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ネットワークメディアプレーヤー“LinkTheater”は今も健在   (2009.3.20)

5年ほど前に買ったBUFFALO社のネットワークメディアプレーヤー“LinkTheater”(PC-P2LAN/DVD)は、LAN接続のパソコンのHDDやNASに録りためた映像や画像や静止画像、MP3の音楽データ等を、リモコン操作でリビングのテレビで鑑賞できるDVDプレーヤーです。テレビから撮った映像をPCのHDDに保存したものの、PCの画面は小さくて迫力に欠けます。その点、LinkTheaterは、HDDの中のほとんどのフォーマットの映像を、迫力あるテレビの大画面で見れるというのは実に有り難いことです。また付属のDVDプレーヤーによって、DVDビデオも再生できます。自分で作成したHDD内の映像やDVD-R内の映像だけではなく、JPEG、GIF、TIF、BMP、PNGなどの画像形式ならば何でも見れるので、デジカメで撮った画像をTVに写すことも出来ます。「録画はパソコン、鑑賞はリビングのテレビで」と、LinkTheaterが快適なAVライフを実現できるというわけです。経年変化のせいか、DVDプレーヤーのトレイが、たまに開かなくなることがありますが、何度かリモコンで繰り返せば開くので、まだ修理に出さずに使っています。
我が家では、HDDを接続したPCやNASは2階にあり、29インチのテレビが1階にあるので、LinkTheaterを1階のテレビに接続しています。2階と1階は、二つのハブと一つのルータを有線LANを経由して繋いでいます。ただ、現状のネットワークは100BASETX仕様ですから、動画の伝送にはやや非力です。その為、たまに映像がとぎれる現象が起きます。将来的には、ギガビットLANにすることが必要でしょう。もう一つこのLinkTheaterが便利なのは、NASに溜めてある映像を見るとき、PCを立ち上げなくて良いことです。 NASのファームウェアがLinkTheaterと通信し、PCなしでもNASの映像が見えるようになっているのです。ただ、早送りや逆再生が4倍速が最速ですから、いらいらします。ネットワークの速度の制限もあるでしょうが、もう一工夫して貰いたいものです。
実は、付属のDVDプレーヤーには、もう一つ有り難い機能があります。添付のマニュアルには日本のDVDのみ再生可能となっていますが、このDVDプレーヤーは海外のDVDも再生できます。つまりマルチリージョン仕様なのです。購入時の設定は日本仕様(リージョン2)ですが、隠しコマンドでリージョンフリーになります。ケースの後にはMade in TAIWANと貼られていて、日本向けだけでなく全世界向けに、台湾メーカーがOEMで売っているからなのでしょう。一般に日本製DVDソフトは海外製より高価ですから、日本語字幕の必要がないバレエや、音楽の演奏のDVDは、海外製を買う方が得ですし、米国Amazon等では日本では手に入らない珍しいバレエのDVDを手に入れることもできます。私のバレエのDVDのコレクションには、米国仕様(リージョン1)のものもあるので、これらのDVDの再生に、LinkTheaterは重宝しています。

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