2007年8月末から、デアゴスティーニの「週刊 蒸気機関車C62を作る」で、毎週、C62の模型の製作に取り組みましたが、
100号で完結し、模型は完成しました。
この「週刊 蒸気機関車C62を作る」は、毎号ついてくるパーツを組立て、100週間かけて実物の1/24のC62を完成させるというものです。
デアゴスティーニは、「世界遺産DVDコレクション」や「戦艦大和を作る」等で、
以前からテレビのCMにも登場していましたが、あまり興味が沸きませんでした。
でも今回はかって「特急つばめ・はと」を牽いた栄光の蒸気機関車C62の模型ということで飛びつきました。
私は昔から鉄道は大好きですが、クラフトも好きで、今までにもNゲージのレイアウトや蒸気機関車のプラモデルも作ってきました。
今回は1メートル近くにもなる本格的なC62の模型で、パーツは、真鍮を主体にしたダイキャスト・亜鉛合金などの金属製。
解説書にそって接着剤とネジを使って、組み立てることができます。
完成の暁には、動輪も回転し、前照灯もつき、何と煙まで出せるというものです。
なお、当時は、電化(直流/交流)、非電化の混在していた時代で、東京広島間は直流電化、広島下関間は非電化、下関門司間の関門トンネルは直流電化、門司博多間は交流電化でした。
このため、東京広島間は直流のEF58型電気機関車、広島下関間はC62蒸気機関車、関門トンネルは(交直切り替えのデッドセクション通過のために)交直両用のEF30型電気機関車、門司博多間は交流のED72型電気機関車が使われていました。
特急列車にもかかわらず、機関車交換の為に、駅に幾度も長く停車したのですが、鉄道ファンにとっては機関車交換という興味深いシーンを何度も味わえる楽しみがありました。
私は、C62蒸気機関車には思い出があります。高校生の時(1962年だと思います)、父が単身赴任していた九州を、夏休みに旅行しましたが、 この頃は、まだ航空機は高価な乗り物で、列車が一般的でした。そんなわけで、東京・博多間を、夜行の寝台特急「あさかぜ」を利用しました。 まだ、東海道新幹線(1964年開業)もない時代で、当時の新型20系客車使用の「あさかぜ」は、ブルートレインと呼ばれて、国鉄の花形列車でした。 夕方、東京駅を発車し、神戸のあたりで夜が明け、博多に着いたのは、翌日の昼頃だったと記憶しています。 当時、山陽本線は、広島・下関間が、まだ電化されておらず、この区間を蒸気機関車C62が受け持っていました。 スピードこそ、広島までのEF58型電気機関車には及ばなかったものの、夜が明けて明るくなった鉄路を真っ黒な煙をなびかせて、 電源荷物車を含めて13両編成の長いブルートレインを、力強く牽引するC62の勇姿を、後方の客車の窓から、ずっと飽きずに眺めていたのを覚えています。 「週刊 蒸気機関車C62を作る」は、100号で終了なので、完成するまでに、100週、ほぼ2年間かかりました。
とても長かった。しかも、1号1,890円(創刊号のみ990円)ということで、全部でおよそ20万円。
1ヶ月4号として、毎月7,560円。結構な出費でした。
でも、数号分を買って、正面と煙室胴を組み立てたところで、早くも蒸気機関車の一部とわかる楽しみが味わえ、
高級感あふれる真鍮のどっしりした質感には、所有する満足感が沸いてきました。
子供の頃からプラモデルやペーパークラフトは数多く作ってきました。
蒸気機関車は、かって、40センチ位のプラモデルを作ったことがありますが、金属性の模型を組み立てるのは初めてです。
このキットは、接着剤で貼り付けるところは、プラモデルとあまり変わらないのですが、要所は真鍮をネジ止めすることが必要ですし、一般的な道具に加えて、
コンパウンドなどの磨き粉やヤスリが必要で、思った以上に時間がかかりました。
本当に100号まで続くかな、やっぱり次から買うのやめようかな・・・と躊躇の気持ちになる反面、ずっしりと重い煙室胴を手に取ると、
これに加わっていく部品を手に入れたくて、次の巻が待ち遠しくなってしまうのでした。
組み立てて予想通りの姿になる楽しさ、アレンジを加えて想像の域を超える姿になる楽しさ、自分で作ってこそ、味わえるものです。
せっかく作り始めたのですから、最後まで作り終えようと頑張り、やっと完成しました。
(注)文中の項目の説明には、フリーの百科事典「Wikipedia」へリンクを貼らして頂いております。Wikipedia の記事は、販売されてる百科事典と違って結構変動しますし、内容に信頼がおけないという意見も聞かれます。各自の判断でご利用下さい。
追加2:「追加レールパーツ」の取付 (2009/12/01)
完成して3ヶ月も経って忘れかけた頃に、デアゴスティーニから、「追加レールパーツ」が届きました。
動輪と動輪の間つまり、動輪を回転させるローラーユニットの間のレールは、全100号の中に含まれていませんでした。
従ってこの部分は、レールが切れたような状態になっていました。私も気にはなってはいましたが、やはり読者からのクレームもあったのでしょう。デアゴスティーニは、このパーツを無償で用意して送ってきました。このパーツを取り付けて、レールの切れ目がなくなりました。
追加1:ディスプレイ・カバーの取付け (2009/08/28)
デアゴスティーニから、【C62を作る】定期購読特典のディスプレイカバーが届きました。アクリル製の組立て式です。早速組み立て模型にかぶせると、豪華さが増しました。
第100号:ナンバープレート取付等最終仕上げ (2009/08/08)
とうとう最終号の第100号です。最終号は、パーツ点数が多いのと、それぞれが細かいので取付けに手間がかかり、
結構、長い時間を費やしました。
出来上がって、かねてから置き場所として空けてあった、ラックの上に乗せました。
以前に走らせていたNゲージのブルートレインを並べてみると、機関車に5台の客車を繋いだのとほぼ同じ長さ。改めてその大きさを感じました。
第99号:連結器の取付 (2009/08/01)
機関車とテンダーの下回りの最後の部品である連結器の取付です。この連結器は、形状も仕組みも実物に近いつくりで、
解放ピンでロックできるようになっています。連結器がついて、フロントビューとリアビューが引き締まった感じになりました。
次回でいよいよ完成です。
第98号:ボイラー上回りのディテール取付 (2009/07/27) 逆止弁、逆転機てこ、逆転機ロッドなど、ボイラーの左右のデティールを取付け、機関車上回り中心に仕上を行いました。
ナンバープレートなど、最終号で取り付ける部品を残し、機関車上回りの組立が完成しました。
第97号:動輪へのブレーキの取付 (2009/07/21) モーターを取付け動輪を動かすことが出来るようになり、この機関車の模型の組立の大筋は終了し、いよいよ最終段階に入りました。
第97号から第100号までは、機関車の外観の最後の仕上げです。第97号はブレーキの取付でしたが、動輪とピストンが入り組んでいる部分への取付で、
細かなとても大変な作業でしたが、ピストンのロッドの位置を変えるなどの工夫をして、何とか取り付けることができました。
第95号〜第96号:動輪回転機構の組立 (2009/07/15) この模型は、飾り台の上に乗せて飾っておくもので、走らせることは目的ではないのですが、飾ったままで動輪を回転させることが出来ます。
第95号〜第96号は、第3動輪を回転させる為のモーターとギアーの取付です。
第95号では、まず灰箱を組立て、そこにモーターを取り付けました。実車にはモーターはなく、模型だけのものなので、
出来るだけ目立たないようにと、火室の中に収めたのは、良いアイデアだと思いました。
実車では、ピストンの往復運動は、まず第2動輪に伝わり、ピストンロッドで、第1動輪と第2動輪にと伝わるのですが、
この模型では、モーターで第3動輪の回転をさせ、その回転をピストンロッドを介して、第2、第1動輪へと伝わるようになっています。
この為、第3動輪のギアに噛み合うウォームギアを支えるギア箱を組立て、台枠に取付け、モーターとは、ビニールのジョイントで繋ぎました。
この後、車体を裏返しにして、灰箱の下側に従台車を取付けましたが、これが細かな作業で、とても大変。結構な手間がかかりました。
全て終わって、線路に車体下部を乗せ、モーターに通電してみたのですが、モーターは回り、動輪も一応回転するのですが、
途中で止まりそうになるくらい動きが悪い。どうも、第2動輪がスムーズに回転しないようです。
第2動輪は、実車に似せて、車軸が上下するようになっているのですが、これが曲者のようで、
軸箱と台枠のわずかなガタで、第2動輪の片側の車輪が浮き上がるようになり、第3動輪から第2動輪へのピストンによる動力の伝達が
うまくいっていないようです。車体を飾り台に固定するまでに、車軸の上下動を諦めて固定してガタを無くすなどして、
うまく回転するよう試行錯誤してみようと思います。
第92号〜第94号:飾り台へ線路の敷設 (2009/07/01) 第92号〜第94号は、飾り台への線路の取付です。第92号では、まず飾り台に両面テープを使って樹脂で作られたバラストを敷き、
その後でバラストの隙間に、木製の枕木をはめ込んでいきました。作り終えると、道床らしくなりました。
第93号では、スパイク状のレールフォルダーに瞬間接着剤で着けてから枕木の穴に埋め込み、レールを差し込んで固定しました。
解説書では、接着剤なしでレールフォルダーを枕木に埋め込むだけですが、それだけでは抜けそうで心配なので、瞬間接着剤で固定しました。
瞬間接着剤をつけてから埋め込むというのは結構手間がかかり、40個のレールフォルダーを全てを終わらせるこの作業は大変でした。
これで、動輪の部分以外の線路敷設が終わりました。
この模型では、機関車を飾り台に置いたままで動輪を回転(空転)させることができます。この為、動輪がレールに触れる部分には
ローラー・ベアリングにして、動輪がスムーズに回るようにしています。
第89号〜第91号:スピーカ等電装パーツの取付 (2009/06/07) 第89号〜第91号は、スピーカ、スィッチ等の電気部品の飾り台への取付です。第89号でスピーカ、第90号でスィッチと電池ボックス、第91号でサウンドジェネレータを取付、これらを配線しました。配線後、単一乾電池6本を入れて、サウンドのテストをしてみたところ、
「ボー」という汽笛の音が鳴りました。動輪のモーター、前照灯等への配線はまだですが、少なくとも、スピーカーへの配線に間違いはなさそうです。
第85号〜第88号:飾り台フレームの組立と天板の取付 (2009/05/17) 第85号〜第87号は、飾り台フレームの組立です。フレームは4分割されて配本されました。第85〜86号で左右のフレーム、第87号で中央二つのフレームを組み立てました。
この結果、全長は108センチになり、作業している私の机からはみ出してしまいます。いよいよ、置き場所を考えなくてはならなくなりました。
第88号で天板をつけ、飾り台の形になりました。
第80号〜第84号:テンダー内部の組立とディテール取付 (2009/04/19) 第80号〜第84号は、テンダー内部の組立と前後のディテールの取付です。
第80、81号でテンダー前妻にブレーキシリンダや手ブレーキ、後妻にステップやハンガー等のディテールを取り付けました。
第82、83号で給水ハッチ、取っ手、重油タンク、ストーカー・スクリューなど、テンダー内部を組み立て、第84号で上板を取付け、テンダーがほぼ完成しました。
第76号〜第79号:テンダー台車の組立と取付 (2009/03/15) 第76号〜第79号は、テンダー台車の組立と取付です。
第76と77号で枕梁とサイドフレームを組み合わせて、前後の台車の枠を作り、
第78号で車輪をはめます。第79号でテンダーに台車を取付け、テンダーの外観の組立が終わりました。
次号以降で、テンダーのディテール・パーツを取付けていきます。
本体とテンダーを連結すると、約90センチにもなり、いよいよ、机に置けなくなります。
第71号〜第75号:テンダーの組立 (2009/02/15) 第71号〜第74号は、テンダーの組立です。
テンダー型と言うのは、石炭庫に石炭、水槽に水を積んだ炭水車を牽引している機関車です。C62は日本最大のテンダー型蒸気機関車です。
第71,72号で、テンダー左右の側板を組み立てました。側板の長さは30センチ近くあり、機関車本体の半分にもなります。大型の機関車を走らせるには、それ相当の水と石炭が必要なことを実感しました。 第73号で、フロアと後妻を左右の側板と合体させ、第74号で前妻を組立て取付け、テンダーの四方向と底部が完成しました。第75号では、テンダー底に、前後の台車を受けるボルスタ(枕梁)や、強度を高めるフレームを取り付け、次号以降で組立てるテンダー台車の取付準備が出来ました。。
第67号〜第70号:従台車の組立と取付 (2009/01/10) 第67号〜第69号は、従台車の組立と取付です。
交通量の少ない線路と交通量の多い線路とでは線路に要求される強度が違ってきます。
線路の規格は乙種、甲種、特別甲種などの等級で分けられており、乙種は交通量が少ない支線、特別甲種は交通量が多く、列車重量も重い列車が走行できる幹線向けといった具合です。
レールは1mあたりの重量が37kg、・・・50kg、60kgなどのものがあり、断面の大きさも異なっています。等級の高い線路では断面が大きく、重量が重いものが使用され、当然このレールを支えるために、橋梁などの施設も線路の規格に応じた強度を持つことになります。
この線路の規格により軸重が何トンまでの車両なら走行できるというように定められています。
機関車が大型化するにつれ最高等級の路線でも軸重がオーバーするようになり、機関車本体重量が80トンを越えるC62には、2軸従台車が付けられたのです。
先台車、動輪、従台車の配置が2C2の形式を、ハドソンと呼び、こうすることによりC62は、東海道線、山陽本線以外に、東北、常磐、函館本線などにも、入線が可能になったのです。
第63号〜第66号:キャブ屋根とストーカーの安全弁とデフレクターの取付 (2008/12/07) 第63号〜第64号は、キャブ(運転室)の屋根と、石炭を自動的に釜にいれるストーカー(自動給炭装置)の安全弁ほかの取付です。これで、キャブ周りのの組立が終了しました。
第65〜66号では、左右のデフレクター(除煙板)を組み立てて取付けました。対流によって煙を上方に流し、煙が運転室や列車の窓から進入するのを防ぐためのもので、時速30qくらいから効力を発揮するそうです。デフレクターの裏側に瞬間接着剤でフレームを貼り付け、乾燥した後、ネジで本体に取付るという、結構手間のかかる作業でした。デフレクターが付くと、蒸気機関車らしい力強さが増しました。
C62-2は、特急つばめを牽いていたので、スワロー・マークを付けていましたが、この模型でもステンレスのマークが付属しています。デフレクターへの貼り付けは、後ほど、仕上げの時にとのことでした。これで、従台車の取付けや細部の仕上げを残して、機関車部分はほぼ完成しました。
第59号〜第62号:キャブ天井の骨組みと後妻のディテールの取付 (2008/11/9) 第59号〜第60号は、キャブ(運転室)の後妻や天井の骨組みの取付です。左右の側板、前妻、後妻とキャブの四方向がそろいました。
第61〜第62号では、キャブ・ビーム左、キャブ・ビーム右、はしご、手すり、エンドビーム、ストーカーエンジン等を取り付け、屋根を除く、キャブの組立が終わりました。
第55号〜第58号:キャブ内部と側板 (2008/10/13) 第55号〜第58号は、キャブ(運転室)の組立です。第55号では、キャブの段差のある2枚の床を接着剤を使って接合し、
もう一枚の床とともに、4本のネジでボイラーに固定しました。
第56号では、キャブ内の部品を取り付け、第57号と第58号で、左右の側板を取り付けました。
キャブを取り付けたことで、全体の長さが、60センチ程になり、いよいよ机の上に置くと狭くなりました。
第59号以降で屋根やドア・梯子などのデティールを取付、キャブ後妻で後部を覆ってから、キャブ側板と床板をネジで固定して、キャブが完成するようです。
第51号〜第54号:元空気溜の組立・取付 (2008/09/16) 鉄道車両では、蒸気機関車のコンプレッサー(空気圧縮機)で作った圧縮空気を、元空気溜めと呼ばれるタンクに溜めておき、
運転席のブレーキ弁により、ブレーキ力を制御しています。圧縮空気は、機関車だけでなく、ブレーキホースを伝わって
後に連結した客車にも送られ、機関車と客車が、一斉にブレーキがかかるようになっています。
第51号と第52号では、左右のランニングボードの下に、元空気溜とパイプを取り付けました。
元空気溜は、蒸気機関車のブレーキに使う圧搾空気を溜めておくタンクです。
第53号では、左側に、コンプレッサー(空気圧縮機)を取り付け、第54号では、右側に、給水ポンプを取り付けました。
ボイラに給水するときには、ボイラ内の圧力以上に水圧を上げないと入っていきません。この水圧を上げるのが蒸気駆動の給水ポンプです。
水圧が上がった水は、円筒型の給水温め機で予熱されてボイラーに入っていきます。給水温め機を温めるには、シリンダーの排気を使うため、
給水温め機は、シリンダーの近くに置く必要があり、D51では煙突の前に、C62では前デッキに搭載されています。
第47号〜第50号:ランニングボードの組立・取付 (2008/08/16) 第47号から第50号では、ボイラー回りにランニングボードを取り付けました。ランニングボード(別名、歩み板)は、
蒸気機関車のボイラー脇にある車両を点検・整備する作業員が歩く為の通路です。
ランニングボードは、車両の見栄えを良くする為に白く塗装された機関車も見られるほど、蒸気機関車の車体のデザインのアクセントになる部分ですし、
きっちり水平に付いていることが、模型の出来を左右する重要なポイントです。
ランニングボードにホルダーを取付け、ボイラーの側面にネジ止めして行きます。 第47号で胴体の左側前方のフロントデッキとの接続部、第48号で左側後方、 第49号で胴体の右側前方のフロントデッキとの接続部、最後の第50号で右側後方のランニングボードを取り付けて終了です。 ランニングボードの取付により、ボイラー下部に横筋が一本入っただけなのに、引き締まったような風貌になりました。 ちなみに、実物のC622は、晩年(昭和43年頃)の急行ニセコ牽引から、ランニングボードの側面が、白く塗装されました。
第46号:キャブ前妻と加減弁てこの組立 (2008/07/20) 第46号は、キャブ(キャブはキャビン=運転室の略)前妻の取付です。キャブの側板と屋根は、後の号で取り付けることになりますが、
今号では、まずボイラーとの境目の前妻を組み立てて取付けました。
前妻板とボイラーの火室とが、ぴったりと隙間のないように、細心の注意を払っての取付け。前妻板は、火室に上端2本、左右の下方に1本づつの
ビスで固定しましたが、下方のビスがなかなか入らず苦労しました。取付後、キャブ前妻の運転席側の加減弁から、蒸気ドームの加減弁てこまで、途中のクランクを介してロッドで結合し、今号の作業は終了です。蒸気ドームの前半分は砂箱、後は蒸気溜めですが、機関士が加減弁を操作することで、蒸気溜めからシリンダーに蒸気が送られます。
第44号〜第45号:バックプレートの取付 (2008/07/13) 第44号と第45号は、運転台に張り出したボイラーのバックプレートの取付です。
第44号では、バックプレートの側面にエポシキ系接着剤を添付し、
火室に接着し、接着剤が完全に硬化するまで、粘着テープで補強しておきました。
本の解説では、既にボイラーに取り付けてあったボイラーテーパーをボイラーから取り外して、バックプレートを取り付けるような指示でしたが、
取り外さなくても、取り付けることができました。第45号では、これに加減弁てこハンドルやバルブハンドルなど、運転台の部品を接着剤で
バックプレートに取り付けました。
第42号〜第43号:ボイラー周辺部品の取付、火室下部の組立 (2008/07/1) 第42号は、タービン発電機・動力逆転器等、ボイラー周辺のディテール・パーツの取付です。
いずれも形を再現しただけのダミーですが、真鍮で本物そっくりに精密に出来ていました。第43号は火室下部に亜鉛合金製の外火室側板ならびに
真鍮製の泥溜め・排水管・揺りシリンダ・吹出し弁の取付です。火室は既にボイラーに取り付けてあったものを取り外してから、今回の部品を取り付けるような指示でしたが、取り外さなくても、さほど苦もなく取り付けることができました。
取り付けたり外したりすると、ネジの損傷にもつながるので、取り外さずに行うのが良いと思います。
第40号〜第41号:ドームの組立と取付 (2008/06/18) 旅行に行っていて、暫く作れなかったので、2週間分をまとめて作業しました。
第40号はドームの組立、第41号は組立終わったドームのボイラーへの取付です。
ドームは、ボイラーのほぼ中心部に位置するため、よく目立つ部分です。このドームの素材はグレーの亜鉛合金製ですが、表面は無塗装ではなく、
真鍮色に塗装されていました。ボイラーの色と多少違いますが、グレーのままよりは、はるかに良いと思います。
まず、ドームの左右6箇所に、接着剤で砂撒き管を取り付けました。
続いて、ドーム左側後方に加減弁てこと加減弁てこ受けを接着し、右側後方に汽笛を斜めに接着剤で取り付けました。
ここまでが、第40号です。
続いて、ドームの上の穴に2つの砂箱をとりつけた上で、ドームをボイラーに太いネジで固定しました。最後に、ボイラーステップをはめ込んで終了です。
ボイラーにドームが付いて、一層重くなり、ボリューム感も増しました。
第39号:ボイラー・バンドの取付 (2008/06/01)
第39号は、ボイラー・バンドの装着です。ボイラー・バンドをボイラーの回りに巻き付け、下側をネジで固定して、取り付けました。
ボイラー・バンドは、全部で7本ですが、後方のテーパー部分への取付の2本は、今号の範囲ではなく、
次号で火室を正式にテーパーへ取り付けた後に取り付けることになっていましたが、後に分解になることを覚悟で、今回取り付けまてみました。
ボイラー・バンドが取り付けられたことで、今までの、のっぺりしていたボイラーの印象ががらりと変わりました。
第36号〜第38号:ボイラー・テーパー、火室の組立 (2008/05/25)
第36号:ボイラー胴と石炭を燃やす火室の間に位置する、テーパー部分の組立です。
テーパーに、蒸気の圧力が高くなりすぎたときに蒸気を逃がす安全弁の台座をネジ止めした後、テーパーをボイラーとネジで接続しました。
第37号で火室の左側、第38号で右側をそれぞれ組立て、二つ一緒に、テーパーにネジで固定しました。
火室はボイラーより、背が少し高いので、傾斜したテーパーでなめらかに繋がっています。
実物では、ボイラー胴の中に、多数の煙管が通るのですが、この模型では省略されています。
表から見えない部分なので省略したのでしょうが、ちょっと、手抜きのように感じます。樹脂製でも良いですから、見えない部分も正確に再現してもらいたいものです。
火室がついて、ボイラー全体の形が出来て、この模型のビックサイズの実感が沸きました。でも説明に「今回は、仮に、本体にとりつけ」とあるのが気になります。今後、また分解するのでしょうか。
第35号:ボイラー上部の組立 (2008/05/03)
第35号:ボイラー上部の組み立て。ボイラー上部と煙突胴の煙室管板にネジで接続しました。前回と同様、樹脂製の煙室管板はネジが切られておらず、ねじ切りと同時に固定となりました。
樹脂製の煙室管板は、ネジがゆるみそうなので、あらかじめネジの出口に接着剤をつけておきました。
樹脂製でなくダイキャスト製であれば、こんなことをしなくてもすみます。煙室管板が樹脂製なのは、「模型パーツは真鍮を主体にダイキャスト・鉄などの金属製」と言っているのに反して、明らかに手抜きです。
今後の部品では、こんなことがないようにして欲しいと思います。
次に左右のボイラージョイントでボイラー下部と上部を接続しました。出来上がったボイラーを動輪の上に乗せると、一層、蒸気機関車らしくなってきました。
第34号:ボイラー下部の組立 (2008/04/27)
第34号:いよいよ、ボイラーの組み立てに入ります。第34号はボイラー下部の組み立て。
重いボイラーを支える土台の部分です。真鍮のボイラーの下部には、動輪部分の切り取りがあります。ここに、動輪のホイールカバーを接着しました。
こうしてみると、ボイラーに切り込みを入れなければならないほど、C62は、車両限界ぎりぎりの大きな機関車だったことがわかります。
次に、ボイラー下部と煙突胴の煙室管板にネジで接続しました。煙室管板は樹脂製でネジが切られていなかった為、ねじ切りと同時に固定となりました。
樹脂製の煙室管板は、ネジがゆるみそうなので、ネジを接着剤で固定しました。煙室管板は煙室胴の煙室カバーを開かない限り、
外から見えないので、樹脂製で間に合わせてという感じです。この模型では、煙室管板は、煙室胴とボイラーを繋ぐ大事な役目もしているので、
これは手抜きと言ったら言い過ぎでしょうか。高い価格のキットなので、丈夫なダイキャスト製にするのが常識のような気がします。
第32号〜第33号:煙室胴前面への前照灯などの取付けと内部の組立て (2008/04/20)
第32〜33号:動輪周りが終わり、機関車の上半分の組み立てに入りました。第32号では、既に組み立ててあったボイラー前部の表面に、
前照灯、煙室ハンドルなどの小物をつけ、煙室カバーを開いて、扉のロック・バーを取り付けました。
セロテープテープで留めていないとパカパカ開いてしまう煙室カバーもこれで固定されました。
第33号では、煙室内部に、反射板、過熱管寄せなどを取り付け、最後に、煙室胴の後部に煙室管板で蓋をして、終了。
これで、ボイラー前の煙室胴の組立が全て終わりました。
前回は、組み立てた部分をバラしての再組立てで憤慨でしたが、今回は、正面の蓋を開けないと見えない煙室胴の内部にも手を抜かず、
正確に再現しようとしているのには、値段が高いだけのことはあると、納得でした。
第30号〜第31号:動輪のサスペンションの取付け (2008/04/06)
第1動輪と第2動輪は上下に動くようになっており、ここに実物と同様に担バネ(板バネ)を取付けます。
第3動輪は将来、台座のモーターで歯車が噛み合って回転するため、上下には動かないのですが、形だけの担バネを取り付けます。
第30号で、主台枠に担バネを支えるイコライザ装置を組み込み、第31号で担バネ(板バネ)を取り付けました。
前回も以前に組み立てた部分をバラして再度組み立てるという面倒な作業でしたが、今回はさらに大変。3個の動輪全てを取り外すはめになりました。
何回も組み立てたパーツを外すのは、ネジ穴が痛むことになり、好ましくありません。部品の配布の順序に問題があります。
前回〜今回は、小さく精密な部品が多いことに加え、以前組み立てた部分をバラして再度組み立てるなど、面倒で難しい作業が多く、組立には長い時間がかかりました。
それだけに、組立終わって、車輪を回転させ、ロッド類が思い通り動いときは、ほっとしました。
蒸気の力で押されたシリンダーのピストンの前後動はクロスヘッドを経てメインロッドを押し、主動輪を回します。主動輪の回転はロッドを介して、第1・第2動輪へと伝わり、機関車を走らせます。
今回までの組立で、このパワーの伝達経路の組立が全て終わり、次回からボイラーなど、蒸気を作る部分の組立に入っていく予定です。
ただ、このシリーズは、「ステップ・バイ・ステップ」で組み立てるとありますが、何度も取り外すのでは、とてもステップ・バイ・ステップとは言えません。 こういった手順を踏まされては、非常に不愉快です。決して安い買い物ではないので、デアゴスティーニ社は、もう少し作る立場のことを考えて、 使う順番に部品の配布をして欲しいものです。 第28号〜第29号:動力伝達機構の最終組み立て (2008/03/26) 第28号はメインロッドの取付です。まず左右のモーションリンク、リターンクランクをそれぞれ組立てました。
次に、まず、左側の以前組み立てた、クロスヘッドの外側と、モーションプレートの外側を取り外しておきます。
クロスヘッドにはメインロッドの片方を接続してから、再度クロスヘッドの外側を取付ました。メインロッドの片方は第2動輪のピンに接続しました。
続いて、モーションリンクをモーションプレートに組み込み、モーションプレートの外側を再度取り付けました。
最後に、リターンクランクを第2動輪に取り付けました。これらの作業を右側についても行いました。
第29号はクロスヘッドとモーション・プレートを結ぶラジアス・ロッドなどシリンダー回りの細い部品の取付です。ラジアス・ロッドを細い隙間に 組み込むために、モーション・プレートをもう一回分解するなど、手間のかかる作業でした。第28号と同様に、左側の組立が終わってから、 右側の組立を行いました。
第27号:第3動輪の取付 (2008/03/11) 第27号は第3動輪の据え付けです。第2動輪の取付と同様に、車体を裏返して第3動輪を取付た後、表向きに戻し、既に取り付け済みの第2動輪とロッドで結合しました。
さすがに、三つの動輪が付くとどっしりと、重厚感が増しました。ただ、かなり重くなったので、机の上からの落下等の衝撃で、大きな破損も考えられるので、今後の取り扱いに十分な注意が必要そうです。
第26号:第2動輪の取付 (2008/03/01) 第26号は第2動輪の据え付けです。第2動輪は第C62の主動輪であり、第1動輪や第3動輪に比べ、バランスウェイトが大きく、重くできています。
車体を裏返して第2動輪を取付た後、表向きに戻し、既に取り付け済みの第1動輪とロッドで結合して今回の作業は終了です。
蒸気の力で押されたピストンの水平運動は、第28号で取り付けるメインロッドを介して第2動輪に伝わり回転運動に変わります。第2動輪の回転は、今回繋いだロッドを介して第1動輪に伝わります。
第24〜第25号:モーションプレートの組立 (2008/02/23) ほぼ正方形にがっちりと組まれたモーションプレートは、主台枠の梁の一部でもあり、前後運動を伝えるロッドや逆転軸の支点ともなっています。第24号の亜鉛合金製の左右それぞれのモーションプレート外側と左右それぞれのモーションプレート内側をネジ止めしました。
次に、第25号の前部モーションプレートを主台枠にネジ止めし、第24号で作った左右それぞれのモーションプレートを前部モーションプレートにネジ止めしてから、
真鍮の逆転軸の両端を、それぞれ差し込み、外側に左逆転軸腕と右逆転軸腕を取付けました。
その上で、後部モーションプレートを主台枠につけ、左右モーションプレートをネジ止めしました。
最後に、左右のスライドバーの終端を左右モーションプレートに固定して、出来上がりです。
今回は、ネジ止めが多く、しかも細かい部分に手が入りにくく、かなり時間がかかって大変な作業でした。
亜鉛合金製のモーションプレートが付いたことで、少し頼りなかった鉄板の主台枠が、がっしり固まり、重量感も増してきました。
第23号:後台枠の組立 (2008/02/09) 今回は、第3動輪の後部から従台車上部に至るフレーム「後台枠」の組立てです。
左右の後台枠の真鍮板を後部膨張受の両側に取付け、片側5ヶ所、両側で10ヵ所ボルトで締めます。前部膨張受を主台枠の後部に差し込み、左右の後台枠の真鍮板を
主台枠と前部膨張受の間に差し込んで、片側6ヶ所、両側12ヵ所、ボルトを締めしつけて完成です。
将来この下に2軸の従台車が付くことになります。
今回の組み立てで、テンダー(炭水車)を除いた機関車の全長になりました。物差しで計ってみたら、先頭から後台枠の終端までで、53cmでした。
私の机の上では狭くなってきました。どこか作業台を考えないと・・・。
第19号〜第22号:先台車の製作と主台枠への取り付け (2008/02/02) 蒸気機関車やEF58型以前の電気機関車には「先台車」という従輪が付いています。旅客用C62蒸気機関車やEF58電気機関車は2軸、貨物主体のD51やEF15などでは1軸です。
この「先台車」は機関車がカーブを曲がるときに、車体が少しずつカーブに対応していくことで、スムーズに曲がれるようにする為の機構です。
例えば左カーブの場合、先台車が最初にカーブにさしかかると、車体の前の部分に左へ曲がる力が発生します。
続いて動輪がカーブに入り、車体はさらに左に曲がっていきます。
このように徐々に左に曲がる力が大きくなることで、車輪が線路に与える力が分散され、スムーズに曲がることができるのです。
また、こうすることで、カーブで車輪がまっすぐ進もうとして生じる外へ線路を押す力(横圧)を軽減することにもなります。
このような曲がるときにかかる力は、速度が速いほど大きくなります。従って先台車は、高速タイプのC62やEF58は2軸、低速タイプのD51やEF15は1軸となっています。
第19号で「先台車枠」、第20号で「揺れ枕」、第21号で「イコライザ」を組み立て、最後に第22号で「先輪」を取り付け、中心ピンで先台車を主台枠に取り付けました。
今回の先台車の製作で2つの発見がありました。一つは先台車がイコライザー式だったこと。イコライザー台車は、古い私鉄車両によく見かけましたが、C62の先台車がイコライザー台車だったとは知りませんでした。
重い車体を支える為にイコライザー(釣り合い梁)による頑丈な機構を採用したのでしょう。
2つ目は台車を支える枕(ボルスタ)が揺れ枕であったこと。左右にスライドする揺れ枕にしたのは、特急の牽引機として、カーブを高速で通過する為に必要だったのでしょう。イコライザーも揺れ枕も車輪の陰に隠れて外から見ただけでは分かりません。外観だけでなく、内部の機構にも手を抜いていないところが、ここの模型の普通のプラモデルとの違いです。
先台車、シリンダ及びクロスヘッドと、足回りの前方部分の製作が終わり、次号は、車体の後台枠を組み立て、主台枠に取り付けるそうです。
これで、テンダー(炭水車)を除く車体の全長になります。どれくらいになるか楽しみです。
第18号:動輪への動力伝達部分の製作 (2008/01/08)
実際の動きは次の通りです。蒸気はシリンダーに送られ、ピストンロッド(滑り棒)を動かします。
ピストンロッドは、後の号で製作するコンロッド(コンタクトロッド:連結棒)を動かし、コンロッドに接続された動輪を回転させます。
ピストンロッドとコンロッドのつなぎ部分が今回製作したクロスヘッドです。
クロスヘッドは、スライドバー(滑り棒)に沿って前後に動き、ピストン運動をコンロッドに伝えます。
この模型では、これらの部品を忠実に再現していて、製作することによって、この仕組みが自然にわかってきます。
第16号〜第17号:エンジン・シリンダ部分の仕上げ (2007/12/23)
エンジン・シリンダーの作り込みをし、カバーを取り付け、エンジン周りの製作が終わりました。
煙突胴を乗せ、煙突胴の前扉を開けると、ボイラーで作られた蒸気がシリンダーに入り、
ピストンを押して動力に変えた後、吹き出し管からジェット流になって吹き上げ、
煙突胴から火の粉止めの金網を通過した石炭の燃焼ガスの煙を吸い上げて、一気に煙突から吹き出される仕組みがよくわかります。
この仕組みが、こんなによくわかるようになっている模型は、今まで作ったプラモデルにはありませんでした。
この模型の精密さがわかります。
第12号〜第15号:エンジン・シリンダ部分の製作 (2007/12/09)
エンジン・シリンダと、その周辺部を組み立てました。
ボイラーから送られてきた高温高圧の蒸気を誘導してパワーに変える蒸気機関車の力の源の部分です。
ヤスリとサンドペーパーを使って、エンジンシリンダーの表面を平滑にしたり、シリンダ内部を削り落としたり、細かな作業で、結構時間がかかりました。
2機のエンジンが本体両翼に付くと、一層重厚感が増してきました。
シリンダ部分は、後に外側のカバーで隠れてしまうので、プラモデルでは、外側のカバーだけを組み立てるのが普通ですが、
このキットでは、きちんと内部のシリンダ本体も組みたてることによって、蒸気機関車の動力の仕組みを知ることができるのです。
第8号〜第11号:主台枠の製作とフロントデッキ/煙突胴の結合 (2007/11/11)
C62を作り始めて、2ヶ月余り、11号まで来ました。最初は、いつまで続くかと思いましたが、最近では次の号の発売が待ち遠しいくらいになりました。
私は敢えて定期購読の申し込みをせず、毎週、書店で買っています。定期購読にすれば確実に手に入りますが、毎週送られてきて押しつけられるような気分にさせられるのは好きではありません。
それより買い求めるために毎週書店に行き、ついでに他の本も立ち読みし、興味があったら買ってくるという楽しみがあるからです。
正式には火曜日が発売日なのですが、私の行きつけの書店では前週の金曜日に店頭に並んでいます。
これは私にとってはとても有難いことで、金曜日までの会社生活から解放されて、土曜日と日曜日で、ゆっくりと読みながら製作に取り組むことができるのです。
土日で組み立てて、机の上に置いて、できばえを1週間眺めて、金曜日の会社の帰りに次の号を買ってくるという週間のパターンが定着してきました。
100号で完成ですから、まだ10分の1程度ですが、すでに2万円程投資したことになります。もう後には引けません。
最初、少し作ることに苦痛が感じられましたが、今ではそれもなくなり、ステップバイステップで出来上がっていく姿を見る楽しみは、何物にも代えがたいものがあります。
これからも頑張って組み立てていこうと思います。
第4号〜第7号:煙突胴内部とフロントデッキおよび第1動輪の製作 (2007/10/14)
第1号〜第3号:煙室胴と煙突の製作 (2007/9/22)
第1号(創刊号)を買いました (2007/9/10)
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