「リバーシ」を発展させた「バトル」部分と、王国を巡って各登場人物との親交を深めていく「シナリオ」部分を持った、アドベンチャータイプのボードゲームです。「リバーシ」が得意な方も、得意でない方も楽しめるように作ってあります。
「指揮官」を使った新しい「リバーシ」の発展型を楽しんでいただければと思います。
バトル部分
「Princess Forces」シリーズの特徴的は、「バトル」部分に登場する「指揮官」の存在です。
本作「Princess Forces 2」では、全4種類の特殊能力を持った指揮官が使えるようになっています。
「指揮官」は、各土地で戦闘に勝つことによって増やしていくことができます。
この「指揮官」は、シナリオ部分での、会話の相手にそのままなります。
つまり、「指揮官」の仲間を増やせば増やすほど、シナリオ部分の選択の幅が増えていくわけです。
それでは、バトルの説明をおこないます。
バトルは様々な盤面でおこなわれます。
その盤面の中で、「指揮官」は自律的に行動をおこない、戦局を切り開いていきます。
「指揮官」は、「軍事力」を一定数(指揮官のレベルによって違う)ためると投入することができます。
「軍事力」は、敵のコマを挟んで稼いだり、占領した土地の大きさに応じて初期値が上がるようになっています。
盤上には、最初から敵の「指揮官」は配置されていますので、普通の「リバーシ」の作戦だけで勝つのは難しくなっています。
うまく軍事力を稼ぎつつ、自軍の「指揮官」を投入して戦局を切り開いていきます。
盤面は、「シナリオ」部分の進行に合わせて、様々な盤面が登場するようになっています。
シナリオ部分
今回「Princess Forces 2」で、シナリオ部分が一新されました。
シナリオ部分では、各仲間(指揮官)の、誰とエンディングを迎えるかを攻略していきます。
つまり、「ギャルゲー」のようなものです。
基本の目的として、「各土地の魔族に勝ち、全土地を取り返すと勝ち」という目的はあります。
しかし、これは真のエンディングではありません。
各キャラに頻繁に会い、会話をうまく進めていく(正しい選択肢を選ぶ)ことで各キャラとの親密度が上昇していきます。
親密度が一定以上になれば、告白ができ、告白に成功して全土地を占領すれば真のエンディングを見ることができます。
このエンディングは、告白できるキャラの数だけあります。
各キャラとの会話は、そのキャラを仲間にした土地に行くことでおこなうことができます。
ゲームのサイクルは、以下の手順で繰り返されます。
◆1日のサイクル◆
進軍先決定
↓
進軍先の土地で戦闘
↓
防衛先決定
↓
防衛先の土地のキャラと会話 もしくは 指揮官の訓練姫様だけは、ワイルドカードとして、どこの土地を防衛しても会話ができます。
各キャラごとに、告白までにためないといけない親密度は異なります。
さて、防衛先を決めるだけなら、「同じ場所に何度もいけばクリアは簡単だな」と思われるかもしれません。
しかし、そうは問屋が卸しません(と言っても難易度は低いですが)。
「防衛先」と言っているぐらいですから、敵軍が「侵攻」してきます。
敵は、防衛している土地を避け、これまで防衛した回数が少ない土地を狙って攻撃を重ねてきます。
つまり、1キャラばかりにかまっていると土地が次々に占領され、ゲーム自体のクリアが難しくなるのです。
ゲームクリアまでの期間には限りがありますので、うまく防衛しつつキャラを攻略してください。
おまけの攻略
以下は、よりマニアックに遊びたい方&うまく攻略したい方への情報です。
戦闘盤面
各土地の戦闘盤面は、攻め込まれるたびに新しい盤面が登場するようになっています。1回目、2回目、3回目と、戦闘に勝つごとに違う盤面(&シナリオ)になります。
また、最後の土地での戦闘、もしくは最終日の戦闘でも、各土地で違う盤面が出てきます。
わざと土地の防衛を放っておけば、敵がその土地を侵攻し、今まで遊んだことがない新しい盤面(&シナリオ)が出現するようになります。
指揮官の成長
「指揮官」は、戦闘に参加させたり、訓練させたりすることによって経験点を得、成長します。どうしても勝てないときは、指揮官を訓練させ、レベルを上げてから再度挑戦すると良いでしょう。
仲間との会話
正しい選択肢を選ぶと、1点ずつ親密度が上昇します。どうしても攻略できない場合は、どの選択肢が正しいか、メモを取っておくとよいでしょう。
シナリオ達成率
ゲームクリア後も、そのままゲームを続ければ、シナリオ達成率はそのまま継続されます。100%を目指して見るのも1つの遊び方です。
裏技
用意しています。探し当てた方はこっそり裏技を使ってみてください。