小田急ファミリー鉄道展 2000

体験コーナー

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運転士・車掌さんの仕事ぶりを体験できるコーナー。車掌区ブースでは「車補」――車内補充券の発行が体験できた。この車補だが、ストアードフェアシステム「パスネット」導入にさきがけ実施された「フェアスルーシステム」、厳密な乗降確認の開始で廃止され、現在は特急でも車内精算は取り扱っていない。現在車補は箱根登山線内での精算や、塔ノ沢から乗車時のみ買える。

なつかしの「パンチ」。改札鋏とともに全国各地で急速に姿を消す一品だ。持ってみると、結構バネが効いた堅めの感触だった (改札鋏は、たしかバネは無かったはず)。券は2枚一組でパンチする。枠をまたがったり、2枚で位置がずれないように注意する。

新宿から小田原までの大人片道を発行するとして、その手順は……

そういえば、京王を使っていた頃は、相模原線特急でよく車補を発行してもらったな。あれももうやめてしまったろうか。


その他のブース

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鉄道模型運転会が開催、今年はNゲージ。時間になるとテントは人で埋まった。壁には写真も展示され、懐かしいカラーも見られた。

今年は信号区のところでちょっと話を伺った。即売会だから本来は売るための係員なのだが、買わなくてもちょっと質問すると丁寧に答えてくれ、いろいろなことがわかる。この場を借りて、ありがとうございました。

その他、箱根登山鉄道・江ノ島電鉄・大山観光電鉄・小田急バスなどのグループ各社や各種サービス会社が出店、展示即売を行っていた。去年復刻されたNSEパンフレットがまだ残っていたので、また購入。


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小田急の車両基地公開は、何回も開催されているだけあって運営も手慣れたものです。きっちりと押さえるところを押さえて見せているなと感じました。NSEの展示についても、引退時に「時々お見せします」という社長の言葉があったとかで、その公約通り手の行き届いた状態で見られるのは嬉しいことです。

さて、これは個人的なつぶやきになるのですが、このような大勢の人が見に来る会場で「人を入れない写真」を撮るのはかなり無理がある。撮れないといって他人にどけと要求するのは筋違いだと思うし、そんな写真ばかり撮ってもつまらない。それに、車両は走っていてこそ華ではないかな、と思うのです。

[ 撮影 : Nikon E990, WC-E63 ]