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愛車プリウスにCOXボディダンパーを装着   (2011/03/22)

発売されて間もない「レクサスCT200h」が好評なようです。レクサスCT200hは、プリウスと同じ1.8リッターのガソリンエンジンと2モーターのハイブリッドシステムを使用した5ドアハッチバック車ですが、プリウスに比べ、優れた操縦性・走行安定性に加えて、ずっしりとしていながら、しなやかな上質の乗り味が好評だとのこと。プリウスから乗り換える人も多いとか。プリウスより50Kgも重く、100万円も高い車なので、機能も性能も良いのは、あたりまえと言ってしまえばそれまでですが、乗り心地の良さは「パフォーマンスダンパー」の装着によるところが大きいとのことです。パフォーマンスダンパーとは車体制振装置のことで、乗用車の車体下側に設置し、走行中のボディの小さなたわみや微振動を吸収し、乗り心地の向上と静粛性もアップを図ろうというものです。レクサスCT200hは、ベースグレードを除く全グレードに、ヤマハ発動機製のパフォーマンスダンパーを標準装備しています。⇒ヤマハのプレスリリース
 
このヤマハ発動機製のパフォーマンスダンパーをベースにして、プリウスをはじめ、他の車種にも装着できるようにした、「COXボディダンパー」という製品が販売されています。私は、我が家のプリウスの乗り心地にとりたてて不満があるというわけではなかったのですが、ディーラーの薦めで装着車に試乗してみて、自分の車より、幾分、急カーブでのふらつきがないように感じたので、装着することにしました。価格は、取付費込みで、約11万円でした。
 
ダンパーは、車体の前と後に一本ずつ取り付けたそうで、ディーラーでの取付時間は、約2時間。車を預けて、買い物をして戻ってきたら出来上がっていました。車を受け取って家まで5キロほどの道を40キロ/hでゆっくり走って戻ったのですが、乗り心地も騒音も、装着前とほとんど変わないようだったし、むしろ家の近くの荒れた路面にさしかかった時には不愉快な振動が車内に入ってきて、かえって乗り心地が悪くなったような感じでした。もともとソーラパネル搭載のモデルは、入力分離型ショックアブソーバと15インチ標準タイヤの組合せによって、プリウスの他のモデルより乗り心地がマイルドだと評判です。ソーラパネル付きの我が家のプリウスに、約11万円もかけて、COXボディダンパーの装着したのは、「ひょっとして失敗だったのかな?」と、ふと、後悔の気持ちを抱いたくらいでした。
 
その数日後、横浜横須賀道路〜首都高速狩場線を経て、首都高速横羽線〜小松川線を通り、千葉方面へ行った時に、「なるほど!」と思える体験をしました。急カーブでの安定感が全く違うのです。横羽線は施工年代が古いこともあり、路面に細かいピッチの上下のうねりが多い上に、カーブがきつく、軽快に走り抜けるには最悪の道路で、カーブではブレーキとアクセルの操作を頻繁に繰り返すのですが、今回、レーダークルーズコントロールを時速70キロ弱にセットしたままで、ブレーキとアクセルに殆ど足を触れずにカーブを通過できたのです。曲がりくねった道でも車体が安定しているので、恐怖感が少なく、むしろ曲線コースの楽しさを感じたくらいでした。追越などのレーン変更もスムーズで、明らかに操縦安定性は向上していると感じました。ただし、カタログの「突き上げ感やゴツゴツ感が緩和され・・・ワンランク上の質感が得られます」という謳い文句のわりには、高速道路のアスファルトの継ぎ目を通過する時のショックが、さほど減ったとは思えませんでした。
 
その後、首都高小松川線を過ぎて市川インターで降り、最寄のスタンドでガソリンを満タンにして、スタンドから車道へ出たとき、「おや!」と思ったのです。いつもの段差通過のショックが幾分和らいだ感じだったのです。この時の給油量は約25リッター。ガソリンの比重を0.75として給油前より18.75Kgほど車両重量が増加していたことになります。プリウスの燃料タンクは後部座席の下にありますから、重量が増したことで、後部に装着したCOXボディダンパーの衝撃吸収機能が、効果的に働いたのでしょうか。また、しばらく走ったので、ダンパーが車になじんできたのかもしれません。
 
ところが、約一週間後、妻と娘を乗せて、先日と同じ、横浜横須賀道路〜首都高速狩場線〜横羽線〜小松川線を走ったのですが、この時、助手席の妻が「何となく乗り心地が滑らかになった感じがする」と言ったのです。確かに、路面のピッチやアスファルトの継ぎ目のショックが、やや減ったように感じられました。前回との違いは、乗車人数が2名増えて80Kgほど車両重量が増加したことです。もしかすると、COXボディダンパーは、車両重量が増えるほど有効なのかもしれません。レクサスCT200hの乗り心地が良いのは、プリウスより50Kgほど重いので、パフォーマンスダンパーが効果的に働くからかな、と思いました。
 
プリウスにCOXボディダンパーを装着して、まだ500Km位しか走っていないのですが、少なくとも高速道路での直進安定性やカーブでのふらつきの改善はみられたし、妻も滑らかな乗り心地になったと言っていたので、それなりの効果はあるようです。 ただ、カタログで言う「突き上げ感やゴツゴツ感が緩和、ワンランク上の質感」という点では、約11万円の費用対効果には微妙な心境ですが、「乗り心地や上級の質感」は、所詮、気分的なものですから、長く使っている間に幾らかでも運転の疲労度の軽減などに効果が出てくれば良いがと期待しています。 むしろ、COXボディダンパーを装着して、ノーマルのプリウスと差別化ができて、「多少ともレクサスCT200hに近づいたのかな?」と自己満足の気持ちを抱いている次第です。
  
左:フロント、右:リアー (いずれもアンダーカバー取り付け前の状態)
(写真はディーラーの営業の方が撮ってくれました)

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