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車載用プラズマクラスターイオン発生機           (2010.6.10)

一時のブームは去りましたが、マイナスイオンが健康に良いというイメージは残っていて、今でもマイナスイオン発生をうたった電気製品はよく売れているそうです。「♪プラズマクラスターはシャープだけ♪」というTVCMにのせられて買ったのが、シャープの車載用プラズマクラスターイオン発生機「IG BC15」。プラズマクラスターイオン発生機は、プラズマ放電によりプラスとマイナスのイオンを作り出して空中に放出し、浮遊ウィルスの作用を抑え、カビやアレルギー物質等の分解・除去ができるというものです。メーカー希望価格は13,000円ですが、家電量販店で9,680円で買いました。
本体のサイズは、上部直径80mm、底面直径65mm、高さ150mm。電源はシガーソケットから取り、本体は愛車プリウスのセンターコンソールボックスのカップホルダーにぴったり入りました。電源のON/OFFは、シガーソケットへの給電のON/OFFに連動しているので、本体動作中に車の電源を切ると動作は停止、再び車の電源を入れると再開されます。車載機器メーカーのデンソーと共同で開発したそうで、デンソーからも同じ商品が販売されています。車内の電子機器へのノイズ対策や、自動車特有の温度環境に適応した設計がなされているそうで、実際に、影響を受けやすいAMラジオでもノイズを拾うようなことはありませんでした。
 
本体の裏側のスリットから空気を導入し、前方ななめ20度上方に空気が吹き出し、天井に沿って車内全体に空気が流れるようになっています。上面の運転切替スイッチを押す度に、風量が「強」「弱」に切り替わり、停止しても、電源再投入時には停止時と同じモード(風量「強」または「弱」)で再開されます。プラズマクラスターイオンは、本体内にある発生ユニットから出てくるのですが、このユニットはカセット式で、定期的に交換が必要となっています。ただ、総運転時間約1万7500時間(1日24時間連続して動作させたとして約2年)もつということですから、平均すると実際に車を使うのは毎日1時間にもならないので、仮に毎日2時間乗ったとしても24年ということになり、現実には交換不要ということになります。自動車本体の方が、先にだめになってしまうでしょう。

(図はシャープHPより)

センターコンソールのカップホルダーにセット 車内のイオンが届く風路
(図はシャープHPより)

私を含め家族はタバコを吸わないので、特にクルマの中が臭くは無く、どれだけ消臭効果があるのかはよく判りませんが、気のせいかもしれませんが、これを点けて運転していると、クルマの中がさわやかな気がします。花粉が飛び散る季節になると家族に花粉症に悩まされる者がいるのですが、シャープによると、プラズマクラスターは花粉の表面にあるアレルゲンや、外殻が割れて放出したアレルゲンについては分解・除去するが、花粉外殻を割ることができないので、花粉内部に含まれるアレルゲンについては分解・除去できないということです。どの程度花粉アレルギーに対する効果があるか、もう少し使ってみて確認していきたいと思います。

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