フィギュアスケート観戦記(1999−2000年度シーズン)
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NHK杯テレビ観戦記
女子シングルはブチルスカヤ優勝ということで、まずは順当でしたね。でも、SPはロシアの新星ボルシチシチューじゃなかったボルシコワがトップということで驚きの展開。いやー、さすがロシア、層が厚いですね。そのボルシコワですが、表現力はまだブッチー姉さんに及ばないものの、ジャンプの質は素晴らしい。淡々としていて、「フン、これくらい滑って当たり前よ」といった感じでした。女子バレーのアルタモノワに似てます。
ブチルスカヤは「白鳥の湖」ということで凝った衣裳でしたねえ。ジャンプがちょっと安定感に欠けましたが、さすがに表現力は抜群。今シーズンも健在です。3位は前回優勝者の”笑いジワ”マリニナ。個人的には前回のアラビア風プログラムよりも、今回の方が好き。衣裳もシックな感じで大人っぽくて合ってます。この人は本当に綺麗なジャンプを跳びますね。フリーではブチルスカヤといい勝負でしたが、SPの出遅れが響きましたね。リアシェンコは前はボロボロ失敗する選手というイメージがあったのですが、ここの所ジャンプが安定してきましたねー。私はSPが明るくモダンな曲調で好きです。
日本勢は荒川・村主両選手とも精彩を欠きましたね。特に村主選手はSPもフリーもボロボロ。でも、プログラム自体は去年に引き続き見応えがあるので、できれば万全な体調で見たかったですね。
荒川選手はSPはよかったんですが、フリーはジャンプが決まらずダメでした。やっぱり彼女はジャンプが跳べてナンボなんで、それが決まらないと苦しい。しかし、SPの衣裳はドッキリしましたね。何か女性版ターザンといった感じで、色っぽかったです。でもプログラム自体は「ジャングル・ファンタジー」ということで、長野の時と一緒なんですよね。ケガでSPまで作る時間がなかったんでしょうか? フリーはうって変わってかわいらしい衣裳の「ジゼル」。こっちは新作ですが、個人的にはそろそろ可愛い路線はやめて大人綺麗路線にいって欲しいですね。容姿や性格からいってもそっちの方が似合うと思うので。
男子は本田選手がまさかの不振でビックリ。その代わりプルシェンコが素晴らしい出来で優勝と、こちらは本来の出来。それにしてもプルのフリーは凄かった。いきなり4回転−3回転−2回転のコンビネーションだもんなあ。もう全て完璧の出来で、思わず私もテレビの前で拍手してしまいましたよ。2位に入ったゴーベルという選手は、個人的にはジャンプだけのプログラムなんで面白くありませんでした。何であれで芸術点があんなに取れるんだろう? 4回転を跳ぶから技術点が高いのはわかるんだが。「センブン・イヤーズ・イン・チベット」を滑っていたので、私は影ながら”偽ブラピ”と呼んでいました。来年は表現力をアップして本当のブラピになってね。3位のクレムリンじゃなかったクリムキンは変わった動きが面白かった。これからに期待。田村選手は完璧じゃないけど4回転を2回ほぼ降りてたのには驚きました。いつの間に身につけたのだろう。それにしても4回転は跳べるのに3回転半が跳べないのは何故? これで3回転半が跳べればトップスケーターに太刀打ちできるのに(後、選曲をもうちょっと一般向けにすれば)。
ペアはフランスのペアが印象に残ったな。フリーの天使と悪魔は面白かった。それにしてもどうしてフランスの選手ってこういう色モンが多いんでしょうね。お国柄かな? 優勝したロシア・ペアの男子は前日本人と組んでた人だったのね。どうりで日本語が上手なわけだ。それにしても大成できて良かったね。他には中国ペアの不振が残念でした。
アイスダンスは相変わらずフランス・ペアが強いですね。見ててもとってもゴージャスでした。女子選手のリフトも段々軽々と見えるようになってきたし。
さて、今年も面白い大会でしたが、来年は旭川ですか。うーん、もう少し近くに来てくれー! 1回見に行きたいからなー。また岩手に来てくれることを期待。
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全日本選手権テレビ観戦記
がーん!
何という結果・・・。
まさか荒川選手も村主選手も優勝できないなんて・・・。新聞に「伸び悩み」と書かれたことが現実になってしまった。村主選手はケガで体調が万全じゃなさそうだし、NHK杯の調子の悪さを見ていれば、荒川選手の3連覇は堅いと思っていたのになあ。まあ、そういう荒川選手も今シーズンはジャンプが不調なことは確かだったんですけどね。でも、去年は全日本にピッタリとピークを持ってきたから大丈夫だと思っていたんだが。
でもまあ、優勝した椎名選手は全ての3回転ジャンプを綺麗に決めていたし、なかなか表現力もあったので、納得です。願わくば今回1発勝負だけでなく、コンスタントに力を出せるいい選手に育って欲しいですね。このまま行けば世界選手権の代表にもなるだろうから、なんとか10位代前半の成績を残して欲しい(あわよくば10位以内)。最近の日本女子は20位前後と惨敗だったので、その二の舞だけは避けて欲しいと願っています。
一方の男子は本田選手がNHK杯の不振を見事に脱して優勝。4回転もバッチリ決めたし、文句なし。やっぱり実力は頭抜けてますね。今シーズンのフリーは去年の「仮面の男」とは違っていたって地味なプログラムで、一歩間違うとドつまんなくなってしまうところなのですが、それを見せきってしまうのだからさすが。よっぽど表現力に自信がついたんでしょうね。実際動きが本当にしなやかになりました。
本田選手に次いで2位は田村選手。前年の5位だか6位だかから見事な復活。やっぱり4回転をものにしたのが大きい。SPでもフリーでも決めてましたものね。転倒が一度もないのだから、凄い成功率です。やっぱりヒザが柔らかいからかな? それにつけても3回転半はナゼできないのか・・・不思議です。でも、今年は世界選手権の出場枠は2人だから、ほぼ本田選手と田村選手で決まりでしょうね。そういえば田村選手の後輩で田中選手というのが出てましたけど、殆ど田村二世という感じでしたね。雰囲気や滑りが似てる。
いやあ、それにしても女子は波瀾万丈、男子は順当と、去年とは全く逆の展開でした。放映時間も男子が45分、女子が15分と逆転したし。やっぱり本田選手が出てると違うね。女子もスター選手が育って欲しいなあ。荒川選手、来年はリベンジだ! 大学生にもなることだし。
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オープンフィギュア大会テレビ観戦記
今年は去年と違って面白かった。アマ選手も本気で取り組んでた様に見えたし。
女子は今シーズン初めてのブチルスカヤとクワンの直接対決。去年の世界選手権でブチルスカヤが勝っているとはいうものの、去年のクワンは殆ど開店休業状態でしたからねえ。今年は真面目に取り組んでいるようなので、今年こそが真の勝負ですね。結果はクワンが勝ちましたが、個人的には長野以降のクワンのプログラムってあまり面白くないんですよね。なんか地味というか、普通っぽくて。やっぱり1996年世界選手権エドモントン大会の「サロメ」の印象が強すぎて、ああいうのを期待してしまう。彼女の表現力があれば、もっともっと凄いプログラムが可能だと思うからこそなんですけどね。
他には久しぶりに見たボナリーですが、ジャンプが衰えているかと思ったら全然違いましたね。ボナリー健在を見せつけられました。うん、彼女はプロの方がいいかもしれない。採点を気にせずのびのび滑って欲しいです。
日本から出場の椎名選手は全日本よりはよくなかったですが、それでもフラメンコの曲にのせてよく滑っていました。結構表現力はあるかもしれない。笑顔もいいですしね。
男子の注目は、やっぱりヤグディンでもなく本田選手でもなくキャンデローロでしょう。プロになって初めて見ましたが、エンターティナーぶりは健在。ただ、プログラムが「ブレイブ・ハート」と題材が日本人には馴染みが薄いスコットランドの英雄の話だったんで、ちょっと乗れませんでした。後、エルドリッジってまだアマだったんですねー。ソルトレイクまでアマでやるんですか。頑張るなー。
こういう大会が開かれれてテレビ放映されるというのは喜ばしいんですが、フジということで相変わらずゲストが邪魔。今回のMAXはまあいい方でしたが。
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四大陸選手権テレビ観戦記
遅ればせながら感想を。
といっても仙台では男子フリーしかやらず、かろうじて東京のホテルで総集編でエキシビが見れたというレベルだったのですが。深夜でもいいから放映して欲しいのになあ。
さて、それにしても去年から始まって歴史が浅いとはいえ、ちょっと格付けが低いんではないでしょうか。中国ペアもクワンもアメリカの4回転男も出ないし。なーんか嫌な感じです。
そんな中、男子シングルは見応えがありましたね。特に中国勢の技術力にはたまげた。さすが雑技団のお国柄。でもプログラム自体で魅了するには至ってないな。ジャンプ自体でも跳ぶだけでほれぼれする感じがないし。でも、芸術面がよくなれば強くなりそう。ストイコの逆転は意地でも技術だけの中国勢には優勝させないぞという審査員の気概が感じられて嬉しかった。日本勢はディフェンディング・チャンピオンの本田選手がイマイチで残念です。代わりに田村選手がなんと4回転−3回転のコンビネーションを完璧に決めてしまいビックリ(でもその後の演技はメロメロでしたが)。これは来年以降プログラムをジャンプの練習じゃなく、一般向けに作ってくると上位にも手が届きそうな感じ。男子は2強時代の到来か(でももう少し体力つけた方がいいぞ)。後、点数は延びませんでしたが、重松選手のボレロはよかったなあ。
女子は全日本優勝の椎名選手が低迷。やはりあれはフロックだったのかなあ。逆に恩田選手がフリーでジャンプをバンバン決めて世界選手権のチケットを入手してしまいました。成績は村主選手の方がいつも上だったので、村主選手になるのかと思っていたんですが。村主選手は芸術面で安定している反面、今期はジャンプが不調のため上位進出が難しいと判断したんでしょうか。恩田選手はジャンプが完璧に決まれば10以内に入る可能性は秘めていると思いますが、演技を見た限りでは芸術面がまだまだなので、失敗すれば惨敗という危険性も隣り合わせていると思います。協会は将来性という点も考慮に入れて決めたんでしょうね。一か八か。吉に出てくれることを祈ります。
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北日本フィギュア観戦記
3/25、26と仙台の泉アイススケートリンクで行われた北日本フィギュア選手権に行ってきました。
アパートからすぐ近くなのですが、リンクの中に入るのは初めて。しかし、聞いてはいましたが、本当に観客席がないんですね。なものでリンクサイドに立って観戦となりました。寒かったですけど、迫力はありましたね(1回などは目の前に選手が激突なんかしたりもして)。
大会はJR.選手権クラスとか選手権クラスとかに別れていましたが、私は選手権クラスの女子シングルを主に見てきました(男子は1人しか出てなかった)。知ってる人は殆どいなかったのですが、あの佐野稔氏の娘である佐野緑選手を見れたのはラッキーでした。総合で2位みたいでしたが、ジャンプの高さやスピンの速さなどの質は一級品で、これは将来が楽しみです。後、日本では珍しいペアに挑戦している小笠原兄妹の女性の方である小笠原牧子選手も見れましたが、シングルとしてはちょっと線が細く脆弱な感じがしました。調子も良くなかったみたい。優勝は多分、諏訪部渚選手で、安定したジャンプが光っていました。
さて、そんな中で一番印象に残ったのが鈴木ひとみ選手です。一番花束が多かった。横のオバサンの会話からすると、リンクが隣接しているダイエーで働きながらスケートを続けているそうで、応援は職場の仲間らしい。横断幕まであって人気者でした。
今年初めての生観戦。もう今年は見れないかなと思っていたのでよかったです。
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世界選手権ニース大会テレビ観戦記
テレビ観戦記と言っても、仙台では女子フリーしかやりませんでした。男子やペアやアイスダンスは優勝者さえも映さないという始末。ううむ、つくづく東京はうらやましい。
それにしても女子シングルですが、クワンが優勝するとは意外でした。今シーズンの調子からいってスルツカヤが優勝すると予想していたのに。グランプリ・ファイナルの時の演技をすれば文句なしに優勝だったはずが、出だしのトリプル−トリプルのコンビネーションを決められなかったのが響きましたね。それでも、最後にキッチリと調子を上げてくるクワンはさすが。ノーミスのうえトリプル−トリプルのコンビネーションまで決められたらお手上げです(それでも個人的にはあんまり面白みのないプログラムではあるが)。
フリーで他の選手では、ギュスメロリ選手の演技がよかったですね。物語性豊かでさすがフランスといった感じ。去年のチャンピオンであるブチルスカヤ選手は、表現力は相変わらずでしたが、ジャンプのランディングとかがイマイチ不安定で、細かいミスが多かったような気がします。去年みたいにクワンが自滅してくれればよいですが、今回のようにパーフェクトな演技をされたらちょっとかないませんね。アメリカの新生サラ・ヒューズ選手はまだまだ荒削りですが、将来は楽しみ。将来といえばロシアのボルチコワ選手も期待大。今でもかなりの完成度ですけど、年齢を重ねて停滞するか伸びるか、要注目ですね。
恩田選手はよくやった!と言いたい。ここ数年の惨敗からすればとにかく自分の実力を出し切れたことは評価したい。村主選手も荒川選手も椎名選手も実力を発揮すればこの位はいけると思うけど、それを大舞台で発揮するのが難しいですからねえ。いやー、本番に強い(山田コーチの家系か)。
男子フリーは、今年はプルシュエンコ優勝かと思ったのに4位とは。プルシェンコ、ああ見えても人間だったんですね。ヤグディンは精神的にタフですねえ。フリーも「ブロークン・アロー」から替えてきたという話だし。これは当分彼の天下が続くか? 2位と3位はベテランのストイコとワイスということで、新鋭の台頭はなかったようで。四体陸選手権で活躍した中国勢もメダルなし。やっぱり芸術点が伸び悩んだんでしょう。
男子フリーは田村選手、残念でした。今年は4回転の成功率もいいし、まさかフリーに進めないとは・・・。本田選手もまさかのSP失敗。フリーが5位だっただけに悔やまれます。でも10位に入ったんで、来年も2枠ゲットできて一安心ですね。
ペアは大混戦だったみたいですが、今シーズンの調子通りロシアのペアが初優勝ですか。中国ペアは今年も2位。残念。昨年のチャンピオンであるベレズナヤ組はまさかのドーピング? いやー、一番の激戦区だったかも。
アイスダンスは予想通りフランス組が優勝ですか。地元ですしねえ。それより驚いたのがイタリア組の2位。いつも5位か6位くらいだったのに大躍進ですねえ。個人的にこのカップルは好きなので嬉しいですが。
さて、これで今シーズンも終しまい。来年はオリンピック前年のシーズンということで、ますます盛り上がることでしょう。楽しみです。
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日本スケート連盟70周年記念エキシビション観戦記
4/15に新横浜プリンスホテル・アイススケートリンクで開催された上記大会を観戦してきました。たまたま研修で東京に行っていたので、見れてラッキーです。
さてさて、その中身ですが、なかなか珍妙なモノでした。スケート連盟というだけあってフィギュア以外のスピードスケートやショートトラックの選手まで出て来るんですから。
大会はまずアイススケートから。いったいスピードスケートのエキシビションとはなんぞや?と思って興味津々で見ていたんですが、何のことはない、ただ手を振ってリンクを回るだけ。タイムトライアルみたいものをやるかと思ってたのに拍子抜けです。選手も滑っていてむなしかったのではないでしょうか。清水選手も岡崎選手も欠場だったし(でも三宮選手はなかなか可愛いかった)。
次のショートトラックは模擬レースをやってくれたんで楽しめました。寺尾選手や勅使河原選手、西谷選手などの一線級と神奈川選抜が3チームに別れてリレーをしたんですが、模擬とはいえスピード感や抜くときのスリルなどは十分堪能できました。
最後は目玉のフィギュアのエキシビション。多分観客の9割位はこれ目当てだったんでしょうね。最初は女子シングルで、村主選手、山崎選手、恩田選手の順番。本当は椎名選手が出るはずだったのが急遽恩田選手に替わったみたいです(やっぱり荒川選手は出なかった)。村主選手の滑りは初めて生で見ました。いつも通りの表現力豊かな滑りで、ジャンプも決まっていたしよかったんではないでしょうか。山崎選手はセクシーな衣裳でアップテンポの曲を滑っていて、まるでマドンナみたいでしたが、やっぱり14歳ということでちょっとぎこちなかったかな。スピードも足りない感じ。恩田選手はさすが世界選手権12位だけあって、ジャンプは完璧。いくら跳んでも失敗しません。本当に調子がいいんですねえ。後はやっぱり表現力や、ジャンプ以外の要素のレベルアップですかね。
男子シングルは重松選手の「ボレロ」がよかった! 四大陸の時の演技もよかったんですが、この日はジャンプもバッチリ決まっていて、最高の出来。これで引退なんて惜しいですねー。本田選手は調子が悪くてジャンプがボロボロ。でも最後に4回転跳んでくれたんで許します。田村選手は・・・蛍光グリーン(!)の衣裳にピンク(!!)の髪でHIDEの曲に乗せて滑っていました。観客を挑発したりなんかもして、ホント役者ですね。演技の方はジャンプがイマイチ決まっていませんでしたけど。まあファンにとっては嬉しかったでしょう(やっぱり一番人気でした)。
この日一番ビックリしたのが川崎選手&ロシア人のペア。もうやたらアクロバティックで凄かった。ビールマン・スタイルでリフトから降りたりデススパイラルをやったりと、とにかく目新しい工夫がいっぱい。どこまでがルール上許されるのか知りませんが、類型的になりがちなペアの演技としては久々に驚きに満ちた演技を楽しめました。いやー、こんな秘密兵器がいたんですねえ。これは長野五輪の急増ペアより期待がもてそう。
そうそう、他に女性20人のシンクロ・フィギュアというのも初めて見たんですが、これも面白かった。さすがに20人が一緒に動くと見物です。後、リンクサイドで山田コーチや佐野稔コーチも見かけました。フィナーレではスピードスケートの女子がシンクロの真似をしたのがお茶目でしたね。サインボール投げが最後にあったんですが、私は見事恩田選手のボールをGET! やったー!(平仮名でのたくったサインだったので、多分ボールに書いたからだろうと思っていたんですが、後で見た色紙も同じだったので元々そういうサインだったのね)
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プリンスアイスワールド観戦記
いつか行きたいなあと思っていたプリンスアイスワールドに行ってきました! 5/7(日)に新横浜で行われたGW公演の最終回。初めて見たけどなかなか面白かったです。今回は「伊藤みどりのLET’S ENJOY SKATING」ということで、子供向けではなくスケーティングの面白さを見せてくれたのも良かった。
司会の八木沼さん、松村さん
当日券だったけど入れて(客席は結構満員)、前の方の長椅子に座らされました。全体を見渡すのは不自由ですけど、写真映すにはいいかな。
今回は伊藤みどりさんが中心で、3回もソロスケーティングをやりました(スケート人生を振り返るみたいなコーナーもあったし)。いやー、さすがにトリプルアクセルはやりませんでしたが、ジャンプの高さや回転の速さは衰えてませんね。身のこなしもすっかり柔らかくなって、さすがプロ。
伊藤みどりさん(中央)
後は鍵山さんと八木沼さんがソロで滑ってました。八木沼さんはバックダンサーを従えて踊ったりしてセクシーでしたねえ。司会でコミカルな役どころを演じたりと頑張ってました。ロシアのプロのペアは上手かったですね。アクロバット・スケーティング・チームの宙返りも凄かった。横谷さんはプログラムに載ってたけど、ソロを滑らなかったのでわからなかったです(後でパンフ確認したところ白虎隊の演目で出てたようです)。直線的な振付が独特で覚えていた今川知子さんも出てたようなのですが、これも識別不能でした(これも後でパンフで確認したところミュージカルソングの演目で出てたよう)。
演目の一つ
ラストは出演者全員でフィナーレ。伊藤さんや八木沼さんは羽がついたゴージャスな衣裳で滑ってました。いやー、楽しい2時間でした。その内東北(仙台)にも来て欲しいなあ。
八木沼純子さん
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