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ネットワークメディアプレーヤー“LinkTheater” (2005.6.26)
BUFFALO社のネットワークメディアプレーヤー
“LinkTheater”(PC-P2LAN/DVD)を使っています。LinkTheaterは、パソコンの中にある映像や静止画像、MP3の音楽データ等をLANを経由してテレビで楽しめるマルチフォーマットDVDプレーヤーです。パソコンのHDDやLAN接続のハードディスク(NAS)に録りためた映像や画像を、リモコン操作でリビングのテレビで鑑賞できます。
テレビから撮った映像をPCのHDDに保存したものの、なかなかPCを使って引きずり出して見る気にならないのが現実です。それは、主に以下が原因です。
(1)HDDに入っている映像をDVDプレーヤーで見るためには、PCでDVD-R等に移す必要があり面倒です。まれにPCで作ったDVD-RはDVDプレーヤーで視聴できないこともあります。
(2)PCで仕事などをしているとき、同時に同じモニター画面の中でDVDなど見るのはやっかいですし、その気にもなれません。
(3)PCの画面は小さくて迫力に欠けます。
結果、せっかく時間をかけて録画したHDD上の動画データは、大きなHDDのスペースを占有した状態で、使われずに保存したままになってしまうという訳です。
ネットワークプレイヤーは、HDDの中のほとんどのフォーマットの映像を再生できます。またプレイヤー付属のDVDプレーヤーによって、DVDビデオも再生できます。自分で作成したHDD内の映像やDVD-R内の映像を迫力あるテレビの大画面で見れるというのは実に有り難いことです。動画だけではなく、JPEG、GIF、TIF、BMP、PNGなどの画像形式ならば何でも見れるので、デジカメで撮った画像をTVに写すことも出来ます。
「録画はパソコン、鑑賞はリビングのテレビで」と、ネットワークプレイヤーが快適なAVライフを実現できるというわけです。
我が家では、HDDを接続したPCやNASは2階にあり、29インチのテレビが1階にあるので、LinkTheaterを1階のテレビに接続しています。2階と1階は、二つのハブと一つのルータを有線LANを経由して繋いでいます。2階のハブとルータは100BASETX仕様ですが、1階のハブは旧式で10BASETです。LinkTheaterは100BASETX仕様ですから、現状のネットワーク構成ですと、十分に能力を発揮できません。その為か、たまに映像がとぎれる現象が起きます。やはり1階のハブを100BASETX仕様に換える必要がありそうです。
もう一つこのLinkTheaterが便利なのは、NASに溜めてある映像を見るとき、PCを立ち上げなくて良いことです。
NASのファームウェアがLinkTheaterと通信し、PCなしでもNASの映像が見えるようになっているのです。
ただ、早送りや逆再生が4倍速が最速なのはチョット・・・、いらいらします。
ネットワークの速度の制限もあるでしょうが、もう一工夫して貰いたいものです。
実は、私は以前からもネットワークメディアプレーヤーを使っていました。この機種
Play@TVは、映像の送出の処理をPC側で行っているため、
このPCに高い性能を要求しましたし、PCを別の作業で使っているとテレビからの映像は途切れがちでした。今使っている“LinkTheater”(PC-P2LAN/DVD)は、メディアプレーヤー側から
PCのHDDやNASに格納されている映像を引き込むので、PCに負荷はかからず、インターネットからのダウンロード等でネットワークに負荷がかかっていない限り、映像はいつもスムーズに動きます。LinkTheaterのCPUの処理能力はかなり高いと予想されます。
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