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ボツハガキ供養塔
「そして明日は日曜日」そあに川柳98年以降

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(98年1月3日)
・鏡餅 腹に祭って はや5年
・それ以上 塗っても無駄よと 鏡言い
・ブティックの 鏡は不思議と 似合わせる
・鏡台を 息子に奪われ 母ブルー
・内視鏡 飲んでお酒を 飲めぬ歳
・この顔に モザイクかければ セクシーよ
・伸び悩む 消費を支える お年玉
・銭湯の 鏡で見比べ うなだれる
・10代を 過ぎれば醜い 潜望鏡
・成人の 振り袖の下 岩田帯

(98年1月10日)
・雨上がり なにげに見つめる 水鏡
・鏡見て シャズナに負けねと 言う娘
・そのうちに 政党数が 議席越え
・パソコンの 誤字がギャグより 面白い
・リストラで いい人ばかりと お別れし
・年賀状 たまにはお寄りと 15年
・風邪ひきも もらった相手で ちとうれし
・歯ぎしりも いびきも君なら オルゴール
・当たらぬは シノダの予想と 宝くじ

(98年1月17日)
・湯気越しの 白い肌なら まだ見れる
・混浴に 男ばかりで にらみ合い
・打たせ湯の 水圧に負け 肩が凝り
・混浴用 タオルの幅が ちと長い
・湯上がりの あれこれ思い のぼせきる
・にごり湯で 見えぬ2人が にごり足し
・日替わりの わが家の温泉 80円

(98年1月24日)
・湯ノ花と 思ってすくえば 人の垢
・お湯抜いて 掃除してから あがってね
・国道も 浴衣で渡る 温泉場
・男湯に 掲げる効能 婦人病
・大臣が 辞めても 代官 素振りする
・収賄の ケタで 役人 ランク見え
・いただきます ラップとトレイに 手をあわせ
・ねぇ父ちゃん ここの温泉 色ないの?
・ジャグジーで おなら まだしも それやめて
・えっ?温泉 ツアーの前に ダイエット
・美人の湯 あなたは無理よと お湯が言い
・揚げ足と ご機嫌取りが 出世術
・豆まきも 掃除の都合で 皿にまき
・そう言えば 昔あったわ たまごっち
・両親の 顔で受験の 結果知り

(98年1月31日)
・そこいらの 少年 突然 鬼になる
・食って寝て 太ってグチ言う 鬼瓦
・父さんに 職場も家庭も 鬼ヶ島
・うちではね 毎年 鬼が 豆まくよ
・鬼よりも 貧乏神を 退治して
・飲み過ぎて 赤鬼 金棒 振るばかり
・この鬼に もう被されぬ 角隠し
・もてぬほど 「チョコなどいらぬ」と 言い回り
・バレンタイン 十月十日で クリスマス

(98年2月7日)
・鬼よりも 恐いぞ子供の バタフライ
・ねぇあなたん 父さん拒んで 母は鬼
・鬼は内 桃太郎すら 見ぬ振りし
・鬼ヶ島 霞ヶ関に 永田町
・バレンタイン いやな上司にゃ 値札つき
・卒業の ボタンの予約を 受付中
・ぴかちゅうに 体型似てても 人気なし
・春までに なんとか痩せると 鬼になり
・長野記念 今日の弁当 日の丸よ
・カーリング スポーツ用具か? あのホウキ
・土曜日で 義理をスリム化 バレンタイン
・春一番 うきうきずるずる 花粉症
・この競技 見るのも聞くのも 4年ぶり
・受験生 見るなよ長野は みな滑る

(98年2月14日)
・口車 乗せたつもりが え?援助?
・助手席に 乗せる子なくて ただ洗う
・乗るまでの 調教楽し すぐ飽きる
  ・乗りこなす やつがいるなら 不倫しな
・酔って乗り 目覚め 顔見て 地に落ちる
・飛行機に 乗るに 数珠持ち 十字切る
・乗ってみて 降りるに降りれず この会社
・会陽見る 女性の視線が 斜め下

(98年2月21日)
・波に乗り スノボ始めて もうギブス
・乗るだけで 一仕事だね この四駆
・乗り切れぬ 時代に飲まれ 枯れて朽ち
・乗ったらね 長男できると 言うけれど
・乙姫に 亀乗るネオンの 竜宮城
・かぼちゃくん 12時すぎれば 姫の馬車
・どことなく 言葉ヤらしい モモ・節句
・雛人形 出して 押し入れ 人が寝る
・恐いのは 子供のナイフと 明菜ちゃん
・卒業で 忘れないわも 3日まで
・風邪ひきを 睨むお前が 持ち込んだ
・げっ春じゃ どうしてくれよう 肉襦袢
・乗り遅れ 顔は平静 肩で息
・人生に 欲しいね乗り換え 途中下車
・母さんが 単車に乗れば 道 渋滞
・ガソリンの 値段につられて 遠乗りし
・ヒデカズと サリナがどぉして 標準語
・エレベーター 乗って無言の 25人

(98年2月28日)
・守られぬ ありがと、次は..の 口約束
・食うわ食う おごりと聞けば 口閉じず
・燃え上がり 溶岩飲み込む 噴火口
・社宅口 朝のバス停 序列あり
・がま口も 夜のお口も 閉めたきり
・これ入口? それは出口よ ちょっと前
・ムカつけば 口より先に ナイフ出る
・なんにでも 口は挟むが 手は出さぬ
・玄関を パパが出て呼ぶ 勝手口
・1本の 髪の毛 喧嘩の 口火切る
・ごほんグシュン ずるずる痒い 春の風
・顔知らぬ 友達 大勢 ディスプレィ
・手に口に 値段つけちゃう つい癖で
・この口に 蓋していれば もう課長
・口ほどに 物言う俺の この蛇口
・口元に きらり輝く 縮れた毛

(98年3月7日)
・減らず口 比例するよに めかた増え
・一口の つもりで 気づけば 一袋
・おつり口 ないはずだけど 触れてみる
・吸い口の 紅の赤さに 胸躍り
・ビデオほど 口は活躍 してないぞ
・春の日に ひねもすのたり 教習車
・引っ越しを 笑顔で見送る 妻と子ら
・さあみんな カタカナ川柳 考えよう

(98年3月21日)
・サクラサク 便り来ぬまに 桜咲く
・春物を 出して慌てて 食事抜く
・首くくる 責任もなく 鼻毛抜く
・通学路 子供に注意の 意味深い
・マラソンを 見て大小と 言う女
・タイトルが 2時間分の テレビ欄
・主観的 美男子 化粧が 逆効果
・フレッシュマン 慣れぬ敬語が 自分向き

(98年4月11日)
・サウナ風呂 挟まれ出られぬ 花吹雪
・花散りぬ 予定の花見は 決行し
・ばあちゃんの 自慢は乳首の 桜色
・桜・藤 あやめと続く 花見酒
・湿地帯 苦難の末に 花の蜜
・葬儀屋の 菊摘む手際に 皆見入り
・夜に咲く 花と言うけど 枯れている
・立てば樽 歩く姿は ドラえもん

(98年4月18日)
・薬局の 店番 女性で 買えぬ箱
・お薬の ために飯食う おばあちゃん
・子供には 目に毒 大人は 目に薬
・金(きん)の箱 値段で効くよな 飲み薬
・座薬持つ 看護婦ニヤリと 悪魔顔
・薬じゃと ヌルヌルばっかり 食うオヤジ
・ヤケドには これが薬と 人それぞれ

(98年4月25日)
・シップ薬 剥がす痛みが ついクセに
・水虫に 薬塗る父 顔キリリ
・先生の 薬に勝る ナースの手
・薬局で ここで飲むかと 見透かされ
・百薬の長で100越す GPT
・薬箱 亀・鹿・ヘビと 揃い踏み
・超美人 目薬指すとき 口があく

(98年5月2日)
・子供より 親のしつけに 目を覆う
・我が子には 甘いが よその子 鼻につく
・ビラもらい ダイヤルしてみりゃ 自分の子
・子供部屋 掃除する母 鑑識課
・風呂で見た 息子の息子に 父 無口
・まだ子供 もう大人よと 二枚舌
・いじめっ子 技術は たいがい 親譲り
・我が息子 今宵も寂しく 一人立ち
・子はかすがい 言いつつ別れて 飯の種
・子宝に 子宝授かり 親 なみだ
・小児科で 一人泣かせば 起爆剤
・へたりこむ 子供の視線に 目をそらし
・子供だもん 名前は出ないぞ いっひっひ
・子供服 4万5万で 父ジャージ

(98年5月9日)
・だめでちゅょ〜 傍目は間抜けな 子煩悩
・子の遠足 パパも朝飯 たこウインナー
・パソコンに リモコン・ビデオ 子が先生
・お腹の子 喜ぶパパに ママひやひや
・子供部屋 鍵かけはじめりゃ もう大人
・子を抱いた 母の強さは 熊ごろし
・優良児 意外とクラスで 嫌われる
・油断して できた子供も またかわい
・男風呂 竹の子キノコ ウツボ亀
・脇役の 我が子が主役の ビデオパパ
・孫を抱く ばぁさんシワが 顔囲み
・母の日の 効き目を切らす 中間試験
・披露宴 友人席は 見合い場
・かあさんを 黄色に塗ったら ピカチュウだ

(98年5月19日)
・酒・女 「芸のこやし」と うちのパパ
・玉乗りの 曲芸 ゆさゆさ バスト揺れ
・芸術の ために脱いでも 見る側は
・東京の 女子アナ 気分は 芸能人
・芸人は 受けない売れない すぐに脱ぐ
・学芸会 家来・動物 僕の役
・腹芸を やりたくないのに はまり役
・ナンパ師は 言葉の匠 職人芸
・お土産の 全国共通 手工芸

(98年6月6日)
・ラッシュアワー もち肌オヤジが ちょっとイヤ
・肌のツヤ なくなる分だけ おでこテカッ
・腹だけは V6より 肌黒い
・肌はダメ 老けたわ 勝負は 粘膜よ
・好きな色 肌色桃色 ピンク色
・遠目には きれいな山肌 ゴミの山
・映画見て 立つのは鳥肌 そしてナニ?
・干してある 肌色下着の 伸び哀れ

(98年7月25日)
・薄氷を 踏むたび割れる この人生
・朝帰り 氷の微笑が しんと待つ
・晩飯の 餃子 芯には 氷あり
・かち割りを 買って 味はと 文句いい
・赤・緑 冷たい舌ねと からむ夏
・凍らせた バナナやナスビは どうかしら
・生足に とまる蚊を見て たたきかね
・家の前 ラジオ体操 超迷惑
・花火見ず 夢中の2人を 見るオヤジ

(98年8月1日)
・ラッシュアワー 押されて嬉しい キャミソール
・クーラーも 効かぬ2人で 汗みどろ
・街で見ぬ 坊主が揃う 甲子園
・球児らが 子供に見えて 歳をしる
・夏祭り 食べ物持参で 身を守る
・見せに行く 見に行く 泳がぬ 夏の海
・帰りには 帯の結びが 変わる娘(こ)ら
・金魚すくい 夢中で浴衣の 裾全開
・体温計 測る前から 微熱あり

(98年8月29日)
・合コンで あんぐり見ている 一人勝ち
・勝ち負けに 熱さ変わらぬ 阪神ファン
・銭湯で 「勝った!」と見上げりゃ 顔で負け
・やっとこさ クーラーに勝つ 秋の風
・妻に勝つ 夫の武器が 「ないアグラ」
・イスラムに 勝てど 女は 食い下がる
・「愛は勝つ」 勝ち逃げしたのか あの歌手は
・夏やせも なしに 味覚の 秋迎え
・あえぎ声 彼女に勝って バカにされ
・ミサイルで 勝負したあと 何残る
・身勝手に 税金使って 高楊枝
・声でかい 態度でかいの 勝つ社会
・尻拭い 自分でするよじゃ 勝てません
・夏の恋 そろそろ届く 請求書
・ダパンプを カラオケしたら 歌詞余り
・巨大亀 見つかる前に 亀饅頭

(98年9月5日)
・ビデオほど 出さない声が ちと不満
・隣から 毎晩聞こえる 猛獣ショー
・到着の 声で目覚める 優先席
・安ホテル 隣はビデオか 生声か
・初対面 いくらでいいの?と 第一声
・変声期 終わらぬドナルド 三宅健
・パパとママ 毎晩2人で どこイクの?
・モシモシと 声作るほど ご年輩
・お出かけは 鍵かけ声掛け ジュース持参

(98年9月19日)
・間違いに 気づき 意地張る 頑固者
  ・道違え 行き先変える 頑固者
・頑固でも デブでもハゲでも 金あれば
・5、6年 頑固にハタチと 言い続け
・ミサイルを 衛星と言う 頑固者
・頑固です 口はきかねど 夜は夜
・日本では 総理に女も ワナかけぬ
・頑固もの 大腸小腸 十二指腸
・ドラマすら 頑固親父は 影ひそめ
・警報を 早く出せよと 子供たち
・雨は降る 給料少ない 家で寝る
・国産の 松茸どうです タダでっせ
・文化祭 文化がないほど 盛り上がる

(98年10月3日)
・男変え 化粧も服も 過去も変え
・人により 名前も歳も 変えるわよ
・番号が 変わり2人の 糸切れる
・カードごと 変えた暗証 みな忘れ
・正論や 本音ばかりじゃ 職変わる
・結婚で 変わる体重 面の皮
・クラス会 変化の違いが 髪に出る
・不況でも 変わらないのは 政治だけ
・変化球 夜のピッチャー 腰故障
・変わらない 女心に 飽きの虫
・肝硬変 おどされビールを ワインにし
・変わらない つもりが がっくし 運動会
・写真見る 医者の変化で 胃が痛む
・向きを変え 相手を変えた 気で2回

(98年10月17日)
・サウナ出て 汗よりビールで 腹膨れ
・ギャラリーが 客より多い 露天風呂
・風呂を出て 部屋を探せど 彼女消え(実話)
・混浴も 膨らむ期待は 入るまで
・風呂上がり 眉毛どころか 知らぬ顔
・うちの風呂 あのイス欲しいが 言い出せず
・妻は寝て 父さん裸で 風呂掃除
・風呂入り 手鼻かむ子に 夢が覚め
・銭湯で イザムや美川は どっち行く

(98年10月31日)
・赤札に つられ買い込み タンス肥え
・なぜかしら 値札の値段は 向こう向き
・値札見て 広げた服を 即たたみ
・札入れが 札(さつ)より札(ふだ)で 膨らむの
・48 言うが 手持ちの 札2枚
・札付きの 女、道路で スパゲティ
・見合い写真 赤札処分も 売れ残り
・守り札 天童よしみの ブロマイド
・もらっても 困るホテルの 割引券
・相手なく 見切り発車で セータ編む

(98年11月14日)
・湯煙と 美人で1本 はいドラマ
・朝ドラと 橋田壽賀子は セットちゃち
・ドラマほど 食卓囲む 家族なし
・ドラマでは 隣の主婦は みなヤなやつ
・盛り上げて CM明けたら 肩すかし
・人生の ドラマ山なく 谷ばかり
・ラベルには 大きくドラマと 書くテープ
・同窓会 顔が頭が みなドラマ
・ドラマでは 住宅事情の いい東京
・主題歌と ドラマを替えても 気がつかぬ
・子が受験 夫婦のドラマは サイレント
・キミに触れ ドラマチックに 変わったよ、ほれ
・ドラマより ほんとの事件が ドラマチック

(98年11月21日)
・そのうちに ドラマに出るぞ あの専務
・見たいのは 胸元腰つき そして脱ぐ
・ドラマより 主題歌先に 決めるのか
・追い込みよ サンタ探しも レベルダウン
・ドラマより 話題になるなら 私生活
・さぁ濡れ場 CMあけたら 終わってた
・見てみたい 岡本信人の ラブシーン
・現実は 印籠出しても 黙秘権

(98年11月28日)
・リモコンと ミカンと炬燵で 冬ごもり
・超ミニが 炬燵に入って ネコ鼻血
・家族5人 父が炬燵の 足を抱き
・屁をこくな 靴下脱げよと 炬燵ネコ
・痩せたいわ 炬燵で通販 電話する
・クリスマス 今年も炬燵で 一人鍋
・炬燵より 肌の温みで 汗をかき
・炬燵出し 同心円に 物並ぶ
・無理だよぉ 炬燵じゃお尻を ヤケドする
・ニュー炬燵 赤くないから 見えないじゃん
・彼女んち こっそり炬燵の ニオイ嗅ぎ

(98年12月19日)
・政治より 進むアダルト 国際化
・キリストの 生誕祝うと 次 稲荷
・収録の 番組 むやみに 正月風
・3が日 金土日じゃ ちょっと損
・子が離れ コンビニおせちの 老夫婦
・パソコンも 年に一度の 筆ソフト
・ラーメンの 人気 カレーが 帳消しに
・前回の ウサギの絵柄を また使い
・クリスマス 目指した手編みが バレンタイン
・年1度 小林幸子と 年賀状
・冬休み 景気がいいのは 子供だけ

(99年1月2日)
・ガキいない 仕事始めに ホッとする
・年賀状 よかった生きてる この人も
・とんど焼き ダイオキシンを 心配し
・寝正月 お腹に移る 鏡餅
・初夢も 見る間与えぬ 初しごと
・かき初めと 右手見つめる 独り者
・カルタとり 向かいでやりたい パイレーツ
・いつまでも 正月気分は テレビだけ
・初詣 相手がおらず 週ずらす

(99年1月9日)
・晴れ着着て 「千歳飴は?」と 新成人
・晴れ姿 顔は見えない スキー場
・男だけ 晴れ晴れと寝て ふてられる
・晴れ着着て しゃがんで携帯 新成人
・気が晴れず 夜にぶつけて 喜ばれ
・あの総理 催し物だけ 晴れた顔
・景気には 晴れ間 見えぬか 今世紀
・晴れ間見て 車洗えば なぜか雨
・晴れ上がり 禿げたオヤジが ハレーション
・若の花 晴れのち曇りか 土砂降りか

(99年1月16日)
・ハレの日の 空気凍らす 黒田節
・冬晴れに 吐く息白く 屁も白く
・疑いが 晴れて 戻らぬ 元の仲
・合格し 晴れておバカへ 第一歩
・ハレの日に 腫れるほど燃え 腹が腫れ
・晴れ着着る ために2ヶ月 ダイエット
・晴れ着着て 脱いだ頃には リバウンド
・卒業の 晴れ着仕立てど 職はなし
・披露宴 友人席の 長(おさ)となり
・1/23 なにかと記念に せがむ彼

(99年1月23日)
・固さなら 石に負けぬが エノキダケ
・宝石を 買おうか埋めよか どっちいい?
・あんいやん 電光石火で あきれられ
・ホッとする 誕生石が トルコ石
・宝石も バッグも買って お友達?
・1人だけ 石で追われる 雪合戦
・石頭 頭の中は 真空管
・墓石の 予約割引 首ひねり
・苔はえぬ 転がる石だが 定職なし
・胆石も 我が身と思えば いとおしい
・石坂も 石田も若いな 50だろ
・明るいね 老後は安心 藤圭子

(99年1月30日)
・大予言 隕石よりも クビこわい
・捨て石が 多いぞ 本丸 崩れぬか
・記念日を むやみに知らせる 宝石屋
・石鹸の 香り残せぬ 秘めた夜
・石畳 ヒールのミニの あとを行き
・いい子から さらわれ残るは 化石だけ
・石ならば 蹴れるに 怖い 座るやつ
・石のよな 身体を開く 達成感

(99年2月6日)
・快楽の あとに風吹く 独り者
・悦楽と 言うよな快感 道通し
・楽隠居 させてくれない バイアグラ
・携帯の 音楽 俺のは なんだっけ
・チョコなしも 休みが言い訳 気持ち楽
・行楽に 行ったと言いたい デカ袋
・王者落ち 設楽の去就も 気にかかる
・すぐそこに あれど行かない 後楽園
・音楽の 教科書段々 カラオケ化
・先見えず お気楽捨てて 共稼ぎ
・土俵より 外が話題の 千秋楽
・楽しさも 心も身体も 金次第

(99年2月20日)
・さよならを 言えず煙草を もう1本
・喫煙所 狼煙のように 場所が知れ
・水戸黄門 湯煙なければ ファンが減る
・煙出ちゃう そんなに出し入れ したらイヤ
・征服感 くわえ煙草で 肩を抱く
・煙幕の ビデオで煙突 そそり立つ
・この煙 税金借金 国のため
・焼き鳥の 煙 オヤジの 誘蛾灯

(99年2月27日)
・子は自由 煙たがられぬ パパばかり
・週刊誌 火のないところに 煙たて
・顔たたきゃ 土煙たつ 超美白
・媚びすぎて 煙たい奴と 逆効果
・飲み会で 煙と消える 部下と秘書
・星見えぬ 空は煙月 影ふたつ
・煙草代 仲居にねだられ 譲り合い


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