常盤橋
浅野川の、天神橋の上流にある橋である。比較的小さな橋で、交通量も少ない。浅野川のこのあたり、右岸は山が迫っているので家などが少ないこともあるのだろう。交通量はそれほど多くはないにしても、天神橋との間隔もあるので、このあたりにひとつ必要なのだろう。
橋は鉄製ですっきりしている。欄干には擬宝珠が付けられ、古典的な橋の印象がある。現在の橋脚は1つであるが、橋の下には、古い橋の橋脚跡らしいものが見える。数は多く、4つはあるようだ。現在の橋が川にほぼ直角であるが、古い橋脚は少し斜めに渡っていたようにみえる。橋、現在の方がむしろ斜めにすることが多いのでちょっと不思議に思える。
常盤橋、写真撮影に行ったのは1月の大雪の後である。橋から見ると、川に降りる階段に雪が積もり、白く目立っていた。ここからの景色、とても浅野川らしく思えた。
道路側からは、欄干のみのシンプルな橋に見える。 欄干には擬宝珠がつけられている。 |
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擬宝珠 | |
橋の下には、古い橋脚の跡らしいものが残っている。 | |
橋から見た浅野川上流。 なんとなく浅野川らしさを感じる。 |
写真撮影: 2010年1月