便秘の種類と下剤の分類について

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便秘の種類

便秘の種類 原 因 治療薬
器質性便秘 治療薬器質性便秘大腸内腔の狭窄(腸閉塞、腫瘍、炎症等)癒着あるいは拡張(先天性巨大結腸症、移動性S字結腸症)による通過障害。  
機能性便秘 痙攣性 副交感神経の過緊張による大腸の過緊張、過敏性腸症候群。 蠕動運動調整剤、塩類下剤、膨張性下剤、鎮痙剤。
弛緩性 大腸壁の緊張低下、蠕動不足、高齢者、長期臥床患者。 膨張性下剤、大腸刺激性下剤。
直腸性 排便反射の障害(脊髄疾患など)。排便習慣の乱れ。 坐薬、浣腸。

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便秘薬の種類

分 類 主な商品名 一般名
大腸刺激性下剤

プルゼニド、ヨーデルS、アローゼン

ラキソベロン

テレミンソフト

センナ葉エキス

ピコスルファートナトリウム

ビサコジル

大腸粘膜を刺激することで排便を促す。効果発現までに通常6~8時間かかるため、朝の排便を期待する場合は就寝間への服用が良い。連用にて大腸黒皮症をきたす。
小腸刺激性下剤 ヒマシ油 ヒマシ油
小腸を刺激し腸の運動を活発にすることで排便を促す。効果の発現は2~4時間かかる。

浸透圧性下剤

酸化マグネシウム

硫酸マグネシウム

マグコロール

モニラック

酸化マグネシウム

硫酸マグネシウム

クエン酸マグネシウム

ラクツロース

腸管内で吸収されにくいため、腸内に留まり浸透圧を上げることで水分を吸引し、緩下作用を示す。多量の水分とともに服用がベスト。習慣性がなく長期間の投与も可。
膨張性下剤

バルコーゼ

カルメロースナトリウム

水分を吸収しつつ便に浸透することにより、腸の内容物を膨張させ、大腸を刺激し排便を促す。
クロライドチャネルアクチベーター アミティーザ ルビプロストン
小腸粘膜上皮細胞のClC-2クロライドチャネルを活性化し、腸管内への水分分泌を促進し、便を軟らかくし、腸管内の輸送を高めて排便を促進。初回投与24時間以内に約60~75%の患者で自発排便が認められ、便の硬さや便秘の伴う症状を有意に改善する。