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Nゲージレイアウトを走らせている列車の紹介です。今回は、伊豆急行100形電車です。
伊豆急行線は、伊東 - 伊豆急下田間、約48キロの鉄道です。
伊豆急行100系電車は、1961年の伊豆急行線開業時に登場し、2000年代初まで活躍していた電車です。
伊豆急行線はJR伊東線を経由してに熱海まで乗り入れているため、国鉄時代にはJRの列車と同様にグリーン車を連結していました。
また、最初日本の私鉄として唯一の食堂車(サシ191:サントリーがスポンサーとして伊豆急に寄贈した)を連結し、
上半部をオーシャングリーン、下部をハワイアンブルーとし、境界にシルバーのラインを配した美しい車両でした。
老朽化・塩害による車体の腐食とJR東日本から譲渡された113系・115系を改造した200系が登場したことにより、2000年代初に全車廃車されましたが、
伊豆急行線開業50周年かつ「踊り子号」の運転開始30周年の2011年の記念事業として、解体寸前だったクモハ103号車を改修し、南伊東駅 - 伊豆急下田駅間で臨時団体列車やイベント列車で運行されています。こちら→
南伊東駅までの入線となっているのは、伊東駅との保安装置の問題があるからとのこと。
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私は上半部オーシャングリーン下部ハワイアンブルーで、前面は中央貫通扉付きの伊豆急100形が好きで、
TOMYTECの鉄道コレクションの
ディスプレイモデルを持っていたので、
これに動力ユニットを付けて自走できるようにしました。このモデル用の動力ユニットはTOMYTECで販売していますが、
インターネットオークションで、20m級のグリーンマックス(エンドウ製)の旧式動力ユニットNo.561-1 DT24(東武用)が低価格で手に入ったので、これを付けて走らせることにしました。
取り付けるには、車体と動力ユニット双方に多少加工が必要だったけれど、何とか取り付けることができました。
この動力ユニットは現在は販売されておらず、修理も終了している骨董品的なものですが、取り付けてみると動作音はやや大きいけれど結構良い。
20m級車体なので、カーブが多く勾配のきつい山岳系ループのレイアウトは走れないけれど、田園のループや都会のループは走れます。
グリーンマックス製の動力ユニットは当たり外れが多くて、あまり良いイメージがないのですが、むしろエンドウへOEMしていた旧式の製品の方がダイキャストで頑丈に作られていて、製品管理もしっかりしているような気がします。
なお、デハ200形をはじめ上信電鉄の自社発注車は、運転席が右側にあるのが特徴です。比較的最近までタブレット交換を行っていた名残だそうです。
この模型でも正確に右側に表現されています。
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Nゲージ:伊豆急行100系電車 | |
メーカー/購入時期 | TOMITEC(伊豆急行100系電車)、 2015年購入(車体、動力ユニット) |
付属設備等 | 連結部:アーノルドカプラー、先頭:ダミーカプラー |
全長・重量 | 全長:各車140mm(カプラー装着状態)、重量:100g(M車)、30g(T車) |
備考 | クモハ125(M)、クハ152(T車) グリーンマックス(エンドウ製)の旧式動力ユニットNo.561-1 DT24(東武用) |
伊豆急行100形電車 奥から、クモハ125(M)、クハ152 |
グリーンマックス(エンドウ製)の旧式動力ユニット No.561-1 DT24(東武用) |
高架橋を渡る伊豆急行100形電車 |
走行動画 |
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