立山黒部アルペンルートと上高地に行きました。上高地は初めてですが、立山黒部アルペンルートは一昨年の秋と昨年の春に行ったので、今回3度目です。今回の旅の最大の楽しみは、ハイグレード車両「なごみ(和)」に乗ることでした。E655系「なごみ(和)」は、JR東日本が 2007年より運転している、5両編成の団体専用列車(いわゆるジョイフルトレイン)です。愛称名「なごみ(和)」には「全乗客になごんで頂きたい」という思いが込められているということです。
この列車は、3号車と4号車の間に「特別車両(御料車)」を連結して、天皇や国賓などが利用するお召し列車にも使われます。お召し列車はローカル線を走ることもあるため、全ての電化区間を走行できる交直流電車とするとともに、空調用のディーゼル発電機を装備しており、ディーゼル機関車牽引で非電化区間にも入線が可能な仕様になっているということです。
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日 | 月日 | 内容 | 宿泊地 |
第1日 | 8/8(日) | 新宿駅→中央本線・なごみ(和)→松本駅→安曇野ちひろ美術館→大町 | 大町温泉 |
第2日 | 8/9(月) | 大町温泉→扇沢→<トロリーバス>→黒部ダム→<ケーブルカー>→黒部平→<立山ロープウェイ>→大観峰→<トロリーバス>→室堂→<高原バス>→美女平→<ケーブルカー>→立山→砺波 | 砺波温泉 |
第3日 | 8/10(火) | 砺波温泉→平湯バスターミナル→<シャトルバス>→上高地→<シャトルバス>→平湯バスターミナル→乗鞍スカイライン→乗鞍岳・畳平→乗鞍スカイライン→上田駅→長野新幹線→東京駅 | |
第2日(8月9日(月))大町温泉→黒部ダム→室堂→立山→砺波温泉
大町温泉からバスで扇沢駅へ。扇沢駅で、関電トンネルトロリーバスに乗り換えて、黒部ダムへ向かいました。 トロリーバスは、外観はバスに近いですが、日本の法令上は無軌条電車とされ、鉄道として扱われており、屋根の2本のトロリーポールで天井の架線から電気を取り入れて走る、排気ガスの出ない、無公害交通機関です。 トロリーバスは複数台連なって走り、途中ダム建設時難工事だった破砕帯を通過し、20分足らずで黒部ダムへ到着。 黒部ダムは、富山県東部の黒部川上流に建設されたアーチ式コンクリートダム。 発電に利用する水を確保することを主目的として関西電力によって建設されました。 ダムの高さ(堤高)は186mで日本一を誇り、現在でも破られていない日本を代表するダムのひとつです。 5月〜10月中は観光放水を行っており、水の勢いはものすごくてしぶきが風に舞っていました。
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