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スマホからも使えるIOデータのLAN DISK   (2015.12.4)

宅内LANのNAS、BUFFALOHD-H120LANの調子が良くない。中のファイルは普通に使えるけれど、頻繁にブンブン、ガラガラと大きな音がしてHDDが今にも壊れそうなのです。 別のディスクに定期的にバックアップをとっているのでデータのロスの心配はないのですが、もう10年以上も使っているので、そろそろ寿命で交換する時期だと思っていました。 かねてからアイ・オー・データ機器のNASのLANDISKに興味があったので、インターネットで調べたところ、WindowsのPCだけでなく、Android端末のスマホ・タブレットやiPhone・iPadからも使えるという、IOデータのLAN DISK HDL-CE1.0Sを買うことにしました。 ネットオークションに、一世代前のHDL-CE1.0が約6000円で出品されていました。HDL-CE1.0はHDL-CE1.0Sから、バックアップソフトの「Acronis True Image 2013」を外しただけで、その他はHDL-CEシリーズと同じということなので、 早速応募して落札しました。今までのNASのHDDの容量は120GBでしたが、今度は約8倍の1.0TBなので、当面は十分の容量でしょう。
HDL-CE1.0の背面には電源ボタン、1000BASE-T、USB(機器接続用)、ミニUSB(PC接続用)があり、小型の排気ファンが付いていますが、このファンは非常に静かで、ファンの音は殆ど気になりません。 HDL-CE1.0はNASですが、無線のWi-Fi接続の機能はないので、LANケーブルによる有線接続です。 転送規格は1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tとなっていますが、我が家のLANには、100BASE-Tの機器が混ざっているので、実際の転送速度は100BASE-TXに抑えられますが、それほどハードな使い方はしないので問題ないでしょう。 何よりHDDがNTFSフォーマットなのが良い。今まで使っていたNASはFAT32または専用フォーマットなので、4G以上のファイルを入れるには専用フォーマットでフォーマットしなければなりませんでした。 専用フォーマットでは使いたくなかったので、FAT32で使いましたが、テレビ放送をエアチェックする場合、長時間のバレエやオペラの映像では、AVIではもちろんのこと、MPEG4に圧縮しても4GBを超えるものがあり、これらを直接NASに収容できず、他のHDDに収録してから、4GBを超えないように分割して、NASに収容していました。 HDL-CE1.0のHDDは、NTFSなので、4GBを超えるファイルも収容できるので、4GB毎にファイルを分割する必要はなくなりました。 このため、直接NASのHDDに収録することもできますが、この場合100BASE-Tのネットワーク速度がネックになる恐れもあるので、実際のエアチェックでは、直接NASのHDDに収録することはしていません。 従来どおり、他のHDDに収録してから、NASに移していますが、4GB単位に分割する手間がなくなるだけでも、相当楽になったことは間違いありません。
スマホやタブレットのようなAndroid端末から利用するには、Remote Link2というソフトを使用するのですが、これが今一使いづらい。 接続に時間がかかるし、接続できても遅くて使い物にならない。 WindowsのPCだけでなく、Android端末のスマホ・タブレットから使えるというのが売りなのですから、もっと使えるものにして欲しいものです。


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