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私のパソコン遍歴        (2022.06.09改)


【BASICの時代】(1981)
学生時代にモーツァルトが好きになり、こつこつとレコードを買い集めてきました。買うたびに大学ノートに記入していきましたが、10年程たった頃、大学ノートが3冊になり、なんとかうまい整理の方法がないものかと考えました。
そんな折り、インテルやモトローラから8ビットマイコンが現れ、一躍ブームになりました。
日本でも、日本電気やシャープから8ビットCPUを使ったパソコンが発売になりました。
私は、モーツァルトのコレクションの整理に、女房を拝み倒してパソコンを購入しました。
1980年のことで、シャープMZ80Bという機種でした。
CPUは、ザイログのZ80(4MHZ)、メモリ64KB。これに、5インチのフロッピーディスクとプリンタを付けて、約70万円でした。
当時、サニー級の乗用車が100万円で買えた時代ですから、相当高い買い物でした。
折りしも、娘が生まれた時で、娘(澄子)にちなんで、SUMIAC80と名ずけました。
当時は、表計算ソフトもデータベースソフトもなく、BASICで、こつこつプログラムを組み、モーツァルトのレコードコレクションのデータを入力しました。
まだ、漢字は使えず、すべてカナで入力しました。
その後、約10年間、SUMIACは、モーツァルトの作品管理の道具として一生懸命働いてくれました。




【DOSの時代】(1991)
16ビットCPUが発売され、1980年代の中旬以降、日本では、PC98シリーズが全盛となり、国民機とさえ言われるようになりました。
私も、何度か買い替えようかと思ったのですが、SUMIACが健在だったので、約10年間、使い続けました。
1990年代に入り、インテル社の32ビットCPU(386シリーズ)を使ったパソコンが発売になり、やっと私も新しいPCの購入に踏み切りました。
NECのPC9801DSという機種で、CPUは、386SX(12MHZ)、メモリ4.6MBでした。
この頃になると、一太郎やロータス123など、DOSベースのアプリケーションソフトも充実してきました。
私も、BASICで作ったモーツァルトの作品管理表をDOSの表計算ソフトに切り替えました。当時、ロータス123は約9万円と高価だったので、アシストカルクという1万円弱の廉価版表計算ソフトを使用しました。
ATOKなどのFEPでカナ漢字変換が容易になったので、作品管理表のカナを漢字化しました。
この結果、データ入力や検索の操作性は飛躍的に向上し、漢字化により画面やハードコピーも見やすくなりました。




【Windows時代になって】(1993)
1992年頃、インテルが486CPUを発表し、マイクロソフトもWindows3.1を発売し、今まで一部のマニアしか使われなかったパソコンが、オフィスや家庭に浸透してきました。
また、コンパックがDOS/Vパソコンを低価格で販売したことよって、NECを含め国内メーカーのパソコンもみるみる安くなってきました。
そこで、私も、当時としては珍しい、CD-ROM付のWindowsパソコンを購入しました。
PC9821Ceという機種で、インテル486SX(25MHZ)のCPUを使用していました。
その後、この機種のハードウェア増強の限界値である、CPU:486DX4(75MH)、メモリ15.6MBまで増強しました。
また、それまで表計算ソフトで作っていたモーツァルトの作品管理表を、データベースソフト(ACCESS)に切り替えました。
目的は、Windowsによる操作性の向上とOLE2というプログラム間連絡機能を使う為です。
Windowsになって、アナログの音声や画像を容易にディジタル化してパソコンのデータとして取り込むことができるようになりました。
OLE2機能を利用して、モーツァルトのレコードコレクションの各曲の出だし30秒程度をディジル化したファイルを、モーツァルトの作品管理表のデータベースから呼び出せるようにしました。
現在、約800曲のコレクションのうち、約半数のディジタル化を終了し、モーツァルトの作品管理表データベースの曲目をクリックすることにより、曲をスピーカより再生することができます。




【長男の為にMacも必要になりました】(1995)
長男が大学に入ってパソコンを欲しがるようになりました。
たまたま長男の大学ではMacが主流でした。
Windows全盛の時代になってちょっと迷ったのですが、Macを買いました。
あまり長く使うこともないだろうと思い主流になりつつあったPowerMacではなく従来からの68系CPUの安価な一体型Performa588にしました。
CPUは33MHZ、メモリーは24MB、HDは500MB、OSは漢字TALK7.5でした。
長男はワープロでレポートを作り、電子メールで学校へ送るのが主ですからこれで十分です。
実は私にとってもMacは初めてだったので大いに楽しませてもらいました。
Macからインターネットにアクセスしたり、LANを経由してAppleTALKのプロトコルでWindows機と繋いだりいろいろやってみました。
ただこの機種だけなのかもしれませが、このMacはよく止まります。
インターネットでホームページを見ていたり、EXCELで大きな表を作ったりしていると頻繁にフリーズしてしまいます。
2年後に長男もMacをやめてWindows機を買うことになるのですが、一つの理由がこのフリーズがどうにも耐えられないことだったのです。




【Windows95のインストール】(1995)
'95年12月、Windows95が発売になりました。
オペレーティングシステムがこれほどセンセーションを起こしたのは今だかつてなかったでしょう。
さすがにWindows3.1より勝手は良くなり、特にインターネットをはじめとするネットワーク関連の充実度は目をみはるものがありました。
Windows3.1の時は、TCP/IPの環境を作るには、ChamereonやTrumpetなどのネットワークソフトを組み合わせなければなりませんでしたが、 Windows95ではOS自体がネットワーク機能を持っているので容易に環境を作れます。
私も早速アップグレード版のWindows95を購入しPC9821Ceにインストールしました。
問題無くインストールできWindows95は正常に動いたのですが、ここでこの機種のどうにもならない限界につきあたりました。
ハードウェア上でメモリー増設の上限が16MBである事です。
Windows95は、何もアプリケーションを動かさなくても20MN位を必要とします。
このため16MBのPC9821Ceでは、メモリーのスワップが頻繁に起き、EXCEL等のアプリケーションを効率良く使える状態ではありませんでした。


【Pentium機の購入】(1996)
'96年3月に、待望のペンティアムCPUを載せたパソコンを購入しました。
やはりNECのPC9821XV13で、CPUはペンティアム133MHZ、メモリ32MB、1.6GBのIDEディスクを内臓しています。
これに、以前から使っていた、モーツァルトの作品管理表用データベース(役1GB)や動画の格納用(約4GB)のSCSIディスクを接続しています。
この際、DOS/V機に換えようかと検討をしましたが、PC98の汎用スロット(Cバス)用のSCSIボードやビデオキャプチャーボード等をDOS/VのISAバス用の物に買い換えるには出費があまりに大きいことと、一部まだPC98のDOSのプログラムを使っていることから、PC98に落ち着きました。
OSは、Windows95、WindowsNT及びWindows3.1を載せています。
モーツァルトの作品管理表から音声や映像のDBをリンクする場合など、マルチメディア機能を使う場合には、Windows95を使用しますが、仕事でワープロや表計算などを使う場合は、WindowsNTを使用しています。
やはり、WindowsNTの方が途中でハングアップすることも少なく、長時間安心して使えます。
Windows3.1を載せているのは、まだDOSのプログラムを使うことがあるのと、ビデオキャプチャーボードで動画を取り込む場合CPUに多くの負荷がかかる為、Windows95よりWindows3.1の方が軽く、単位時間内により多くのコマ数を取り込め、スムーズな動きの動画を作れるからです。
モーツァルトの作品が好きになったのがきっかけで、モーツァルトを中心としたオペラやバレエにも興味を持ちました。
モーツァルトの作品管理表に引き続いて、オペラとバレエのコレクションの管理表を作成中です。
各作品の映像のさわりの部分をビデオキャプチャーボードを使用して、ビデオテープやレーザーディスクからディジタル映像に変換して取り込み、映像データベースを作って楽しんでいます。




【長男のPCもWindowsに】(1997)
大学生の息子は、デスクトップのMacを使って、レポートの作成、メールのやり取りやWevの閲覧等を行っています。
ノートパソコンが欲しいとせがまれたので、いろいろ検討しましたがやはりPC98になってしまいました。

現在、Macを使用しているので、互換性を考えればMacのノートですが、この際、Windowsにしようということになりました。
DOS/V機とPC98の比較の過程で、やはり世界で主流のDOS/V機を真っ先に考えました。
しかし、結局、ことノートパソコンの分野では、下記の理由でDOS/V機にこだわることはないと考え、PC98の購入に落ち着きました。
  • デスクトップ機の世界では、世界中の多くのメーカーが多種多様なハードウェアを出しており、周辺機器やボード類の選択肢は多く、NEC独自仕様のPC98に比べ、柔軟なアップグレードが可能です。
    但し、ノートパソコンの世界では、周辺機器の拡張は、PCカードスロットを利用するのが一般的で、デスクトップのように、多種多様な拡張方法もなく、PC98であることのデメリットはデスクトップ機より少ないと思います。
  • 同じ価格帯の機種で、必ずしもPC98が高いわけでなく、むしろディスプレイのアクセラレータやドライバ等にNEC純正品の信頼感があり、コストパフォーマンスは決してDOS/V機に劣っているとは思いません。
  • こと日本語での使用の面では、PC98のキーボードは、DOS/V機より扱いやすいと思います。
  • DOS時代から定評のあった98NOTEの流れを引き継ぎ、堅実な作りです。
  • 近くに、NECのサービスステーションがあるなど、サポート体制は充実しており、障害時等の安心感があります。

私は、会社では、DOS/V機、自宅ではPC98のデスクトップを使用しています。
PC98にこだわっているわけではありませんが、サービス網の充実の安心感もあり自分で使用するには何となくPC98の方が愛着があります。
娘もPCに興味をもってきたので、いずれPCを買ってとせがまれるでしょうが、その時また、DOS/VかPC98か、悩むことになりそうです。




【WindowsCE2のモバイルPC】(1998)
モバイルギアUを購入しました。OSはWindowsCE2です。

大きさはA4サイズを縦に割った位で、開くと丁度A4サイズ位になります。
ディスプレイは、640×240ドットとやや狭いのですが 、携帯の為にはこの程度が限界でしょう。
カラーモデルとモノクロモデルが ありますが、あえてモノクロモデルにしました。
値段が安いこともありますが、それよりも軽いのと連続稼動時間の長さで選びました。
まず重さは、雑誌月刊のASKIIの重さとほぼ同じ位ですから、カバンに入れて持ち歩いても苦になりません。
また、充電池でなく乾電池駆動で、単三乾電池2本で30時間も使えます。
また、キーボードはこのタイプとしてはかなり大きくノート型と同じ位で、入力は非常に楽です。
ただ、所要電力を抑えているせいか、液晶の画面はバックライトをつけても あまり明るさが変わらないので、もう少しライトを強くしても良いのではないかと思います。

PCとのデータの連携は非常に良く出来ています。PCに「WindowsCEサービス」 をインストールすることで、モバイルギアUのPocketWordやPocketExcelのデータを 簡単にExcel97やWord97の形式に変換できます。

自宅のPC(NEC:PC9821XV13)とシリアルケーブルで接続 し、OSをWindows95で立ち上げ「WindowsCEサービス」をインストールしたところ、 すぐ繋がり、ファイルの受け渡しもすんなりとできました。
ところが、PCのOSをWindowsNT4.0に替えたところ、PCとモバイルギア同士は繋 がるですが、PCからモバイルギアのファイルが見えずません。
私は仕事をするときは、WindowsNTのもとで行う場合が多いので、これはちょっと困ります。早急に直してもらいたいと思います。

ともあれ、モバイルギアUのハードも内蔵のWindowsCE2もなかなか良く出来ていて使いやすいので サブマシンとして大いに活用しようと思います。





【Pentium MMX化】(1998)
我が家のPC98もCPUをMMX Pentiumに替えました。
MMX Pentiumプロセッサを現行機(PC9821 XV13/R16:Pentium 133MHz)に載せるにあたり、PentiumU400MHzも出ている今となって、 本当にCPUをMMX Pentiumに変えて現行PC98(NXではありません)を使い続けるべきかと迷いましたが、現行機を捨てきれずMMX化に踏み切りました。
いまだにPC98にこだわっているのは、Cバスに付けた3枚のボードを無駄にしたくないのと、DOS/V機にないパーティション単位のブート機能など、 PC98独自の便利な機能に愛着があるからです。

もともと、PC9821 XV13/R16は、CPUの装着ソケットが一世代前のSocket5であり、 MMX Pentiumを載せられるSocket7ではありません。
また、チップセットもインテル製ではなく、VLSI社製のWildCatで、 MMX CPUとBIOSやIDEコントローラとの間に問題があり、MMX化は容易ではありません。
一部のマニアの間では、苦労してこれらの問題を解決してMMXをしている例もありますが、メーカの保証対象外であり、 趣味以外に仕事の道具でもある私の愛機にはあまり冒険もできません。

そんな折、IO−DATAから救世主ともいうべきアクセラレータが出ました。
PK-MXP233/98 という製品でMMX Pentium 233MHzを使用し、WildCatの問題をクリアしていて、 Socket5の既存のCPUと差し替えるだけでMMX化が可能です。
何よりも有難いのは、メーカーの保証があることです。
CPUはPCの心臓部ですからメーカーの保証は大きな安心です。
早速購入して装着しました。購入価格は横浜の電気店で3万5千円でした。
既存のPentium(133MHz)をはずし、代わりにPK-MXP233/98を挿し、冷却ファン用の電源を拡張機器用のコネクタから取って装着完了です。
電源投入時ほんとに動くかなと多少不安な気もちでしたが、問題なく動きました。
実感としてやはり速い。特に動画の取り込みで威力を発揮します。
なお、HDBENCHでの計測では、以前は、浮動小数点演算8462点、整数演算8669点、総合3878点でしたが、 切り替え後は浮動小数点演算13673点、整数演算15591点、総合5081点になっています。
ちなみに、メモリーは80MB、スワップファイルはIO-DATAのUIDE-98で UltraDMA/33転送にしたIDEディスクに、キャプチャーファイルはSCS2ディスクに割り当ててあります。

私はオペラバレエのソフトのコレクションを多数持っていますが、この中からさわりの部分をPCのディスクにに取り込んで楽しんでいますが 今まで以上に、バレリーナの激しい動きをスムーズに再現できるようになりました。
「白鳥の湖」第3幕の32回のグランフェッテアントゥールナンはバレリーナにとって 高度な技術を要する至難な回転技とされていますが、パソコンにとっても過酷です。
フェッテの高速回転をコマ落ちなくディジタル化して記録するには、キャプチャーボードの性能に加え、CPU、ディスク等の総合的な能力が要求されます。

私は3年ほど前から、Canopus製のPowerMovieというボードを 使用しています。購入した時は10万円と高価で、Cバス用しかありませんでした。現在では数段性能が良いPCIバス用のものが安く手に入るようになりましたが、特に不満もないのでまだ使っています。
従来、320×200ドットで毎秒24コマ程度が限界でしたが、今回CPUが速くなった為 28コマでもコマ落ちせずに取り込めます。さらに圧縮率を下げることができますので質の良い映像を取り込むことができます。 逆にディスクの消費量はその分さらに多くなってしまい不経済ですが。

好みのグランパドドゥから優雅なアダージョや華やかなコーダの場面をディスクに取り込み、 ひいきのバレリーナ達が織り成す繊細なバランスと躍動の妙技をPCの画面で楽しんでいます。
最新のPentiumU搭載機には遠く及びませんが、まだ十分に使えそうです。
NECも、PC98シリーズに載るWindows98とWindowsNT5.0を発売すると言っていますし、 もうしばらく現役で頑張って貰おうと思います。





【Windows98のインストール】(1998)
'98年7月25日 Windows98が発売になりました。 早速購入して、愛機に組み込みました。
私のPCは、2年半前に購入したPC9800シリーズ(PC98-NXではない)で、Windows98の 売りであるOn-NowやUSBなどの新機能が使えるわけでもなく、急いで導入することもないのですが、 新OSを早く使ってみたいという誘惑に負けて購入しました。

Windows98を使って感じたことは、とても丈夫なことです。
ほとんどハングアップしていません。WindowsNT4.0と同じ位安定しています。
Windows95の時は、一日に一回はハングアップしていたのに比べて、雲泥の差です。
Windows98は、新機能よりも「丈夫で落ちにくい」ことが最大のメリットでしょう。

Windows95用のアプリケーションはそのまま使えるし、むしろWindows95でのWEB統合の状態に比べて軽く動きも良いように 感じます。
Windows95にとどまる理由は見当たりません。
私のPCでは、今までデフォルトの起動をWindows95にしてあったのですが、Windows98に替えました。



【DOS/V機を買いました】(1999)
私は、1991年以来、NECのPC98シリーズのPCを使い続けてきましたが、 今回とうとうDOS/V機を購入しました。CPUはPentiumV 500MHZ、6GBのHDに DVDドライブを備え、17インチ・トリニトロンモニターをつけて20万円弱、 安くなったものです。

個人的には、PC98シリーズの方が好きなのですが、いかんせん新機種が出ていない ことと、近頃ではマウス等の部品を見つけるのも苦労すると言うわけで 止む終えずといったところです。

PC98がDOS/V機に勝っている機能の一つに、どのパーティションからでも ブートできるという点があります。
ハードディスクをパーティションを分けた場合でも、DOS/V機の場合ブートセクタ は第一パーティションに置かれるため、ブートは必ず第一パーティション (Cドライブ)から行われます。従って一台のPCに複数のOSを搭載している場合は 第一パーティションの中のBOOT.INIにブートすべきOSを記述し、該当OSに リンクします。
一方PC98の場合は、ブートセクタは各パーティションにおかれ、ブートは各パーテ ィションから行われます。

一見、ブートを常にCドライブから始めるDOS/V機の方が合理的に見えます。 しかしながら、もし第一パーティションのブートセクターまたはBOOT.INIに障害 が発生した場合は、たとえOSに障害が無くてもブートすらできなくなり、 お手上げになってしまいます。
しかしPC98では、たとえば第一パーティションのブートセクタが障害になっても、 別のパーティションが障害でなければ、こちらからブートすることが可能です。 例えば、第一パーティションにWindows98が、第二パーティションにWindowsNTが 入っていたとすると、もしWindows98が立ち上がらなくてもWindowsNTで立ち上げる ことができます。これは非常に安心感があるものです。 我が家のPC98では、第一パーティションにWindows98、第二パーティションに WindowsNT4.0、第三パーティションにFreeBSDを入れ、該当パーティションから ブートしています。

ともあれ、我が家のLANには、PC98が2台、Mac、それに今回のDOS/V機が繋がり ました。




【Windows2000のインストール】(2000)

2000年2月18日 Windows2000が発売になりました。早速購入して組み込みました。
インストール対象はPC/AT互換機とPC98の2台です。
両方ともアップグレードではなく新規にインストールをしました。
PC/AT互換機はCD-ROMからブートできるので、CD-ROMで立ちあげインストールしました。PC98はCD-ROMからブートできるないので、ブートフロッピーを作ってフロッピーで立ち上げてインストールしました。
いずれもインストールは大きな問題はなく進行しました。 インストール時間は、PC/AT互換機は40分、PC98は1.5時間でした。 これはCPUとCD-ROMの差で、当然のことです。 PC/AT互換機は、PentiumV500MHZ、20倍速CD-ROMで、PC98は、MMXPentium233MHZ、4倍速CD-ROMです。
インストールでの問題点は下記の通りです。
@PC/AT互換機の周辺機器は特に問題ない様です。ドライバーも全てWindows2000に対応しています。
PC98はWindows2000用のドライバソフトがそろっていないようで、すべての機器が動くわけではありません。
PC98は、ウルトラIDE転送用のIO-DATAのUIDE-98、SCSIアダプタ(MELCO IFC-UP)は、インストール時にF5キーを押してボードを認識させ、UIDE98接続の内蔵HDドライブにOSをとり込みました。またCANOPUSのビデオキャプチャーカードは認識しませんでした。
APC98は、独自のハードディスク起動メニューでOSを選択してブートできる機能ありますが、Windows2000からPC/AT互換機と同様に、起動OSセクタによるOSの選択機が提供されています。
しかしこれが曲者で、Windows2000のもとでは、起動OSセクタのあるドライブのドラブレターがPC/AT互換機と同様にCドライブに変わってしまいます。共存の他のOSは従来通り、ドライブレターは先頭からA,B・・・ とふられているので、一台のPの中で、OSによってドライブレターが異なってしまって混乱のもとになります。 なまじPC/AT互換機にあわせず、Windows98のように、Cドライブ起動はオプションすべきだったと思います。

感想として、PC/AT互換機、PC98ともインストーラーはほぼ問題なく動きます。
ネットワークアダプタはいずれも問題なく、正しく自宅のLANに繋がり、両PC間でファイル共用も行っています。ダイアルアップルター経由でインターネットにつながりました。
Windows2000はWindowsNT4.0に比べ、周辺機器はPNP(プラグ・アンド・プレイ)機能により自動的につながるものが多く、インストールはWindows98並に易しくなっています。
PC/AT互換機はWindows2000をデフォルトOSとして使っています。 ビデオキャプチャーの様にWindows98でしか動作しないボードを使う時はWindows98に換えて使います。
PC98はWindows2000にはCPUが力不足でもあり、Windows98をデフォルトOSとして使っています。


【クルーソー搭載のノートパソコン】(2000)

トランスメタ社のクルーソー搭載のノートPCを買いました。
富士通FMV-BIBLO LOOX S5/53という機種で、533MZのクルーソーを載せています。
メモリーは128MB、ただしクルーソーが約16MB使用するので、実質110MBです。
クルーソーの売りは、インテルのPentiumの半分という消費電力。
このノートPCでは、フル充電後の駆動時間はカタログ上では7時間、実質3〜4時間といったところでしょう。この時間は私にとって非常に有難いことです。

通常のノートPCでは、フル充電しても2時間程度しか持ちません。
私は大阪へ出張の時、往復の新幹線の中でPCを使用して仕事をするのですが、東京〜大阪間は2時間半、乗車前にフル充電しても持ちません。こまめに電源を切ることが必要です。
今回買ったこのPCでは、ほぼ4時間も持ちますから新幹線の乗車時間中、安心して使用できます。

トランスメタ社は、一般向けの端末なら現状のMPUで動作速度は十分、これからは消費電力が勝負という考えに立っており、インテルやAMDが動作速度の競争をしている所に一石を投じた形になっています。
もっとも、更なる駆動時間の延長にはMPUだけではダメで、周辺機器の省電力化も必要です。
クルーソーがMPUの大幅な省電力化を実現したことは周辺機器への影響も大きく、歓迎すべきことだと思います。



【Pentium4とWindowsXP】(2002)

2001年11月16日に、マイクロソフトの新しいOS「WindowsXp」日本語版が発売になりました。「Xp」とは「exprience」とのこと。 東京・秋葉原の電気街などでは、発売開始時刻の午前零時前のカウントダウンや くじ引きなど、趣向を凝らした深夜販売イベントを繰り広げ、熱心なパソコンユーザーらが行列をつくったとのことです。
同時に、WindowsXp搭載のPCも発売になりました。
私も、XP搭載のPCを買いました。CPUはPentium4 (2.4GHz)。メモリは512MB、内蔵HDは7200rpm 80GBで、DVD+RWが付いています。
OSはWindowsXP Professional。WindowsXP Professionalは、Windows98やMeのようなDOSの延長上のOSとは違い、 Windows2000と同様、WindowsNTの延長上のOSです。
さすがに、Pentium4 (2.4GHz)の威力は大きく、動画も、すいすいとストレスなく動きます。しばらくは、ひいきのバレリーナの踊りを、PCの画面で思う存分楽しめそうです。


【Pentium4 PrescottとHyper-Threading Technology】(2004)

2004年初め、Intelは、Pentium4の新バージョン Prescott を発売しました。PC製造の各社からPrescot搭載のPCが相次いで発売になりました。 Prescottは、今までの0.13μmプロセスによるPentium 4(Northwoodコア)の後継となる新CPU。以下の、さまざまなファインチューニングや新機能の組み込みが行なわれています。

 ・2次データキャッシュを512から1GBに拡大
 ・1次データキャッシュを8KBから16KBに拡大
 ・13の新命令セット「SSE3」の内蔵
 ・セキュリティ機構「LaGrande」に対応
 ・かけ算命令(imul)の高速化
 ・ライトコンバイニングバッファの増設

Prescottは、Pentium 4の名前を踏襲、見分けるには製品名末尾の「E」という記号が付いています。今までのNorthwoodは「C」。 ただ、Intelは、Northwoodコアも引き続き販売していくとのこと。その理由は、Prescottは、Northwoodより消費電力が多いからです。
Prescottは2.8GHzや3.0GHz版で89Wと、Northwoodの3.2GHz版の82Wを上回り、Prescottの3.2GHz版に至っては103Wと、ついに3ケタのワット数を必要とします。 現在販売されているマザーボードでは、普通、89Wまで対応する仕様のものが一般的ですから、Prescottの選択肢は3.0GHzまでに抑えられてしまうからです。

一方、Hyper-Threading Technologyは、1つのCPUを論理的に2つのCPUとして動作させる技術。1つの命令を実行している間に、空いている演算ユニットを使ってもう1つ命令を実行することによって 処理能力を向上させる。OSからはCPUが2つあるように見える。マルチスレッドに対応するアプリケーションであれば、30%程度の性能向上が期待できるそうです。
今回、Pentium4 Prescott搭載のPCを買いました。せっかくだから、3.4GH版でもと考えましたが、コストパフォーマンスの高さと、上記のように消費電力の少なさを考えて、3.0GHz版にしました。 チップセットは、Intel 865G、マザーボードは、MSI 865G Neo2-LS、ビデオチップは、nVIDIA GeForceFX5200 で、メモリーは512MB積んでいます。 OSは、Windows2000が使い慣れていて好きですし、WindowsXPよりも安定しているようですが、Hyper-Threading Technologyの機能は、WindowsXP Professionalしか使えないので、WindowsXP Professionalをインストールしました。

【AMD Athlon64プロセッサ搭載のPC】(2005)

私は今までデスクトップは、IntelプロセッサのPCを使ってきましたが、初めてAMDのプロセッサを搭載したPCを買いました。 CPUには、64bitで動作するAMD Athlon64プロセッサ3000+を使用しています。このCPU、Cool'n'Quietテクノロジと呼ばれる省エネ設計。PCの作業状況に応じてクロック周波数(MHz)を調整し、同時にCPU駆動電圧も上下することにより、消費電力、発熱を抑え、かつ冷却ファンの回転数を落とすことでノイズ低減も可能にするというものです。
また、CPU・システム間のデータ転送速度を向上するHyperTransportテクノロジ、従来の32ビットのCPUで用いられてきた方式を、64ビットのシステムに向けて拡張するAMD64テクノロジにより、など、最先端の機能を搭載しています。
 
現在私は、Intel Pentium4 Prescott(3Ghz)のCPUを使用したPCを使用していますが、発熱量が多いためファンの動作音が大きく耳障りです。最近起動時にうまく立ち上がらないなどやや動作が不安定になってきて、交換を考えていました。水冷機も考えたのですが、値段が高いのと、数年毎のメンテナンスの煩わしさや水漏れの心配から見送り、今回は省エネ設計のAMD Athlon64プロセッサ搭載のPCにしました。発熱が少ないのかファンの動作音は思っていた以上に静かです。深夜のワープロ等の作業でも、ほとんど気になりません。
また、AMD Athlon64プロセッサは、従来の32ビットプログラムを処理するとともに、新世代64ビットプログラムへの対応も可能です。近々OSをWindows XP Professional x64 Editionに替えるようと思います。
つぎに、メモリやHDDですが、メモリは1GB。まず不足になることはないでしょう。またHDDはSerialATA/150の200GB。動画ファイルのキャプチャー用として十分な性能と容量です。
最後に、グラフィックスカードですが、高性能なPCI Express接続のATI RADEON XPRESS 600 Proが付いています。
 
このPC、SOTEC製ですが、拡張性が高く使いやすいマイクロタワーのボディでありながら、美しいグロスホワイトとシャインシルバーの配色、気品のある直線的ラインがインテリアによく馴染むお洒落なデザインです。コストパフォーマンスを追求しつつデザインにも妥協しないメーカーの堅実な姿勢が伺えます。
とにかく性能・デザインを考えると、このパソコン、9万円以下の価格は、とても良心的と言えるのではないでしょうか。
   CPU Athlon64 3000+ 1.8GHz
   チップセット ATI RADEON XPRESS 200(RS480+SB400)
   メモリ DDR SDRAM 1GB[512MBx2]
   HDD 200GB(SerialATA/150)
   DVDスーパーマルチドライブ
    (DVD-ROM/-RAM/-R/-RW/+R/+R(2層)4/+RW)
   アクセラレータ ATI RADEON X600Pro
   通信/ネットワーク機能 LAN(10/100BASE-TX)
   OS:WindowsXP Home Edition SP2

【Mac miniもどきのWindowsPC「バーガー mini 」】(2006)

ソフマップのPC「バーガー mini」(SFW-AVM740)を買いました。このPCのベースになっているのは、AOpen製のベアボーン「Mini PC (MP915-B)」。AOpenのMini PCはスタイリッシュかつコンパクトで注目を集めていますが、このバーガー miniは、Mini PCをベースに組み上げた完成品パソコンで、OSにWindowsXP Home Edition が組み込まれています。AOpenのベアボーンMini PCは、コンパクトさゆえに、やや組み立てに手間がかかるということで購入を躊躇していたのですが、今回ソフマップから完成品として売られたことで、手が出しやすくなったし、保証もつくというわけで、今回購入しました。
「バーガー mini」のCPUは Pentium M 740(1.73GHz)、メモリは512MB、60GBのHDD、それにスーパーマルチDVDドライブを搭載、購入価格は104,800円。CPU性能や、メモリとHDDの容量から考えると、一般的なデスクトップPCに比べると割高感がありますが、小型化にコストが掛かっていると見れば、まずまずというところでしょう。
このPCの大きさは、縦5.5センチ、横と奥行きは共に16.5センチ。CDケースを5枚重ねたくらいです。消費電力は65ワットで、電球一個分の省電力仕様。また、通常時の動作音はほとんど気になりません。狭い場所に置けることは言うまでもなく、リビングなどの生活空間に置いてもオシャレでかわいいコンパクトなモデルに仕上がっています。
それにしても「バーガー mini」は、「Mac mini」とそっくり。また名前も「バーガー」。Mac(マクドナルド)のバーガーをもじっている感じもします。これでよくMacから訴えられないのが不思議なくらいです。
   
バーバーmini(左)    と    Mac mini(右)     
外見は、ほとんど同じ。違いは青色のLEDの有無位。
 
超小型、省電力、低騒音で、常時稼働させておく自宅のWEBサーバにうってつけですが、当面は付属のS-VHS出力を使って、バレエ等の映像のテレビへの出力用として使っています。


バレエ映像をテレビに出力中の「バーガーmini」



【Windows Vistaの導入】(2007)

Vistaとは「眺望」「展望」の意味で、Microsoftは、XP「eXPerience(経験)」を超えた「素晴らしい未来」への想いを込めて名付けたとのこと。 なお、Microsoftの内部バージョンは、Windows2000のNT5.0、WindowsXPのNT5.1に対し、WindowsVistaはNT6.0で、今回は大幅なバージョンアップであることが伺えます。 その目玉は信頼性の向上とセキュリティ強化とのことで、インターネット犯罪が多く発生している中での強靱なプラットホームへの期待に、的をえた改善だと思います。 我が家でも早速インストールしたのですが、重くて使いづらく、WindowsXPに戻してしまいました。

【安価な64ビットのPCサーバ】(2007)

バレエの映像等の大容量の動画を格納するファイルサーバとして安価なサーバ機器はないかと探していたら、・・・、ありました!!!。HPのProliant ML110 G3というPCサーバで、インターネットの通販サイトから、新品なのに約2万円という超低価格で購入しました。
CPU:Celeron D 326、メモリ:512MB、HDD:80GB SATA 7200rpm というものです。OSは付いていません。 もともとこのハードは、個人事業種やSOHO対象の為、外観もスマートとは言えません。逆に大型ファンや、がっちりしたフレームなど、耐久性重視を伺えます。ただファンの音がやや大きいのが気になりました。でも、これで2万円はとても安いと思います。 音声カードは付いていないので、USB接続のミニコンポに繋ぎました。
日本版のカタログでは、サポートのOSは、Windows Server 2003 Standard Edition(32ビット、x64 Edition)、Small Business Server 2003 Standard Edition、Windows 2000 Sserver、Red Hat Enterprise Linux 4 ES(32および64ビット)、SuSe Linux 9(32および64ビット)となっていますが、中国向けサイトでは、WinndowsXPやWindows2000もサポート対象になっていました。
そこで、どのOSで動くか試してみようと思い、私が持っているOSのパッケージを、かたっぱしからインストールして見ました。時間は大分かかりましたが、結構楽しめました。
まず、Windows2000 Professinal、WindowsXP Professinal、WindowsXP Media Center Edition、WindowsXP Home EditionおよびWindowsXP Professinal x64 Editionを順番にインストールしましたら、すべて動きました。
WindowsVISTAも試してみました。インストールメディアがDVDで、付属のドライブがCD-ROMなので一旦諦めたのですが、試しに手持ちのDVDドライブを繋いだら、これが上手く認識され、問題なくインストー出来ました。 残念ながら画面表示の動作がかなり重くてこのままでは使えません。Celeron D 326のCPUと、512MBのメモリーでは、WindowsVISTAには不足のようです。 そこで、メモリーを512MB増設して1GMにしたところ、何とか使えるようになりました。とはいえ、デスクトップPCとして使うのには重たすぎるので、300GBのSATA HDDを加えて、WEBサーバとして使っています。
   
Proliant ML110 G3の内部と外観


【Socket478マザーボードの更新】(2008)

2004年に買ったPentium4のデスクトップPCのマザーボードが壊れました。OSはおろかBiosの画面も上がりません。 でもCPUクーラーのファンは回っていますからCPUは生きています。 そこでマザーボードの交換となったのですが、今やLGA775の時代、Pentium4用のSocket478の付いたマザーボードは新品はおろか中古品も売っていません。
唯一、BIOSTAR P4M9000-M4というボードを見つけました。 DDR253/667メモリースロット、グラフィック用PCI Express16スロットがつき、HDDはATA133/SASの両方が使えます。 これで6,900円は安い。このボード、一昔前のSocket478仕様なのに、2007年7月発売とまだ出て間がないのに驚き。 私のようにPentium4を捨てるにしのびないという根強いマニアの為に販売してくれているのでしょうか。横浜のPCショップで購入し、早速取り付けました。
CPUはPentium4 3.0Ghz Prescottですが、このCPUは発熱量がきわめて多くいため、このCPUには、ファンの音がかなり大きいintel純正クーラーが付属していました。 このintel純正のCPUクーラーを外し、静かでよく冷えると評判のCyprum KI4-7H52A-OLに替えました。 この結果CPUの温度は、40度位になりました。純正クーラーの時は約50度でしたから、冷却能力はかなり大きいようです。 ただファンは高速で回転していて、純正ファンよりは小さいものの、結構、大きな音が出ています。 尤も、Cyprumは、正式には高温のPrescottには対応しておらず、ファンをフル回転して冷やしているというわけで、 ファン音が大きいのも無理もないと思います。
オンボードのグラフィックアダプターは結構よい性能のようですが、PCI Express16スロットが付いているので、せっかくですから、 nVIDiAのExpress16グラフィックアダプタ:GeForce7300GS/256MBを付けました。
Pentium搭載の一世代前のアーキテクチャーの古いPCが、このマザーボードで蘇りました。 映像はストレスなく再生でき、CPU速度に不満はなく、メモリー、SATA-HDDにはまだ増設余地があるので、 やや音が大きいのを我慢すれば、まだまだ現役で使えそうです。
   
BIOSTAR P4M9000-M4マザーボードとCPUファン交換後のPCの内部と外観

【Windows Server 2003 搭載のPCサーバ】(2008)

いつものパーツ店を覗いていたら、ふとアウトレットの安価なPCサーバーを見つけました。未使用のNEC製Express5800で、Pentium4 3.0ギガヘルツ、メモリー・1Gbyte、160G×2のRAID1付SATAドライブ付という仕様。CPUは1世代前のものですが、性能は悪くないし、何より、OSとしてWindows Server 2003の組み込みが魅力。Windows Server 2003はソフト単体でも、10万円前後しますから、普通に買えば、30万円位するでしょう。形落ち品とはいえ、サーバー一式で57800円は自分で組み立てるより遥かにはるかに安い。 これは買い得と衝動買いをしてしまいました。
添付の資料から推察するに、この商品は、どこかの会社がカスタマイズ品として発注し、その後キャンセルしたものが、アウトレットとして出てきたと思われます。中古市場には、時折、このような掘り出し物が出回ることがあります。 企業向けだけあって、ファンやヒートシンクは大型で、がっちりした筐体は、18キロという重さ。「腰を痛めるので、一人で運ばないこと」という、注意書が入っていました。 内蔵のグラフィックアクセラレータが非力なので、DVDなどの映像の再生にはもたつきがありますが、CPUはPentium4 3.0ギガヘルツで、Word,Excelなどはサクサク動き、普通の文書や静止画像の加工などの作業には支障ないし、家庭用のファイルサーバーやウェブサーバーには十分です。
OSのWindows Server2003は日頃のアップデートを怠らず、適切なセキュリティソフトを装備すれば、セキュリティ面でLinuxにも遜色ないと聞いています。自宅のLANのDMZセグメント(非武装地帯)には、自宅外向けWEBサーバーとして、Windows XP home editionのポンコツデスクトップPCを使っていますが、ハード面もセキュリティ面も不安があるで、Pentium4は発熱量が大きいのが難点ですが、これに置き換えようかとも思っています。

PCサーバ Express 5800Gc
モデル Gモデル(エントリモデル:110G)
型番 N8100-1134Y
スペック Pentium4プロセッサ 531(3GHz,1MB L2 cache,800MHz FSB)
メモリ:DDR2-533 SDRAM DIMM 512MB×2
ディスク(SATA2):160GB×2
ネットワーク:1000BASE-T × 1
搭載OS Windows Server 2003 Standard Edition 5CAL

       机の下にセット

【Mini ITXのマザーボードで蘇ったデスクトップPC】(2008)

CPUがIntelのPentiumV500Mhzと非力な為、眠っていた1999年に購入したポンコツPCがあります。引き取って貰うのに金を払うのも癪なので、部屋の隅に置いていました。 PCショップで、アウトレットのMini ITXのマザーボードを見つけました。Intel互換の1.3GHz VIA C7 nanoBGA2 Processor、最大1GBの400/533MHz DDR2メモリスロット、 SATA II RAID 0、10/100MbsのLANが搭載されています。これで1万円弱は安い。ペリフェラル、電源およびケースを使い、マザーボードのみ替えて、このPCを復活させようと購入しました。 PCのケースから今までのMicro ATXのマザーボードを取り外し、Mini ITXのCN13000Gを取り付け、ペリフェラルを繋いで電源を入れ、BIOS画面も出たので組立は完了。WindowsXP Professionalのインストールを始めましたが、数分たって、ブルースクリーンが出て止まってしまいました。 接続をチェックしましたが誤りはないので、もしかしたら冷却用ファンの能力不足でCPUの温度が上がっているかもしれないと思い、BIOS画面でCPUのサイクルを1.3GHzから1.1GHzに落としてみました。これがバッチリあたって、これでブルースクリーンは消え、インストールは終了しました。 それにしても、冷却ファンの能力不足で、本来のCPU性能を発揮できないなんて、製品不良です。 メーカーは品質管理をしっかりやって欲しいと思います。どなたか、このマザーボードにマッチする、冷却力の大きいファンをご存じでしたら教えて頂けたら有り難く思います。 使ってみると、以前のPentiumV500Mhzよりははるかに速いのですが、手持ちの他のPCに比べて、特段速いというわけではなく、デスクワークのPCとしてよりも、サーバとして使用する方が良さそうで、ApacheとPHPを組み込み、WEBサーバとして使用することにしました。

     
EPIA-CN13000Gと、蘇ったポンコツPC

【Windows7のインストール】(2009)

Windows 7は、マイクロソフトのWindows Vistaの後継バージョンのオペレーティングシステムです。 Windows7の名は、Windows 1.0 / Windows 2.0 / Windows 3.x / 4.x (95, 98, 98 SE, Me) / 5.x (Windows 2000, Windows XP) / 6.0 ( Windows Vista ) に続く7番目のリリースであることに由来しているそうです。 WindowsXPは2001年10月から5年以上も販売し続けたのに対し、WindowsVistaは2007年1月から、わずか2年9ヵ月でWindows7が発売されました。 マイクロソフトは、使い勝手も性能も悪く、売れ行きが悪いWindowsVistaに、早々に見切りをつけたのでしょう。 実際、私も、WindowsVistaを買い我が家のPCにインストールしたものの、あまりの使いづらさと重たさに、 WindowsXPに戻してしまい、WindowsVistaのパッケージは、たんすの肥やしになっていました。 Windows7の売りの一つは軽さとシンプルさいうことですが、使ってみて、謳い文句に偽りがないと思いました。 Windows7は、WindowsVistaのように、たんすの肥やしにはならないですみそうです。

【ミニノートパソコン利用のウェブサーバ】(2010)

ASUSのPC、EeePC701SDを買いました。Eee PC(イーピーシー)とは、Easy to learn, Easy to work, Easy to playのことで、台湾のアスーステック・コンピュータ (ASUS) が製造・販売している低価格ミニノートパソコンの製品名です。消費電力を抑えるためCPUやチップセットにはUMPC用プラットフォームを流用し、さらにストレージにもHDDを使用せず、システム基板上にフラッシュメモリ素子(SSD)を直接搭載する等の思い切った構成を採用している点が特徴です。一方ハードウェア構成は通常のPC/AT互換アーキテクチャのノートパソコンそのもので、一般的なパソコン用OSやアプリケーションが動作します。
今回このEeePC701SDを、ウェブサーバ用として購入しました。スペックは、CPU:Intel CeleronM 353(900MHz)、メモリ:512MB、ストレージ(SSD:フラッシュメモリ):8GB、7インチワイドTFT液晶(800x480/WVGA)付で、OSはWindowsXP Home Editionです。サーバ用に選んだ理由は、CPUにCeleronMの超低電圧版 353を使っていて、消費電力最大約15.22Wと省電力あること、ストレージがSSDで、内部に機械的に稼動する部分がなく、無音でかつ振動や衝撃に対する耐久性に優れていることで、常時稼動させておくサーバにうってつけだからです。またバッテリーでも駆動するので、少々の停電でも止まることなく安心なのです。
このウェブサイトは、自宅の監視カメラの遠隔監視など私的使用が主体ですが、BIGLOBEの私のHP(山口's HP)のバックアップも兼ねています。また、プリントサーバおよび監視カメラ(2台)の制御装置としても使っています。 監視カメラから送られてくる映像から動体検知して、結果をストレージに記録するため、CPUの利用率は常時100%近いのですが、ウェブサイトのレスポンス遅れはなくプリントも正常で、問題なさそうです。 

【Wi-Fiの無線LAN構築】(2010)
セキュリティの心配もあって、我が家では無線LANは使っておらず有線LANのみです。WEBサーバやPCは有線LAN内に在り、ブロードバンド・ルータを介してインターネットに繋がっています。ただ、ニンテンドーDSiをインターネットに繋ぎたいので、BUFFALO Wi-Fi Gamers WCA-Gを使って、Wi-Fi仕様の無線LANアクセスポイントを構築しました。無線LANは「IEEE 802.11」という接続規格で実現されていますが、無線LAN関連の業界団体「Wi-Fiアライアンス」が、無線LANの消費者への認知を深め、その接続を保障するブランド名が「Wi-Fi(ワイファイ、Wireless Fidelity)」です。つまり、「Wi-Fi」は、安心して無線LANを使えるということを証明する名前と言うことです。
ただ、WCA-Gの無線LANアクセスポイントは、30メートル先からも接続できるということなので、家の外からも接続できてしまいます。ルーターでセキュリティ強化の設定はしてあるものの、屋外から侵入されることが不安なので、ニンテンドーDSiをインターネットに繋ぐときだけWCA-Gの電源を入れ、通常は電源を切っておくようにしています。

【iPad】(2010)
5月28日の発売日には、販売店には前日より長蛇の列ができたというiPad。全然買うつもりもなかったのですが、6月中旬、ふと家電量販店でいじってみたら結構おもしろい。買うきになったものの当分無理だろうなと思っていたのですが、Apple Storeに64GBのWi-Fiモデルを注文したら、2週間後の6月末に届きました。パソコンは、ずっとWindowsだったので、マッキントッシュは、1995のPerforma588以来、15年振りです。我が家の有線LANには、ニンテンドーDSをインターネットに繋ぐためにBAFFALOのWCA-Gの無線LANアクセスポイントが付いています。iPadから、WCA-Gを通じて、すんなりとインターネットに繋がりました。WEBブラウザでの表示速度は、想像以上に速く、ストレス無くサクサクと動きます。YouTubeの動画も、我が家の最速のデスクトップPCよりもスムーズに動きます。無線LANを付加した分、ネットワークの負荷が増加して遅くなると思っていたのが、嬉しい誤算でした。自宅のデスクトップPCでのWEBブラウザの使用頻度は、他のアプリケーションよりはるかに多いので、これをiPadで置き換えることができそうな感じです。

【Intel Core i5プロセッサ搭載のPC】(2011)
数週間前から、メインとして使っているデスクトップPCの動きが不安定になってきました。 電源を落とした後、電源スイッチを押して立ち上げようとすると立ち上がらない場合があるのです。 どうやら、一見電源が落ちてたように見えても、実際には電源が落ち切っていないようで、電源スイッチを長押しすると完全に電源が落ち、 この後、電源スイッチを押すと立ち上がります。おそらくマザーボードに障害があるのでしょうが、2005年に買ったもので、AMD Athlon64プロセッサ搭載のPCで、 もはや交換用のマザーボードは売られていないので、修理に出したらかえって高くつくでしょう。 もう十分働いてもらったので、この古いPCは電源を落とすことが少ないウェブサーバ等に利用することにし、新しいPCに買い換えることにしたのです。
今回買ったのは、Intel Core i5-2500 Processor(6M Cache, 3.30 GHz)搭載のデスクトップPC HP p7-1040jpです。 いっそ部品を買って組み立てようかとも思ったのですが、PCショップで、4GBのメモリ、1TBのHDD(7200rpm,Serial ATA)、DVDスーパーマルチドライブを内蔵、 Windows 7 Home Premium組込みのHP製のミニタワーが在庫限りの特価で売られていました。これなら組み立てるより遥かに安いし、ピアノブラックのフェイスが綺麗で気に入ったので、衝撃買いをしてしまいました。 Windows 7 Home Premium 64bit版がプリインストールされていましたが、正しく動かない古い周辺機器やアプリケーションがあるし、実メモリーが32bit版の上限の4GBなので、付属の32bit用リカバリーディスクを用いて32bit版を再インストールして使っています。

Core 2 Duoのディスクトップ・パソコンを購入(2013)
Windows7や8の時代、今更WindowsXPと言われそうですが、WindowsXp Pro搭載のデスクトップPCを買いました。 我が家のWindowsXP搭載のPCが古くなり、不具合も出てきたのですが、WindowsXPでしか動作しないソフトやパーツがあるので、 WindowsXPのPCを探していたところ、 中古ながら3年間のワランティ付きで約16,000円という超廉価なPCをネットで見つけ、即購入した次第です。
購入したPCは、 Compaq Business Desktop dc7700p MT (ET088AV)
CPU:Core 2 Duo E6400(2.13GHz)、 メモリー:1GB、HDD:160GB、 グラフィック:Intel Q965 Expressチップセット、 光学ドライブ:DVD±RW、LAN(1000BASE-T)、 OS:WindowsXP Professional  (2006年9月頃発売) です。
Core 2 Duoは、一昔前のCPUですが、WindowsXPを動かすには十分のスピードです。Windows7搭載のIntel Core i5-2500のPCより速いくらい。 「まだWinXPから移行できないがハイエンドなパソコンが必要。そんな方にオススメな高性能CPU搭載モデル」というふれこみは偽りではなさそう。 HDDが160GBと小さいですが、ミドルタワーで増設スロットが豊富なので、遊んでいたSerialATAのHDD(1TB)を追加しました。 何より、PCI Expressに加え、フルハイトのPCIスロットが装備されていて、手持ちのPCIボードが挿入できること。 以前から使用していたビデオキャプチャーボードも問題なく装着できました。

2014年4月に、Windows XP のサポートが切れてしまうで、このPCには、Windows7 Professinalをセットアップしました。 サポートが終了してもWindowsXP は引き続きご使用できますが、Windows Update からソフトウェアの更新プログラムを 受け取ることができないので、危険なウイルス、スパイウェア、その他の悪意のあるソフトウェアから PC を保護することができなくなるからです。 つまり、WindowsXPは動くけれど、マイクロソフトは動作の保障はしないので、ユーザーの自己責任で使いなさいということです。 これは無責任なようにも見えますが、13年も前に発売されたソフトですからやむを得ないようにも思えます。 車や家電のメーカーは保障期間の過ぎた古い車や電気製品の面倒を見てくれません。故障したらユーザーの責任で修理しなければなりません。 OSも同様でしょう。ソフトメーカーだって、いつまでも古いOSを面倒見てくれることはないでしょう。 Windows XP のサポート切れた以降は、脆弱性の対策ソフトを導入するなどして、 ユーザーの責任で品質を保持していくのは仕方ないことだと思います。

Core 2 Duoのディスクトップ・パソコンを追加購入(2014)
Core 2 Duoのディスクトップ・パソコンが、超低価格でインターネットオークションに出ていました。
 ・メーカー:hp、商品名:Compaq dc7700、OSなし、コード・キーボード等の付属品なし
 ・スペック:CPU:Core2Duo 6300 / 1.86GHz、メモリ:2GB、HDD:80GB、DVD-ROMドライブ付き
 ・商品状態:BIOS起動確認済み、光学ドライブ動作確認済み、HDDはデータをクリア済み、
というものです。 Compaq Business Desktop dc7700p MT シリーズのうちの一つで、昨年買ってとても気に入っている、Core 2 Duo E6400(2.13GHz)のPCと比べると少しCPU能力が劣るけれど、 まだまだ使えそうだと思い、ダメでもともとと応募したら、2,300円で落札しました。ただ、HDDが80GBと小さいので、空きスロットに遊んでいたSerialATAのHDDを増設しました。

数日後届いたので、早速OSをセットアップしました。 使用していない「Windows Vista Ultimate」が書棚の奥で眠っていたので、試しにこれをインストールしました。 中古のハードなので「うまくいくかな?」と不安でしたが、インストールは問題なく終わりました。 Core2Duo 6300 / 1.86GHzは、一昔前のCPUですが、重いWindows Vistaでも通常の使用には問題なく動きました。 意外だったのは、ATI RADEON X1600 XT(コアクロック590MHz、メモリクロック800MHz)グラフィックボードが組み込まれていたこと。 高速・高解像度のディスプレイアダプターなので、これは嬉しい誤算でした。 ただ、このPCで高速・高解像度のディスプレイアダプターは必要ないので、取り外して、Core 2 Duo E6400(2.13GHz)のPCに載せました。
暫く使ってみて、DVD-ROMドライブがたまに開かないことがある以外、このハードが通常の使用に支障ないことを見極めたので、 OSをWindows7に変更しました。 初めWindows8.1を買おうかと思っていたのですが、Windows7 Proffesionalが通販で比較的安く手に入ったので、 これをセットアップしました。Windows Vistaより軽く、サクサクと動きます。 いずれWindows8.1にしようと思いますが、タブレット端末ではないのでWindows8.1にするメリットはあまりなさそうなので、当面このままでいこうと思います。 それにしても、それなりの性能のPCを、OSを含めても結構低価格で手に入れる事が出来たのは幸運でした。

【Androidタブレット】(2015)
Androidとは、SFなどに登場するロボットや人工生命体のうち、外見はもちろん、思考や行動なども人間同様であるものの称ですが、 Googleが中心となって開発している組み込み機器・携帯情報端末向けLinuxカーネル OS及びそのプラットフォームの事です。 2010年から使ってきたiPad(第1世代 A1219)は、まだ元気ですが、古いOSの関係で動かなかったアプリケーションも出てきたので、Androidタブレットを買いました。新しいAndroidタブレットで、これが解消されることを期待しています。
一台は、
 ・メーカー:NEC、商品名:Lavie Tab PC-TE508S1L、OS:Android4.4
 ・スペック:CPU:MT8121 1.3GHz(クアッドコア)、ストレージ:16GB(内蔵)
       ディスプレイ:8型ワイドLED IPS液晶(WXGA)解像度1280×800ドット
もう一台は、
 ・メーカー:HUWAEI、商品名:dtab d-01G 、OS:Android4.4
 ・スペック:CPU:HiSilicon Kirin 910 1.6GHz(クアッドコア)、ストレージ:16GB(内蔵)
       ディスプレイ:8型ワイドLED IPS液晶(WXGA)解像度1280×800ドット
 いずれも電力会社と電話会社のキャンペーンで安価で手に入れました。

【Core 2 Duoのディスクトップ・パソコンを再度追加購入(2016)】
Core 2 Duoのディスクトップ・パソコンが、低価格でインターネットオークションに出ていました。
 ・メーカー:hp、商品名:HP xw4600/CT Workstation
 ・スペック:CPU:Intel Core2duo E8500(3.16GHz)、メモリ:4.0GB(DDR2-SDRAM) ECC2GB、
       HDD:S-ATA 3.5inch 250GB、ビデオカード:nVIDIA QuadroFX1400(128MB)、
       スーパーマルチドライブ付き
 ・OS:Windows10Home64bit版がインストールされていました。
というもので、HPのディスクトップ・パソコンは好きだし、数年前に買って重宝している、Core 2 Duo E6400(2.13GHz)のPCよりもCPU能力が優れているので、 まだまだ使えそうだと思い、9,800円で落札しました。

Core2Duo E8500(3.16GHz)Hzは、一昔前のCPUなので、Windows10では荷が重いのではないかと気になっていましたが、 メモリーを4.0GBも積んでいるせいか、通常の使用には問題なく動きました。
旧モデルながら、Windows10組み込みで、それなりの機能と性能のディスクトップパソコンを低価格で手に入れる事が出来たのは幸運でした。 ただ、Windows10は以前試用してみて使いづらく感じたのと、PCIスロットを使用する古い周辺機器が動かなかったり、32ビットでないと正しく動作しないアプリケーションがあるので、 64bit版のWindows10がセットアップされているHDDを取り外し、手持ちのHDDを装着し、32bit版のWindows7をインストールして使っています。 また、搭載されていたグラフィックボードnVIDIA QuadroFX1400は、 2系統のDVI-Iデジタル出力なので、常用のモニター以外に、HDMIのテレビにも出力できるので、バレエなどの動画を大画面で楽しむことができるのですが、障害があるのか、画面がよくフリーズします。 このため、以前買って使っていなかったNVDIA Geforce9500GTグラフィックボードを搭載して使用しています。

【Windows10のインストール】(2017)
我が家で主に使っているPCを遅ればせながらWindows10にしました。対象のPCはHP xw4600/CT Workstationです。 尤もこのPCはWindows10の組み込みの形で購入したものでしたが、Windows7に慣れていたこともあり、Windows10に馴染めず、Windows7に入れ替えていたのです。
ところが4月になって、コンピュータウィルス:WannaCryの感染が拡大し、「被害はWindows7のPCが最も多かった」という記事がインターネットに載っていました。 現在PCのOSではWindows7が最も多く使われているせいあるでしょうが、このままWindows7を使い続けるのは?とも思ったし、Windows10はWannaCryへの対策が強化されているそうなので、Windows7のHDDを取り外し、保管してあったWindows10のHDDを装着して、Windows10を使うことにしたのです。

このWindows10は64ビット版なので、32ビット用の一部の周辺機器が動かないけれど、Windows7で今まで使っていたアプリケーションは支障なく使えているし、Windows7に比べてもさほど動きは重くありません。 ただ、標準搭載のEdgeを使いこなすには慣れが必要のようなので、ウェブブラウザは当面フリーウェアのMozzera・Firefoxを主に使っています。

【Core 2 Duoのディスクトップ・パソコンを再々追加購入(2018)】
2年前に買ったもの同じHP xw4600/CT Workstationがインターネットオークションで低価格でに出ていました。 CPUはIntel Core 2 Duo E7600 3.06GHzで、最新のCPUに比べると性能は落ちるものの、ワードやエクセル等で文書作りに主にで使っている、Core2Duo 6300 / 1.86GHzのCompaq dc7700の動きに多少不安が感じられるようになったこともあり、購入しました。 落札価格は8800円でした。
 ・メーカー:hp、商品名:HP xw4600/CT Workstation
 ・スペック:CPU:Intel Core 2 Duo E7600 (3.06GHz)、メモリ:4.0GB(DDR2-SDRAM) ECC2GB、
       HDD:S-ATA 3.5inch 250GB、ビデオカード: Quadro NVS290(256MB)、
       スーパーマルチドライブ付き
 ・OS:Windows10Home64bit版がインストールされていました。

Core2Duo E7600 (3.06GHz)は、Windows10では荷が重いのではないかと思いましたが、メモリーを4.0GBも積んでいるせいか、通常の使用には問題なく動きます。 旧モデルながら、Windows10組み込みで、それなりの機能と性能のディスクトップパソコンを低価格で手に入れる事が出来たのは幸運でした。

【Core 2 Quadのディスクトップ・パソコンを購入(2018)】
2013年に購入し主体のデスクトップ機として使っていたCompaq Business Desktop dc7700p MT (ET088AV)に、、 ブートが失敗するなどの障害が出始めたことから、替わりのデスクトップのPCが欲しくなりました。 2年前と数か月前に買ったHP xw4600/CT Workstationが、2台ともとても使い易いので、このシリーズのPCが欲しかったところ、インターネットオークションで手ごろな商品を見つけました。 CPUはIntel Core 2 Quad Q9650 3.00GHzで、最新のCPUに比べると性能は落ちるものの、手持ちのCore 2 duoのPCより倍位高速です。 落札価格は15,000円でした。
 ・メーカー:hp、商品名:HP xw4600/CT Workstation
 ・スペック:CPU:Intel Core2 Quad Q9650 (3.00GHz)、メモリ:8.0GB(DDR2-SDRAM) ECC2GB、
       HDD:S-ATA 3.5inch 250GB、ビデオカード:NVIDIA Quadro FX3450、
       光学ドライブ:hp DVD TS-H653Q
 ・OS:Windows10 Pro 64bit版がインストールされていました。
Intel Quad CPUは、第三世代のCore i シリーズの前の第二世代のCPUですが、通常の仕様では十分で、 何よりこのCPUを組み込んだPCはCore i シリーズを組み込んだPCより中古価格が遙かに安い。メモリーを8.0GBも積んでいるせいか、軽快に動きます。 旧モデルながら、Windows10組み込みで、通常の使用には十分な機能と性能のディスクトップパソコンを15,000円という低価格で手に入れる事が出来たのは幸運でした。
ただ、ビデオカードのNVIDIA Quadro FX3450は、ドライバーソフト(nvlddmkm.sys)との相性で、 システム停止(ブルースクリーン)が発生することがあるとインターネットに複数の書き込みが載っていましたが(例えば、こちら→)、案の定、実際に使って度々々システム停止して使い物になりません。 そこでインターネットオークションで、NVIDIA GeForce 9500 GTを約1000円で手に入れたので交換しました。交換後はシステム停止は起きていません。 スッペク上は、Quadro FX3450より劣るようですが、体感上は気にするほどではないので、このまま使おうと思っています。 それにしても、グラフィックボードの不具合でシステム停止するような不良があっては困ります。ハードにせよドライバーソフトにせよ、原因を追究して改善して欲しいものです。

【Windows10のスマートフォン(2018)】
モバイル端末は、OSにGoogleのAndroid、またはAppleのiOSを使ったものが大多数です。 私は、携帯電話としてはSONYのスマートフォンのXperiaを、家の中での携帯端末としてはiPadやiPodを使ってきましたが、 MicrosoftのWindowsをOSに使ったスマホにも興味を持っていました。 たまたまcovia(コヴィア) BREEZ X5というスマホが、約7000円で売られていたので購入しました。 OSは、MicrosoftのWindows10 mobileで、SIMフリーなので、Xperiaに付いているNTTドコモのSIMカードに差し替えれば、屋外でも携帯電話として使えますが、SIMは入れず、iPadやiPodと同様、家の中でWi-Fiで使うことにしました。
 covia(コヴィア) BREEZ X5
  OS:Windows 10 Mobile
  プロセッサ:Qualcomm MSM8909クアッドコア、メモリ:FLASH ROM:8GB、RAM:1GB
  画面:5インチ HD IPS液晶 1,280(横)×720(縦)ピクセル
  カメラ:メイン800万画素、フロント200万画素
  ネットワーク:W-CDMA(Band1/6/19)、LTE(Band1/3/19)
  サイズ:約144.2(高さ)×72.1(幅)×8.95(厚さ)mm、重量:約148g
  インターフェース:microSDカード×1(SDHC対応)、マイクロSIMスロット×1、マイクロUSB(充電用)
  無線LAN:IEEE802.11 bgn準拠、Bluetooth:Bluetooth 4.0 Smart Ready
  バッテリー:リチウムイオン電池パック 2,500mAh
この端末は、プロセッサはクアッドコアのQualcomm MSM8909でまままあの性能ですが、メモリRAMは1GBとかなり小さい。このためメモリーを大量に食うエンターテイメント系のアプリではメモリースワップが多いのか、かなり遅くなり使用に耐えられません。 でもOSに「Windows 10 Mobile」を搭載しているので、パソコンで馴染み深いメール、ワープロや表計算と言ったビジネスアプリケーションを、スマートフォンでもPCと差異のなく利用できるのは有難いです。 家ではWordやExcelなどに使い、車ではNAVIとWiFiで繋ぎ音楽を再生して楽しんでいます。

【AtomN450のノートパソコンをWEBサーバとしても活用(2019)】
最近まで、2000年頃に買ったトランスメタ社のクルーソー搭載の富士通FMV-BIBLO LOOX S5/53というミニノートPCを WEBカメラ利用の監視カメラシステムの制御用等に使っていましたが、OSはWindowsXPより旧式のWindows Millennium Editionでセキュリティは問題あるし処理速度も遅いので買い換えることにしました。
とは言っても、普段は、家ではHPのデスクトップPCを使っているし、外出先では、殆ど、スマートフォンやタブレットで用が足りてしまうのですが、WEBカメラ利用の監視カメラシステムの制御用以外には、PCのない部屋でたまに文書を作るなど、使用頻度は多くはありません。 こんな訳で、高価なPCは必要ないし、中古でもよいと思って、インターネットを探したら、中古のFMV-BIBLO LOOX M/G30というノートPCが、6300円という超安価でオークションに出ていました。 この値段なら駄目で元元と思って落札しました。

数日で商品が届き、早速手持ちのソフトをインストールしてましたが、サクサクと動き、使い勝手がとても良いのです。
ディスプレイ 10.1インチ WXGA 1366×768、メモリ 1GB、CPU:Atom N450 1.66GHz、HDD:250GB、OS:Windows7というスペックで、 Intel AtomR プロセッサー N450は、グラフィックスコアとメモリコントローラを統合した10年ほど前に出たCPUで、 Celeron 2.1GHzやPentium4 2GHzの性能ということですが、思いのほか早く感じますし、HDDは250GBで十分です。 OSは最新のWindows10ではないけれど、Windows7なので、十分使えます。 6300円という超低価格で購入できたのは幸運でした。

なお、WEBサーバーとして使っていたHPのProliant ML110 G3が古くなってバックアップ機を考えていたのですが、常時電源を入れていても消費電力も少ないことから、このPCをバックアップ機にすることにしました。 中古のノートパソコンなので耐久性が気になるところですが、このPCは数か月使ってとても安定しているのでWEBサーバーのバックアップ機としてなら大丈夫でしょう。USBで外付けのHDDを繋いで、NAS等の重要ファイルの常時バックアップにも使用しています。

【Intel Core i5プロセッサ搭載のPCを追加購入(2019)】
8年程前に買ったHP p7-1040jpHP xw4600とほぼ同性能のデスクトップPC HP Pavilion p6640jp/CTがインターネットオークションで低価格でに出ていました。 CPUはIntel Core i5-650で、最新のCPUに比べると性能は落ちるものの、ワードやエクセル等で文書作りに主にで使っていた、HP xw4600/CT Workstation  (CPU:Intel Core 2 Duo E7600 (3.06GHz))の動きに多少不安が感じられるようになったこともあり、購入しました。 落札価格は8000円でした。

商品名:HP p6640jp/CT
 ・スペック:CPU:Intel Core i5-650 (3.20 GHz、4MB Cache)、メモリ:.6GB (2GB×2+1GB×2)、
       HDD:S-ATA 3.5inch 250GB、DVD-ROMドライブ付き
 ・OS:Windows10Home64bit版がインストールされていました。

Core i5-650は、Windows10では荷が重いのではないかと思いましたが、メモリーを6.0GBも積んでいるせいか、通常の使用には問題なく動きます。 旧モデルながら、Windows10組み込みで、それなりの機能と性能の発売当時、3万円台だったディスクトップパソコンを低価格で手に入れる事が出来たのは幸運でした。

【Intel Core i7プロセッサ搭載のPC】(2021)
10年程前に買ったCore i5プロセッサ搭載のPCHP p7-1040jp/CTと同シリーズのデスクトップで、Core i7プロセッサ搭載のPCがインターネットオークションで低価格でに出ていたので購入しました。購入価格は185,000円でした。 p7-1040jpシリーズには、インテルのCore i3/i5/i7のモデルがあり、前回買ったのはCore i5モデルでしたが、今回買ったのはi7のモデルであり、CPU性能では上です。

商品名:HP p7-1040jp/CT
 ・スペック:CPU:CPU Intel i7-2600(3.4Ghz)、
       メモリ:RAM DDR3 8GB (4GB×2)
       SSD 128GB、HDD:S-ATA 3.5inch 1TB、DVDドライブ付き
 ・OS:Windows10Home64bit版がインストールされていました。
CPUがi7で、OSが、SSDにインストールされている為か、体感的には今までのCore i5モデルより、かなり速い感じです。
これに、1TBのS-ATA 3.5inchのHDDを追加して、合計は2TBなので、当面間に合うでしょう。
ただ、GPUは一昔前のAT Randeon HD6450で、1920x1080までしか表示されずゲームには向かないので、Ms Officeなど、手持ちのソフトを入れて、事務用中心で使っています。

【Intel Core i3プロセッサ搭載の小型デスクトップPC】(2021)
NECのビジネス向けの「Mate タイプMC」は、幅35×奥行184×高さ184mmと、弁当箱を少し大きくした位のとてもコンパクトなPCです。 このシリーズには、Intel Core i5プロセッサ搭載の上級機もありますが、インテル Core i3-6100T プロセッサー搭載の最も安価なMate MK32VC-Tをネットオークションで見つけたので、これを購入しました。 OSには、Windows10 Pro64bit版がインストールされていました。

商品名:NEC Mate MK32VC-T
型式:PC-MK32VCZGT
 ・スペック
CPU:CPU Intel i3 6100T、
  メモリ:4GB 2133MHz S.O.DIMM DDR4
  HDD:S-ATA 500GB

なお、この NEC Mate MK32VC-Tは、自宅のWEBサーバーとしても使用することにしました。 長年私の自宅のWEBサーバーとして使ってきた、HPのProliant ML110 G3は、今となってはCPU能力がかなり低いのと、OSがWindows7で、既にメーカーのサポートが切れてしまっており、 ハッカーやサイバー攻撃等に対して不安があり、最新のWindows10の方が、セキュリテフィ面で信頼性が高いと考えたからです。
自宅のWEBサーバー上のホームページは、こちら→

なお、このサーバーは、趣味のコンテンツの発信のウェブサーバーの機能のほかに。WEBカメラ利用の監視カメラシステムの監視結果ログの保管庫にもなっています。

【Windows11のスティックPC】(2022)
スティック型のPCを買いました。Skynew M1K という機種です。 縦5センチ、横12センチ、奥行き1.5センチと、スマホと同じ位の大きさです。
USBポートにマウス&キーボード用コントローラを装着し、無線のマウスとキーボードを使えるようにしました。 HDMIインターフェイス付きなので、自宅のテレビと、自家用車のナビモニター&助手席のモニターに接続して使っています。
自宅では、ACアダプタから必要な電力(DC5V/3A)をとって使っていますが、車の中ではそのままでは使えませんでした。モバイルバッテリーを電力供給に使おうとしましたが、市販のバッテリーのUSB 5Vポートの出力は2.4V程度で、このPCには電力不足で使えません。 次に車に装備されているUSBポートも5V/2.4Aで、これも出力不足で使えませんでした。
そこで、車のシガーソケット(12V)に差し込むプラグで、出力が5V/3A以上のものがないか調べてみたら、 HitCarというブランドで 出力が5V/3.5Aのもの を見つけて購入しました。 車のシガーソケットにこのプラグを差し込み、プラグにあるUSBポートからUSBケーブルでPCに繋いだところ、バッチリと立ち上がりました。
このPCには無線LANを装備しているので、自宅では家庭内LAN(光回線経由)で、車では車載WiFiルーター(Pionieer製)経由でインターネットに接続できました。
Skynew M1Kは、主記憶装置にeMMを使用したスティックPCです。 eMMCは、HDDやSSDといった他のストレージに比べると小型で、消費電力も低いので、eMMCをストレージに採用すれば、デバイスのサイズや消費電力を抑えることができ、タブレットやスマートフォン、ノートパソコンなどのポータブルデバイスに搭載されるようになりました。 データの読み書き速度は「(速)SSD>eMMC>HDD(遅)」という順番だそうで、ディスクを物理的に回転させてデータの読み書きを行うHDDと比べてeMMCの方がかなり高速で、 Windows11の立ち上がりは速く、映像の再生もストレスなくスムーズで快適です。
ただ、eMMCは小型かつ省電力、データ読み書きがHDDより高速というメリットがある一方で、データ保存容量は最大でも128GBと少ないのです。 またeMMCは基板上に固定されており換装はできません。容量不足に陥ることも考えられます。 より多くのデータの保存には、外付けストレージやオンラインストレージを活用するなど、本体以外でデータを保存できる手段を確保しておくことが必要でしょう。
ともあれ、デスクトップPCに引けをとらない性能で、HDMI入力のあるテレビやモニターさえあれば自宅以外でも使える、こんな小さな筐体のPCが登場したのには驚きです。
ところで、このPC、購入時のOSはWindows10でした。それが数日後、自動的にWindows11のインストールが起動し、Windows11に置き換わりました。 Windows11へのグレードアップは有償だと思っていたので不思議の思ったのですが、以後正常に動作しているのでそのまま使っています。
商品名:Skynew M1K
 CPU:Intel Celeron N4100
 メモリ:8GB
 ストレージ:eMMC 128GBB
 OS:Windows11
 運転席横に付けたスティックPC
 ナビモニターに映ったPCの画面
なお、道路交通法で「自動車が停止しているときを除きスマホ等の操作やその画面の注視は禁止」ですし、走行中のスマホやPCの操作はとても危険なので、当然のことながらこのPCの操作は、車の停止中にのみマウスだけで行っています。


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