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Windows Vistaの使用感   (2006.2.12)

Windows Vistaをインストールして、2週間経ちました。最初やや戸惑いを感じていた操作の違いにも慣れてきました。インストール後、特に問題なく動いていますが、慣れてくるほど、Windows Vistaは、Aero Glassなどの表面的には新しさがあるものの、基本的な機能はWindowsXPやWindows2000と変わりはないということがわかってきました。 マイクロソフトの内部バージョンは、WindowsXPのNT5.1に対し、WindowsVistaはNT6.0ということで、バージョンが一つ進んだわりには、機能面ではさほど大きな変化はないような気がします。 逆に、それだけWindowsXPが良くできたPCのOSであったとも言えそうです。
使った感じでは、やはり、Windows VistaはWindowsXPに比べて「重たい」感じはぬぐえません。そこで、「基本的な仕組みや機能はWindowsXPと変わりはない」のですから、いっそ、「表面的には新しさ」の機能を外してしまえば、WindowsXPと同じように軽快に動くのでは?、と考えました。
 
Windows XPでは、Lunaというユーザインターフェースを採用していましたが、 従来のWindows2000に近い表示(Classic)とLuna(Whistler)を切り替えることができ、Classicにすると、やや軽くなりました。Windows Vistaでもこれができるのでは、と思い、調べてみたら、やはり可能でした。この方法は以下の通りです。

コントロールパネルのシステムのプロパティから、「詳細設定」を開きます。この中の「パフォーマンス」の「設定」をクリックします。「パフォーマンス・オプション」のダイアログの「視覚効果」タブの中の、「コンピュータに応じて最適なものを自動的に選択する」から、「パフォーマンスを優先する」に変更します。
 
 
 
 
こうすることで、ユーザインターフェイスはWindows2000チックになってしまいましたが、WindowsXPに遜色ない軽快さになりました。 「Windows Vistaは、WindowsXPに比べセキュリティ面を大幅に強化しスパイウェア対策が万全」というのが、マイクロソフトのセールストークですから、これを信じて、セキュリティを優先して、ユーザインターフェイスは古くても、現在はこの形で、Windows Vistaを使っています。 確かに、セキュリティは強化されているようで、CD-Rからプログラムを起動するとき等に、常にチェックが入ります。
 
でも、これでは、Windows Vistaの売りである、Aero Glassなどの機能が一切生かされないことになり、Windows Vistaを買った意味がないような気がします。
マイクロソフトからは、いずれWindows Vistaも、サービスパックなどで不具合などの修正版が提供されるでしょうから、この時には、Aero Glassなどの機能を生かしつつ、かつ「軽くなる」ような改善をしてくれることを期待しましょう。

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