南武支線101系の周辺

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沿線に春を告げる梅の白い花が静かに咲いている (川崎新町-浜川崎 : 2003.3)
[Nikon F5, AF Nikkor 70-210mm F4-5.6D, RHPIII]

2月11日 - 曇り空の83H

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はっきりした理由はわからない、というより理由があるのか、詮索してもしようのないことだが、このところ101系の出番が月〜金曜日に限られてしまっている。それが2月10日(月)に81Hに入ったので、2月11日(火・祝)はひさしぶりの「休日」での運用となった。暦上の土休日に101系が走るのは81Hで2002年12月23日(火・祝)、83Hに至っては11月23日(土・祝)以来ということになる。

それなのに……とも言うべきなのか、11日の天気は曇ときどき雨。まあ、これも善し悪しで、光線への配慮をしなくても良くなる。実際南武支線で順光で撮ろうと思っても、非常に場所が限られているのだ。

平日、土休日ともに全く同じダイヤの南武支線では、朝夕のラッシュに加えて昼過ぎにも (下校時?) 若干本数が増える。昼下がりの尻手を訪れた。この天気のせいか人出は少ない。


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尻手方、クモハ100-172の方向幕は「尻手-浜川崎」が一行に押し込められている。浜川崎方のクモハ101-130をふくめ、他の5両はニ行表示だったはず。

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クモハ101-130のボディに大きめの塗装はげが見られるのが気になる。過去の画像をさかのぼって行ったら、8月・205系への交代のときにひび割れて小さく剥げていて、だんだん広がっていったようだ。しかし一向に直される気配が無い。

扉上に南武支線の路線図が掲げられた。なぜか支線内の三角運賃表も載っている。運賃を車内で支払うことはないのだが。なおSuicaは八丁畷でも使えるようになった。

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本数が若干多いといっても30分間隔で折り返し時間は長く、暇を持て余す。都会の中の静かなローカル線と思ってしまうが、ここは東海道貨物線・東京貨物ターミナルへの経路でもあり、隣の線路を走る貨物列車は昼間から意外に多い。

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浜川崎で折り返し休憩 バックミラーがワンマンを物語る (浜川崎 : 2003.2)
[Nikon COOLPIX 990, ISO 400, WB: Cloudy]

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米軍横田基地への石油輸送列車、通称「米タン」が走っている。土日は運休 (国際情勢によっては運転されるとか) だが、日本の祝日は関係ない、ということなのか。石灰石列車ともどもEF64の活躍する場所だったが、現在の牽引機はEF65となっている。これ以外でも国鉄色の機関車はずいぶん減ってきた。

浜川崎では珍客に遭遇! JR東日本の軌道総合検測車「East-iE」のお出ましだ。鶴見線から南武支線へ折り返し、さらに折り返して東海道貨物線で塩浜へ抜けて行った。