事の起こりは、掲示板の常連さんのPさんからのメールでした(^o^) 「程度の良いカレンを入手したので、いかがですか?」 おーっ!(*^^*) こんなありがたい話はありません(*^^*) 聞けば1台丸々のカレンで もちろん稼動車とのことらしいです(*^^*) 現状のままでエンジンもかかるってことで、 さっそく8月28日(土)にいただきに伺うことになりました(^o^) Pさん家に到着すると、バラすのももったいないくらいの綺麗な白カレンがありました(*^^*) 早速2人がかりであちこちをバラバラにしていきます(^o^) で、エンジンユニット、電装系、左右のグリップなどなど主要部品をいただいて来ました(*^^*) Pさん、本当にいいものをありがとうございました!!(*^^*) 次の日は、納車されたばかりのDT230ランツァの慣らし運転に出かける予定だったんですが、 やっぱり戴いてきたカレンのエンジンが気になって、お昼頃には戻って来ちゃいました(笑);(-^^-)ゞ それで、その日の夕方までにはなんとかモトコに組み込んでエンジンに火を入れることが 出来ました(*^^*) Pさんのカレンを見せていただいていたおかげでこんなにも早く 組み上げることが出来ました(*^^*) ありがとうございます!(*^^*)>Pさん(^-^) 左がPさんからいただいたカレンのエンジンユニット、 右が今日、モトコ2号機から降ろしたノーマルエンジンです(^-^) ちなみに、このエンジンは保守部品として大事にとっておきます(^o^) カレンのエンジンユニットは、ほぼボルトオンでモトコのフレームにマウントすることができます(^o^) (リアタイヤが右に10mmほどオフセットしますが、ほとんど問題はありません(^-^)) 半日でこんな具合になりました(^o^) あとはPさんと同じように駆動部のカバーを 黒に塗装すれば目立たなくなりますね(^o^) この後、外装をつけて駆動部のカバーを黒く塗り、保安部品を12V系のものに交換して 翌週の日曜日の中部モトコツーリングに持っていきました(^o^) カレンのタイヤは元々10インチなんですが、外観重視でモトコの8インチを履かせていたにも かかわらず、最高速は平地で50km/hぐらい、下り坂で60km/hぐらい出ます(^o^) 出足は特にパワフルで、軽くハンドルを引くだけでフロントが上がります(^o^) 次に画像で各部を紹介しますねー(^o^) まずは駆動ユニットの辺りです(^o^) カバーは黒く塗りました(^o^) カバーの上に貼ってあるシールは、元々カレンに貼ってあったものを剥いで、 黒く塗ったあとに貼り直したものです(^o^) HONDA V MATICって書いてあります(^o^) キックペダルはモトコのものを取り付けました(^o^)(カレンのものは上に折り畳む構造になっています) 左の赤い円筒はインテークチャンバーです(^o^) カレンのインマニにはオートチョーク用のニップルが 出ているのでそこに接続しています(^o^) エアーフィルターはモトコ1号機と同じくデイトナのパワーフィルターを 使用しています(^o^) リアサスペンションは、デイトナの230mmのものを使用しています(^o^) このサスペンションの下の接続部分は、そのままではカレンの駆動ユニットのリンクに入らないので グラインダーでカレンの駆動ユニットのリンク部分の幅を削ります。 バッテリーはJOG用の12Vのものを使用しています(^o^) (使用したカレンは12V仕様のセル付きのものでした(^o^)) キャブはノーマルモトコのものを使用しています。 先々QRのものに変更するつもりです(^o^) リアブレーキのワイヤーを途中で固定している金具はモトコのものを流用しています。 ただし、このままではネジのピッチが違うので、1カ所しかネジで固定できないために、エーモンの金具を ボルトで留めて延長しています(^o^) いや〜(*^^*) しかし、このユニットはモトコにピッタリですねー!(*^^*) 全長がほぼ同じなので、カバーを黒く塗っていると、ちょっと遠目にはモトコと見分けがつきません(*^^*) カバーの中も開けてみて、プーリーもバラしてみましたが、今のスクーターとほぼ同じ構造になっています(^o^) ウェイトローラーは、芯まで金属が詰まっていて重いタイプだったので、これをもっと軽いタイプに交換すると 加速はもっと改善されそうです(^o^)(ウェイトローラーの部分はグリスでドロドロで、カバーとOリングで しっかりとグリスが漏れないように半密閉されています;(-^^-); 開けてみると、Oリングがなかなか入りにくくて 元通りにフタをするのはけっこうたいへんです;(-^^-);) それから、駆動ユニットの中にはファンの類がなくて密閉状態なので、冷却はちょっと心配です〜;(-^^-); スロットルから伸びてきているオイルポンプのワイヤーが、モトコンポノーマルの取り回しだと届かないので いろいろと試行錯誤したあげくに、元の取り回しとは違う経路を通すことによって解決しました(^o^) オイルレベルセンサーは、そのままカレンのものがモトコのタンクに取りつきます(^o^) 警告レベルもちょうどいいようです(^o^) 左右のハンドルのスイッチは、丸々カレンのものを使用しました(^o^) 右のグリップにはセルモーターのスタータースイッチがあり、セル一発でエンジンを始動することができます(*^^*) 左には、ライトのON/OFFスイッチのほかにハイ/ロースイッチもついていて、ヘッドライトの上下を切り替える ことができます(^o^) ぼくは、電装系のメインハーネスは丸々カレンのものを使用しました(^o^) おかげで、バラしてきたカレンのそのままに各カプラーを接続すればいいので、こんな短時間でエンジンに 火を入れることが出来ました(^o^) カレン以外の部分の、前後のウインカー、ブレーキランプ、ホーンは配線色がモトコとカレンでは同じなので 迷わず接続できました(^o^) ヘッドライトのソケットは、カレンのものがそのままモトコのヘッドライト部の入りますので、簡単に上下2灯化することが できました(^o^) 困った点としては、カレンのハンドルグリップ部分から出ている配線はモトコンポのものと比べて15cmほど短いので モトコのようにヘッドライトケースの中までもっていってギボシで他の配線と接続することができませんでした;(-^^-); ここはやむを得ず、フロントフォークの三つ又部分でギボシでの接続部分をまとめています。 バッテリーが12V化して良かったことはヘッドライトがメチャ明るいです(*^^*) ぼくは12V 18W/18Wのハロゲン球を入れたんですが、モトコとはくらべものになりません;(-^^-)ゞ モトコのヘッドライトを懐中電灯で言えばペンライトだとすると、今度のヘッドライトはマグライト並みの 明るさの違いがあります(*^^*) それから、ウインカーを出しっぱなしにしていても点滅速度が遅くなりません(^o^) ブレーキをかけてブレーキランプを付けていても同じです(*^^*) ふつうのバイクだったら当たり前のことですが、モトコだとちょっとうれしいです(*^^*) もちろん、セル一発でエンジンがかかるのでありがたいです(*^^*) せっかくですから、もう少しイジってみたくなってCDIを交換してみました(^o^) 交換したものは、カメレオンファクトリーのスーパーDio用のものです(^o^) これは、配線色がモトコやカレンとまったく同じものなので、たぶんこのまま取り付けて エンジンをかけることができると思います(^o^) ただし、カプラーの形状が違うのでこのままではモトコに取り付けることはできません。 よって、端子をカプラーのハウジングから抜いて、下の画像のように一本一本を モトコ側のカプラーに差し込んで、ショートしないようにテープで絶縁します(^o^) 端子自身の形状は、モトコ側のカプラーにピッタリなので無理なく入れることができます(^o^) 注目の結果なんですが、エンジンはすんなりとかかってくれました(*^^*) 走ってみると、下は少し非力になってしまっています;(=^^=); 上は若干伸びが良くなっているようです(^o^) クラッチのスプリングをもっと強力なものに交換して、回転数の高いところだけを使うようにすれば そこそこ行けるのではないかと思います(^o^) ちなみに、ノーマルモトコと12Vカレンとでは、CDIとイグニッションコイルの型番が同じなので、 うちのモトコ1号機にもこのCDIをつけてみたらエンジンがかかりました(*^^*)(ということは、みなさんのノーマルモトコにも 使えるということです(*^^*)) でも、残念ながら体感できるほどのパワーアップは感じられませんでした;(=^^=); 点火タイミングは各社の製品で違うでしょうから、スーパーDio用の各社のCDIをいろいろと試してみると いいものがみつかるかも知れないですね(^o^) この後さっそく、掲示板のほうへとおやまさんからCDIの情報が寄せられましたのでここに転載させていただきます(*^^*) 私のモトコはSP Dioのエンジンなのですが CDIはデイトナのサンダーボルトを使用しています、 たまたま近所のドラスタで型遅れのセール品を3,800円で買いました 点火時期がチューンの内容に合わせて3段階に調整出来ますし、 取り付けてみたら、エンジン音が明らかに変わって、パワーも上がりました。 ノーマルモトコとの相性はわかりませんが、安かった割には良かったですよ。 とのことです(^o^) とおやまさん(^-^)、情報ありがとうございました!(*^^*) それから、モトコ2号機をカレンコンポ化する際に配線がゴチャゴチャして、シートとハンドルが完全には畳めなくなって いたんですが、きちんと整理して完全収納できるようにしました(^o^) キャブ廻りには、パワーフィルターとインテークチャンバーが入っていて、インマニもカレンのものですが みごとにハンドルが収まるようになりました(^o^) やっぱり完全収納できると車載しやすいのでうれしいですね(^o^) |