【山口's HP TOPへ戻る】

Nゲージ:車両紹介(66):名古屋鉄道3700系・3730系電車   (2016.3.17改)

Nゲージレイアウトを走らせている列車の紹介です。今回は名古屋鉄道3700系と3730系電車です。1950年代末に、旧型の木造車体の電車を鋼製車体に更新するために、 旧型車両の走行機器を流用して、3700系電車が登場しました。 車体長は同時期の高性能車5000系と比較して1m短い17m、深めの張り上げ屋根と幅1,000mmの二段窓という大人しいデザインの電車でした。 1960年代になって、出力・性能や車体の基本寸法は3700系を踏襲し、高運転台や1,400mm幅の両開き扉を採用して増備されたのが3730系電車です。

子供の頃の名古屋に住んでいたので、子供の頃の名古屋に住んでいたので、旧塗装(クリームとマルーンのツートンカラー)とスカーレット塗装のどちらの名鉄電車も懐かしく思っていて、 3700系3730系の動力無しのディスプレイモデルを持っていたので、 動力ユニットを付けて動かすことにしました。 3730系は17m級車両なのですが、たまたまネットオークションでグリーンマックスDT10(17m級)品番5602(555)という動力ユニットを見つけて購入しました。 この動力ユニットはグリーンマックスがエンドーへOEMした古いものですが、音は大きいけれど良く走ります。 どっしりとした重量級(120g)でトレーラーを数台連結してもスイスイ走ります。 グリーンマックスの動力ユニットは当たり外れが多いと聞きますが、これはとても良い部類でしょう。 グリーンマックスの製品は自社製のものより、エンドーへOEMした物の方に良いものが多い気がします。 ただ、トラクションタイヤが磨り減っていて粘着力が低下しているので、都会のループや田園のループは問題なく走りますが、山岳のループの急勾配は登れません。 骨董品に近い中古品なので仕方が無いと諦めています。

ドアが片開きと両開き、低運転台と高運転台という点が違うだけで、車体の大きさも形もほぼ同じ、スカーレット塗装の3700系と標準塗装の3730系が連結して走るのは実機では有り得ないことで、これが出来るのも模型ならではの楽しみです。


【山口's HP TOPへ戻る】