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グレース・ケリー展 (2007.6.3)
1982年、
モナコ公国のグレース王妃が不慮の交通事故で亡くなって今年で25年。7〜9月にかけてモナコでは、Les années Grace Kelly(グレース・ケリー・イヤーズ)といって、グレース王妃の手紙や身の回りの品々、ドレス、アクセサリー、音声、報道記録、映画の抜粋などが紹介される催しが行われるそうです。、
これに併せて日本でも各地で「
グレース・ケリー展」が開かれています。5/23〜6/4に横浜の高島屋デパートでも開かれたので妻と見に行ってきました。熟年女性の押し花が好きな人たち??でいっぱいでした。
グレース・ケリーが製作した押花作品の他、ドレスやシューズ・・・等が展示されていました。有名なケリーバッグはもともとはフランスのエルメス社の製品で、グレース・ケリーが妊娠中のお腹を隠すために使ったことから有名になったということを初めて知りました。ケリーバッグは台型でエレガントなスタイルですから、グレース王妃が好んだというのもわかるような気がします。
50年代のハリウッドの大女優からモナコ公妃へと華やかな転身を遂げたことで、女性から絶大な支持を得ているグレース・ケリー。
たくさんの写真もあって、改めて、レーニエ大公が、彼女の上品で洗練されたファッションセンスと類まれな美貌に一目惚れしたのも納得がいきます。
グレース王妃は花を愛し、「押し花(Pressed Flowers)」のアーティストとして世界的に著名であり、新人アーティストの支援基金を設立するなど、芸術に対する熱い思いがあったことも有名です。彼女はバレエもこよなく愛し、自国モナコにもバレエ団を持ちたいと思い、バレエ団設立に力を注ぎました。その結果、1985年モナコ・モンテカルロバレエ団が生まれはのです。でも旗揚げ公演にグレース王妃の姿はありませんでした。彼女は、その3年前、娘のステファニーとドライブの最中、宮殿近くの道路のカーブを曲がり切れず、断崖から転落、帰らぬ人となってしまったのです。52歳でした。
私は近く南フランスに旅行をしようと思っていますが、モナコにも立ち寄り、グレース王妃が設立したバレエ学校 「アカデミー・ドゥ・ダンス・クラシック・プリンセス・グレース」など、グレース王妃ゆかりの地に足を伸ばせたら・・・、と思っています。
会場で配られたモナコ紹介のパンフレット
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