何の役にも立たない北海道旅行記(汗)

 第2部

 苫小牧〜釧路〜厚岸
 フェリーターミナルから出て、そのまま市街地とは反対方向へと走ると、程なく郊外に。
 真っ直ぐな北海道のの道路を気持ち良く走る。

 このときのBGMが「RailWay」のOPだったんですが、これが非常に良い曲です。
 確か舞台が北の廃線になった駅だったと思うので、今回の旅行と合ってました(?)
 最近のゲームはボーカル曲がよく付くようになったのですが、時々このゲームのどこをどうみたらこんな曲が
付くんだろう、という代物がついて来る事もあるのでそれはそれで面白かったりします。
 そのあたりのお話はまた別の機会に。

 さて、これからがひたすら移動に次ぐ移動。

 ちょっと手元に地図がある方は見ていただきたいが、苫小牧は北海道の札幌の南、どちらかというと
北海道のやや西よりに位置しています。
 で、その日の宿として予約してある厚岸の街は、北海道の東にある釧路市よりもさらに東、直線距離でも
軽く300キロオーバー。
 それを山の中の国道などを駆使して行くとなると・・・殆どノンストップ状態でした。
 まさしくジッピーレースやOutRun状態(汗
 ただし車をぶつけたら即ゲームオーバーなのがゲームとは非常に大きな違いですが(当たり前か)

 苫小牧のフェリーターミナルを出発したのは午前11時。それからひたすら走って厚岸の町に到着したのが
午後6時。その間コンビニで軽食を取ったりしたのが15分位でした。

 苫小牧から日高を通り、帯広を道東道でショートカット、そこから本別、白糠と内陸地を快調にはしって
「お、これなら余裕で夕方前に厚岸には着けるかな」と思っていたのですが、釧路近辺に近づいたところで
渋滞につかまってしまいました。
 まぁ、そのおかげで国道沿いに広がる湿原風景などをゆっくり見物することができましたが。(汗)
 国道沿いでもう十分に自然を堪能した気分になってました>私
 実は、厚岸で一泊した後に釧路に戻って湿原を見物しようかとも思っていたのですが、これで満足してしまい、
予定を変更することにし、夜に旅館で再検討することに。
 ただでさえ見て回る予定の場所が少ないのに、これ以上減らしてどうするんだという気もしますが・・・

 苫小牧から走ってい思ったのですが、北海道の町は市街地から少しでも走ると
 その後、何とか渋滞を抜け、厚岸駅と道路を挟んで向かい側にあるホテルにチェックイン。

 久しぶりに車を降りても、船からも含めて2日間揺られ続けたせいでずっと体が揺れているような気分で
体の調子がおかしくなってました。
 その為、夕食に出た大きな岩牡蠣や蟹を食べることができず、悔しい思いをしながらその日は早めに就寝しました。

 翌日。
 いよいよこの日から観光地巡りの旅に。
 (別名、名場面3Dリプレイモード・・・)

 普段なら出勤するはずの時間にホテルを出発し、まずは昨日の夜にチェックしてあった「あやめヶ原」へ。
 ここは厚岸の町からも非常に近く、ホテルを出てから10分前後であっというまに到着。
 さすがに平日の午前8時ということもあって、駐車場には私の車以外にはキャンピングカーが1台だけでした。

 雑誌に載っている観光地なので、駐車場の脇には売店などもちゃんとあって、朝早く私が行った時にも既に
開店していましたが、むさい男が一人旅で来るのを不思議そうに見ていました(笑)
 ・・・もしかしたらそのまま崖からでも飛び込むのかと思われていたのかもしれません。

 そんな人気の殆ど無い入口の木枠のゲートを明けて、2、3分歩くとそこには視界に広がる緑の草原が。
 大きな木などが無く、ここはただひたすらに見渡す限りひたすら続く草原。
 そして、その草原が終わるところからは今度は波もあまり目立たない穏やかな海がつながっていました。

 ちなみにゲートはこんなのでした。

せっかくだから、俺はこの扉を選ぶぜ(謎)

 自分が歩いてきた道と、端のほうに見える厚岸の町を見なければ、ホントに違う世界にでも来てしまったような
感覚すら味わうことができました。


 ちなみに、このときに頭に浮かんだのは「ロードス島戦記」とそのop曲でした。

 「フェ○・ウォンの歌が流れるあのCMのシーンじゃないの?」というツッコミもあるかと思いますが、
あのシリーズとかエニ○クスのあのシリーズとかは1度もプレイしたことが実は無かったりします>私
 ○ニックス自体は初のコマンド選択式ADVのソフトからプレイしていたりしてなじみは長いんですが・・・

 そういえば、ライトファンタジーが好きな私にとって、最初の1冊目がこの「ロードス島戦記」の第1巻です。
 今から10年以上前の中学時代、普通高校に行くのが嫌でちょっと変わった高校を受験した結果、電車を4本乗り継いで
片道2時間半の通学生活を始めた時に、時間つぶしにと読み始めたのが小説好きになるきっかけでした。
 それから笹本祐一や菊地秀行、田中芳樹に冴木忍と手当たりしだいに読みまくってました。

アレクラスト大陸から望むロードス島(嘘)
 やはりポリゴンキャラよりも出渕裕や田中久仁彦とかのイラストが似合いそうです>自分的には

 さらに余談ですが、本当は八○子付近にあるロボットコンテストとかのある学校に入る予定だったんですが、
合格通知をもらった後で親の反対によって辞退せざる得なかったという経緯があります(^^;
 もしそうなっていたら、どういう人生を歩いていたかと考えるとちょっと気になります。

 ・・・それはさておき。

 そういった良い場所を見て幸先の良いスタートだったんですが、このあとは天気に祟られました。
 そのまま東のほうへと走り続け、霧多布岬についたときにはその地名の通り周囲は完全に霧の中。
 その名の通り霧の名所(?)なんだからしょうがないですね。

 ・・・ほとんど霧なので写真は省略(汗)
 
 で、気を取り直してそのままさらに東へと移動して、根室の市街地を通り過ぎ、北方領土と目と鼻の先にある
納沙布岬へと・・・着いても結局霧だらけで何も見えませんでした。 
 仕方なく晴れた日の写真が展示してある「北方館・望郷の家」へ向かい、写真とその歴史資料などを見物してました。
 そして、土産物屋をみたりしてるときに、ちょっとトイレを探しに歩いていたら大きな建物があったので入ってみたら
そこは「根室市観光物産センター」でした。別の海岸よりの土産物屋はそこそこ人がいたのに、ここでは店員以外では
トイレを探しに来た私と自衛隊員が数人だけ(^^;
 そういえば駐車場に自衛隊のトラックがありました。
 常駐してるのかどうかは聞かなかったので判りませんが、お勤めお疲れ様です。

 結局霧が晴れそうも無かったので少し見物してからまた厚岸の宿へと戻ってこの日は終わりました。



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