2009.10.3
JR和歌山駅前
今回のJR和歌山駅前での街頭署名活動は、和歌山県難病連会員やボランティア含めて17名が参加して10月とはいえ残暑厳しいなかで実施されました。
きほくからは神森会長、田中節子さん、森田事務局長夫妻が参加しました。
今年の請願の重要項目は、
- 1.5000以上あるといわれる全ての難病を研究事業の対象にして下さい。
- 2.一生涯治療が必要な難病の医療費負担を軽減して下さい。
- 3.子供の難病は大人になっても医療費の助成をお願いします。
- 4.和歌山県外へ通院しなくてもいいように、専門医療の地域格差をなくし
- て下さい。
- 5.医師や看護師が不足している、地域医療を再生して下さい。
- 6.難病相談支援センターを充実して下さい。
以上の6項目で、今年は用意した拡声器の調子が悪く、参加者それぞれが「難病患者のための署名にご協力お願いします」、「難病の総合対策を求めている国会請願署名にご協力お願いします」、「署名よろしくお願いします」などと大きな声で署名を呼びかけました。
いつものように、多くの中学生や高校生の若者たちが署名や募金に快く協力してくれました。なかには「どういう主旨の署名ですか?」とたずねる生徒もあり、会員からは「難病は一生治らない病気なんです。本人になんの責任もないのに、働けないし、生涯治療しなくてはならないんですね。難病の種類は5000〜7000もあると言われています。しかし国が難病として患者を手助けしている病気は45だけなんですね。全ての難病患者が救われるように国会に皆さんの署名をもって要望するんです。どうか署名にご協力お願いします」などと説明されていました。
また紀の川市の男性は「こういうのって役に立つんですか?あまりそう思えないけどなあ・・・」と言いながら、署名に協力してくれていました。
きほくの森田事務局長は「署名活動は20年になりますが、この署名の力で全国に難病相談支援センターができました。昭和47年から36年間で45疾患しかなかった国の難病指定が、今年だけで新たに11疾患の難病が特定疾患に認定されます。こういう署名活動の継続はある時には国を動かす大きな力になるのです。ご協力ありがとうございます。」と話していました。
(写真下)JR和歌山駅前での署名活動のようす |
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