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斎藤友佳里「わたしはあきらめない」に思う    (2002.11.17)

 
NHK総合テレビの「わたしはあきらめない」に、斎藤友佳里さんが出演しました。
数週間前、斎藤友佳里さんは「徹子の部屋」に出演されましたが、この時より大分慣れて、 落ち着いておられたように 思いました。
彼女の著書「ユカリューシャ」の中にもありましたが、 ご主人が「ダンサーは舞台を去るとき、踊ることの本当の意味がわかった」と言ったことに対して、 「踊れなくなる前に、怪我によって、それを知ることができた私は幸せ者」 と語っていた友佳里さん。不幸にして起きた事故を良い方に考える・・「プラス思考」・・素晴らしいことだと思います。
でも、彼女は、この再起不能といわれた大怪我を経験する前は、何でも、マイナスの方向で考えていたそうです。
「大怪我」を克服したからこそ獲得できた「プラス思考」、彼女の大切な財産だと思います。
 
ところで、この番組の中で、彼女は「踊れるのは、あと5本の指に数えられるくらいしかない」と 語っていたのが気になりました。
40歳で引退なんて、あまりに惜しい。バレエダンサーの寿命は短いとはいえ、森下洋子さんや川口ゆり子さんは、 50歳を過ぎても、現役で頑張っておられます。
ファンとしては、あと5年などと言わずに、友佳里さんが、いつまでも、夢と希望を与えて下さる、素敵なバレエの天使でいて欲しいと思います。
 
なお、この番組では、復帰した時の公演の「ジゼル」や、先日の「ドン・キホーテ」の映像が ほんの少しだけ放映されましたが、ぜひ全幕を放送して欲しいと思います。
昔、NHKは、このような日本のバレエ団の公演の録画を、全幕、積極的に放映してくれました。
でも、プロデューサーがかわったとかで、最近はこのような日本のバレエ団の公演の放送はほとんどなくなりました。 BSUで、たまにバレエの放送をしてくれますが、外国のものばかりで、日本の公演の放送はめったにありません。
私は、東京の近くに住んでいるので、バレエの鑑賞には恵まれていますが、地方ではバレエの公演は少なく、放送が頼りというファンも多いと思います。さきの「ジゼル」や「ドン・キホーテ」のように、NHKさんには、録画したマスターテープが、たくさん有るでしょうから、ぜひ、NHKさんが、日本人によるバレエの公演の放送をしてくれることを願っております。

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