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Nゲージレイアウトを走らせている列車の紹介です。今回は京急700形(2代)電車と
高松琴平電気鉄道1200形電車です。
琴電1200系電車は、もとは京急700系(2代)電車なのです。
京急700形(2代)電車は京急で初めて片側4扉の車体を採用した通勤形電車で、制御電動車2両と付随車2両の4両単位で大師線やラッシュ時の本線の列車に運用に使用されました。
同時期の全車電動車の1000形4両編成に対して付随車を編成中に組み込んだことで製造コストが編成あたり800万円ほど抑制できたそうですが、他車両に比べて加速が劣り1000形に比べても早期の引退を迫られることになりました。
その後高松琴平電鉄に22両が譲渡され、その他は全て解体処分されました。高松琴平電気鉄道への譲渡にあたり、電動制御車と付随車による加速性能の悪い4両編成ではさすがに使い難く、制御電動車による2両編成に変更され、琴平線および長尾線で運用されています。
琴平線用はクリームに黄色、長尾線用はクリームに緑と各線毎に塗装を変え、番号帯も琴平線用の1200形は1200番台、長尾線用の1200形は1250番台と変えていて、
線路がつながっている琴平線と長尾線と言えども車両を共用する事はしていないようです。
私は、かって京急700形をよく利用していて、車体長18m車で片開き扉が4つという非常に珍しい形が懐かしくて、京浜急行700形(2代)電車と高松琴平電気鉄道1200形電車をコレクションに加えました。
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京浜急行700系(2代)電車はネットオークションで車体を手に入れたジャンク品(おそらく→)で、高松琴平電気鉄道1200形電車はディスプレイモデルです。
いずれも動力車ではないので動力ユニットを付けて自走できるようにしました。
ネットオークションでグリーンマックス THタイプ 動力ユニットNo.5611(18m級)と、グリーンマックス 5606(567) 18m級動力ユニット DT24が低価格で手に入ったので、前者を京浜急行700形(2代)電車に、後者を高松琴平電気鉄道1200形電車に付けて走らせることにしました。
取り付けるには、天井の裏を削るなど、車体に多少加工が必要だったけれど、何とか取り付けることができました。
取り付けてみるといずれもよく走ります。
グリーンマックス製の動力ユニットは当たり外れが多くて、あまり良いイメージがないのですが、これはいずれも当たりでした。
やや音はうるさいけれど、結構重量があるので牽引力が強く、動力車1両でトレーラー2〜3両を牽引しても問題なく走ります。
京浜急行700系(2代)電車は3両編成、高松琴平電気鉄道1200系電車は琴平線用長尾線用を連結した4両編成で走らせています。
実車でこんな組み合わせはないのですが、模型だからできる編成を作って楽しんでいます。
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Nゲージ:京浜急行700形(2代)電車・高松琴平電気鉄道1200系電車 | |
メーカー/購入時期 | TOMYTEC 鉄道コレクション:高松琴平電気鉄道1200形電車(琴平線)
(長尾線)、
GM:京浜急行700形(2代)電車)、 l2015年購入 |
動力ユニット | GM THタイプ動力ユニット No.5611(18m級)5606(567)、GM 18m級動力ユニット DT24 |
動輪の仕様 | 動力車:動輪4軸8輪のうち駆動輪:2軸4輪、2輪にトラクションタイヤ装着 |
付属設備等 | 2両とも、前:ダミーカプラー、後:アーノルドカプラー |
全長・重量 | 全長:125mm
重量:デハ723形(M)50g(動力ユニット,ウェイト含),その他(T)30g(ウェイト含) |
京浜急行700形(2代)電車 奥から:デハ724,サハ794,デハ723(M) |
高松琴平電気鉄道1200形電車 奥から:琴平線1209形,1210形、長尾線1253形,1254形 |
GM THタイプ動力ユニット No.5611(18m級) |
GM 5606(567) 18m級動力ユニット DT24 |
勾配を上る高松琴平電気鉄道1200形電車 |
走行動画 |
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