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Mini ITXのマザーボード(EPIA-CN13000G)     (2008.11.04)

今ではCPUがIntelのPentiumV500Mhzと非力な為、使用していない1999年に購入した古いPCがあります。金を払って引き取って貰うのも癪なので、部屋の隅に置いていました。
先日、よく行くPCショップで、アウトレットのMini ITXのマザーボードを見つけました。Intel互換の1.3GHz VIA C7 nanoBGA2 Processor、最大1GBの400/533MHz DDR2メモリスロット、 SATA II RAID 0、10/100MbsのLANが搭載されています。これで1万円弱は安い。 この古いPCのペリフェラル、電源およびケースを使い、マザーボードのみ替えて再生しようと購入しました。
古いPCのケースから今までのMicro ATXのマザーボードを取り外し、Mini ITXのCN13000Gを取り付けました。ペリフェラルを繋いで電源を入れ、BIOS画面も出たので組立は完了。Microsoft Windows2000、XPおよびLinuxをサポートということなので、WindowsXP Professionalのインストールを始めましたが、数分たって、ブルースクリーンが出て止まってしまいました。 接続をチェックしましたが悪いところはなさそうです。そこで、もしかしたら冷却用ファンの能力不足でCPUの温度が上がってしまうからかもしれないと思い、BIOS画面でCPUのサイクルを1.3GHzから1.1GHzに落としてみました。これがバッチリあたって、これでブルースクリーンは発生せず、インストールは無事に終了しました。それにしても、冷却ファンの能力不足で、本来のCPU性能を発揮できないなんて、製品のインテグレーション不良と思えてしまいます。メーカーは品質管理をしっかりやって欲しいと思います。どなたか、このマザーボードにマッチする、冷却力の大きいファンをご存じでしたら教えて頂けたら有り難く思います。
使ってみると、以前のPentiumV500Mhzよりははるかに速いのですが、手持ちの他のPCに比べて、特段速いというわけではありません。デスクワークのPCとしてよりも、サーバとして使用する方が良さそうです。

家庭でサーバ機として稼働させるには、以下の要件を満たすことが必要です。
 ・電気代がかからないこと・・・24時間稼動となると、電気代も馬鹿になりません。
 ・静かであること・・・寝てる時も動かすので、動作音がうるさいと気になります。
このマザーボードは、消費電力が16ワットと省エネのうえ、殆どファン音がしないので、家庭用サーバとしての要件を満たしていると言えます。そこで、ApacheとPHPを組み込み、WEBサーバとして使用することにしました。

     
EPIA-CN13000Gと、組み込んだ古いPC


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