日時 2018年8月25日(土)・26日(日)
場所 ピアザ淡海(滋賀県大津市)
JPA近畿ブロック交流集会 in 滋賀」が滋賀県大津市の琵琶湖湖畔ピアザ淡海で開催されました。
一般の方も含めて約120名の参加で盛況に開催され、
和歌山県からは6名が参加しました。
オープニングコンサートは「びわ湖よし笛アンサンブル・やす」12名による
「琵琶湖周航の歌」や「野に咲く花のように」などの曲が優しく爽やかな音色で演奏されました。
1日目の講演(1)は 「難病患者を支えるための議員連盟とは〜10年を経過して」
講師 滋賀県難病対策議員連盟代表 奥村 芳正氏による経過報告が行われ、とくに議員連盟発足後難病患者団体と行政の連携が大きくいい方向に動き出した報告が印象的でした。
講演(2)は 「難病があっても安心して地域で暮らしたい あいとうふくしモールの挑戦」と題して、
講師 あいとうふくしモール運営委員会副代表 太田 清蔵氏が、自らの畑土地を提供し、パン工房や交流サロンなどが入る「和楽」と、訪問看護やデイサービスを提供する「結の家」、それに、郷土食の提供や個別配食サービスを行う「ファームキッチン野菜花」の3棟をそれぞれ各3000万円の補助金を受けて建設し、制度では手の届かないところをみんなが共助し合いながら、住み慣れた地域で誰でもが安心して暮らせることを目標に「あいとうふくしモール」として活発に連携運営している現状を報告していただきました。
夜の懇親会では「江州音頭」をみんなで踊りました。
ちなみに歌われた歌詞は、難病患者の交流会ということで、今回のために特別作詞された歌詞カードが全員に配られての江州音頭で、賑やかに踊ることができました。
2日目は、
各難病連からの取り組みの紹介と、「自主性を活かした患者会の取り組みを目指して」というタイトルで滋賀県から話題提供され、その後3グループに分かれての意見交換、グループワークが行われました。
本会には滋賀県とご縁のある厚生労働省健康局難病対策課の川野課長が前日から参加いただき、2日目の午後からは福田課長補佐も交えて「よりよい難病法の見直しに向けて語り合おう」と題しての懇談会も有意義に開催されました。
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