫と二人の子供と共に大阪で暮らしている。
95年に短編“Stand on Matushima”(未訳)でデビュー。その後、デジタル誌やサイ&ファクト誌に次々とコンピュータを題材にした近未来SFを発表。長編デビュー作の本書でギブスン賞処女長編賞を受賞した。今最も注目すべき作家である。
訳者情報
造語やテクニカル・ターム満載の難しい本を訳せるのはこの人しかいない!イサク先生が手がける本はいつもこんな本ばかりだ。
文庫帯より
「サイボーグを超えた」
女電脳刑事の戦いが始まる!
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内容紹介
世界初の宇宙旅行艇・宙征丸で恐しい事件が! 歪む空間、忽然と消失する人々、暴かれる宇宙の秘密、そして……。宇宙規模の悪魔的犯罪を繰り出す大悪人に、天才博士・神藤黎太郎が対決! 神藤は果たして、人類を救うことができるのか!?
昭和13年「くらいむ」誌に発表された幻の空想科学探偵小説を完全復刻。巻末には詳細な解説つき。
著者情報
全く不明。小説としてはこの一作しか知られていない。
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