南武支線101系――「交替」の朝


当初予定では8月19日(月)から交替ということだったが、台風の影響で投入が一日遅れ、交替日はこの20日ということに。JRではついに最後となった101系は、この日もいつもと全く変わらない姿で任務をこなし、新しい主役205系にバトンを渡した。


尻手

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台風一過・さわやかに晴れた空の下、尻手にきょうも浜1(左)と浜2(右)編成が並んだ。

今日は平日だが、ほんとうに最後の日ということで18日よりも沿線に集まったファンの数は多い。今回はそんな感じを伝えてみたいと思った。


川崎新町

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川崎新町での2編成交換。この「並び」が見られるのもおそらく今日限り。


小田踏切

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交差点の中にあることで沿線ではよく知られる踏切、小田踏切を通過する101系。見慣れた光景に、これからはステンレスの新風が吹く。


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103系と並ぶのもあとわずか (尻手 : 2002.8.20)
[Nikon COOLPIX 990; ISO100, Sunny]

そんなわけで事実上最後となる日の朝も、101系はいつも通りの仕事をこなして、9時58浜川崎着の列車を最後に南武線から去った。

事前の告知もほとんどなく、また205系にヘッドマークがつけられていた(当方では未確認)他にこれといった飾りも付けられず、「新性能国電のパイオニア」の引き際にしてはやけにあっさりとした感じがするが、通勤電車らしいといえばそうかもしれない。

ともあれ、長い間お疲れさまでした。