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Nゲージ:車両紹介(96):伊賀鉄道860系電車   (2016.4.1)

Nゲージレイアウトを走らせている列車の紹介です。今回は、伊賀鉄道860系電車です。 伊賀鉄道860系は1961(昭和36)年に近畿日本鉄道820系として製造された車両で、車体の形状や機器などは近鉄800系を基本としていますが、 扉が両開きなのと前面貫通扉を設置している点が違います。 伊賀鉄道(旧近鉄伊賀線)は狭軌なので、800系が伊賀線用に転用される際に6800系の台車を流用して狭軌用に改造され、860系に形式変更されました。 一部車両は「忍者列車」などに塗装変更され人気車両となりましたが、最後はマルーンレッドとダークグリーンの2色になり、2012年3月に引退しました。

私は、近鉄車両が好きで、TOMYTECの鉄道コレクションのマルーンレッドとダークグリーンの伊賀鉄道860系電車のディスプレイモデルを買ってあったので、マルーンレッドの863形に動力ユニットを付けて自走できるようにしました。 このモデル用の動力ユニットはTOMYTECでも販売されていますが、たまたまインターネットオークションで、グリーンマックスの18m級車動力ユニット(GM 5601(554)日車D型18m級)を安価で購入できたので、 これを取り付けました。 グリーンマックスの動力ユニットを取り付けるには、車体の天井を削ったり多少加工が必要だったけれど、何とか取り付けることができました。 取り付けてみると結構良い。動作音は少し大きく、多少ギクシャクするものの良く走ります。 重くどっしりとしていてトレーラーの牽引も問題なく、カーブが多く勾配のきつい山岳系ループのレイアウトでも脱線しません。 グリーンマックス製の動力ユニットは、当たりハズレが多く、あまり良いイメージがないのですが、中には優秀な物もあるようです。


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